
1991〜2003年式の5速エボスポ乗りやショップにとって、近年、頭の痛い問題だったのがミッション内部のデテントアームのディスコン(生産終了)だろう。カスタムパーツメーカーでもあるサンダンスがこれらに対応するスペシャルパーツを制作したので紹介しよう。
●文/写真:ウィズハーレー編集部 ●BRAND POST提供:サンダンス・エンタープライズ
純正スポーツスターのディスコンに終止符を打つ! ジュラルミン削り出し・強化デテントアーム
1991〜2003年式の5速エボスポ乗りやショップにとって、近年、頭の痛い問題だったのがミッション内部のデテントアームのディスコン(生産終了)だろう。
これを簡単に説明すると、変速時の位置決めを担う重要パーツであり、じつは純正では既に欠品とのこと。もちろん、こうしたパーツが出ないとなればいままでは中古の腰下を探すなどして流用するしかなかったワケだが、ここに紹介するようにサンダンスからクオリティを格段に引き上げた対策パーツが登場したので、もう安心だ。
ちなみにこのパーツはアルミの鋳物である純正に対し、本作は高強度な7075系ジュラルミンを贅沢に削り出して製作されており、ゆえにメカニックの作業時のミスで折れやすい軸受けの強度も万全。
当然、ノーマルとは比較にならないタフさを誇る。アームの破損やローラーの脱落は即ギヤ抜けや変速不能に繋がるだけに、この徹底した強度の確保はユーザーにとって最大の安心材料となるのは確実だ。
しかも、コイツは単なる素材変更に留まらず、先端の摺動部にマイクロベアリングを内蔵することで、ノーマルとは一線を画すスムースなシフトタッチをも実現しているのだが、こうした仕様の数々は、じつは30年以上前からレーサーの『デイトナウェポン』で採用してきた実績の蓄積。そう、純正パーツが入手不能となった今、満を持してリリースされたのが、今回のパーツなのである。
たとえばスポーツスターのミッションを開ける重整備の機会があるなら、予防安全を兼ねてコイツに交換してしまうのが賢い選択。マジで効果テキメンです。
【”T-SPEC”ビレット強化デテントアーム for 5-Speed Sportster】現在、純正でディスコン(欠品)となっている1991〜2003年スポーツスターのミッション・デテントアームを7075系ジュラルミンの削り出し強化タイプとし、リリースされたのがこのパーツ。随所に『デイトナウェポン』で培ったノウハウが息づく逸品である。 ●価格:1万3200円
スポーツスターのトランスミッションパーツリスト図中の【20】にあたるのがデテントアーム。たとえディスコン(欠品)になろうとも、このサンダンス製があれば一発解決だ。
摺動部にはマイクロタイプのベアリングを採用し、純正とは比較にならないスムースな動きを実現。ビレットによる素材そのものの強化だけではなく、こうして一段上の改良を加えるのもサンダンスの流儀である。
EVOスポーツ&ビッグツインの弱点を解消するサンダンスが誇るベストセラー・パーツ!
エボリューションモデル等の点火タイミングを司るピックアップローターは、ハーレーの走りに直結する重要部品なのだが、しかし、純正では脆弱なブリキプレスゆえ、破損が生じ、トラブルの元となる、まさに『アキレス腱』と呼ぶべき箇所。それを解消すべく、サンダンスでは『ビレットピックアップローター』を2002年より開発・リリースし、現在に至るのだが、ここではそのロングセラーパーツを改めて紹介させて頂きたい。
まず、このピックアップローターとは何ぞや、ということを簡単に説明すると「カムの回転を電気的な信号に変換し、プラグを光らせるタイミングを教える役割を果たすもの」なのだが、しかし純正品は前述のとおり、中心部が破損するトラブルが多発。まさに泣き所となっているのだが、言うまでもなくサンダンス製はこうした弱点を完全に解消。
素材は高強度な特殊鋼材から高精度に削り出されており、圧倒的な肉厚とセンター部の強固な造りが歪みやブレ、破損のリスクを完全にシャットアウトするものとなっており、EVOビッグツインやスポーツスター系のユーザーにとって「転ばぬ先の杖」としても絶対的にオススメだ。
上段の「デテントアーム」共々、こうした内部パーツへのこだわりと絶対的な信頼性はじつにサンダンスらしい。
【”T-SPEC”ビレットピックアップローター】高精度な削り出しによって圧倒的な剛性を確保したサンダンス製は当然、歪みやブレを完全にシャットアウト。確実な点火タイミングをキープする。 ●価格:8800円
点火セクションのパーツリスト内の【8】にあたるのがピックアップローター。ここをサンダンス製に換装することで、信頼性が格段に向上する。
左が削り出しのサンダンス製で、右がブリキ・プレスの純正品だが、肉厚やセンター部の作りの違いは一目瞭然。この素材と製法の違いがそのまま強度と信頼性の差となり、結果として明確に現れる。
旧来の純正プレス品は、ご覧のとおり薄いブリキ・プレス製のため、変形やブレが生じやすく、さらに過酷な熱や振動によってこのように中心部が破損してしまうこともしばしば。まさにEVO系ハーレーのアキレス腱だ。
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