ヤマルーブ最高級エンジンオイル”RS4GP”は体感できるか!?【オイルひとつでエンジン特性が激変】

YAMALUBE(ヤマルーブ)シリーズの最高峰エンジンオイル「RS4GP」。その違いは何なのか? また、一般ライダーでもその違いが分かるのか? 実際に入れて体感してみた。
●文:谷田貝洋暁 ●写真:真弓悟史 ●BRAND POST提供:ワイズギア
オイルひとつでエンジン特性が激変!!
ヤマハ純正オイル「ヤマルーブ」。4ストロークエンジン用のオイルだけでもさまざまなグレードが用意されているが、いったいナニがどう違うのだろうか? はたして一般ライダーレベルでもその違いは体感できるのだろうか? そこで今回はヤマルーブ最高峰である「RS4GP」の実走テストをしてみることにした。
【エンジンオイルは半年に1度は換えましょう】テスト車両のMT-09には、元々ヤマルーブRS4GPが入っており、走行距離は5000kmほど。交換してから2年ほど経っているとのことだが…。
まずは2年前に初期型MT-09に入れたRS4GPを新品に交換してみたのだが、ずいぶんと色が違うことにビックリ。
(左)新しいオイル (右)古いオイル:色の違いはもちろんだが、ビックリしたのは触った時の感触の違い。古いオイルはなんだかシャバシャバしており、いかにも劣化している感じだ。
走行距離は約5000kmと短めなのだが、2年も経つとオイルは黒く変色しており、濁りも強い。また指先で触ってみると古いオイルはなんだか粘性が低く劣化を実感。やはりエンジンオイルは定期的に換える必要があるのだ。
さらにふだんはヤマルーブ プレミアムシンセティックを入れている筆者のテネレ700のエンジンオイルをRS4GPに交換してみたのだが、驚くほどにエンジンのキャラクターが変わったのだ。
【エンジンキャラが激変】プレミアムシンセティックからRS4GPに換えると、スロットルに対するエンジンレスポンスが明らかに良くなった。オイルでエンジンの過渡特性が変わるのだ。
RS4GPの開発ではMotoGP由来のオイルテクノロジーをフィードバック。とくにフリクションロスの低減にこだわった開発がされているとのことだが、明らかに高回転側のエンジンレスポンスが良くなったのだ。
【高回転側の伸びが良くなった!】RS4GPを新しく入れ替えて、効果をより強く感じたのは高回転側。スロットルに対して鋭く軽やかに吹け上がるようになり、伸びもよくなったと感じる。
具体的には6000回転から上で感じていた“もたつき感”がなくなり、ダイレクト感がアップ。スロットル操作に対しより素早く吹け上がるようになった。
元々入れていたプレミアムシンセティックも100%化学合成オイルであり、決してグレードの低いオイルではないのだが、ここまでエンジンの回り方が軽やかになるとはビックリ。
【ギヤの入りがイイ!!】新しいRS4GP に換えてみると、フリクションロスが大きく減ったのだろう。シフトフィールが良くなり、ギヤの入りが良くなった。
この効果は、スポーツ走行などモアパワーを求めるような状況では、“加速の良さ”という結果としてしっかり体感できるレベル。オイル選びひとつでバイクは速くなるのだ。
【YAMALUBE RS4GP】主要諸元 ■SAE粘度規格:10W-40 ■油種:化学合成油 ■JASO:MA2●価格:1万5840円(4L)/ 4400円(1L)
※本記事はワイズギアが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。