レーシング女子岡崎静夏の『いつもバイクで!』【XL750 TRANSALP編】アドベンチャー系の現実的な最高峰!?

  • BRAND POST[PR]: HondaGO BIKE LAB

オフロード遊びにも夢中とはいえ、アドベンチャーモデルとの接点は少なめな岡崎静夏さん。XL750トランザルプのデカさに、乗る前は身構えていたようですが、いざ走ってみたら想像をはるかに超える扱いやすさに驚かされることに…。

●まとめ:田宮 徹 ●写真:楠堂亜希 ●BRAND POST提供:HondaGO BIKE LAB

手強そうなルックスだけどじつはだいぶフレンドリー

Honda XL750 TRANSALP

すでに正式に体制発表されているはずですが、2024年の今季も全日本ロードレース選手権のJ-GP3クラスにフル参戦します。所属チームは昨年までと同じ「日本郵便ホンダドリームTP」。タイヤは新たにブリヂストンを使用します。

まだ真冬のモビリティリゾートもてぎで一度テストしただけの状態ですが、BSタイヤとの相性はかなり良好。参戦する以上は“優勝”を一番の目標に掲げながら、今季も全力で挑んでいきます!

「挑む」ということでは、今月の相棒に選んだXL750トランザルプにも、乗る前は同じく挑戦する感覚でした。車格やパワーやシート高など、すべてにおいて私にはオーバースペックすぎて、正直なところかなり気を遣うんじゃないかと…。

ところが、いざツーリングに出発してみると、158cmという私の身長でも、意外なほど普通に扱えてしまいました。まず、片足のつま先だけとはいえ足が着きます。本格的なアドベンチャーパッケージですから、シートが高めになるのは当然ですし、それにより210mmの最低地上高や高いアイポイントなどのメリットも生まれるので、シートが高いことそのものにネガティブな印象はありません。とはいえ、もっと高いと本当に運転が厳しくなると思うので、トランザルプのシート高設定にはありがたさすら感じます。

また、車体はかなり大柄ですが、走行中や押し引きでは、ルックスから想像していたほどの“重量感”はありません。たとえばちょっとした砂利道に踏み込むときも、「いざとなれば降りてからUターンすれば引き返せるか…」なんて思えるから、それだけで安心感が違います。

高速道路からダートまで自在に駆け抜けたい!

Honda XL750 TRANSALP

そしてエンジンも、高速道路やワインディングや市街地、ウェット路面やフラットダートなど、さまざまなシーンを走ることを考えたときに適度なパワーと扱いやすい出力特性。これよりもトルクフルだと、私のオフロードスキルでは持て余してしまいそうですが、トランザルプならむしろ積極的にフラットダートを走りたくなります。

ライディングモード変更により、走行シーンや好みに合う特性に切り替えられる点も魅力。たとえばグラベルモードだと、トルクそのものはあるけどスロットル開け始めが穏やかになり、路面を一瞬搔いてしまうことが減るので、より安心して操縦することができます。

とはいえ、電子制御が担うのはサポートあるいは味つけの役割であり、やはり注目するべきは、素の状態での出力特性。全域で扱いやすく、だからこそ幅広いレベルのライダーが多彩な道で楽しめると思います。


※本記事はHondaGO BIKE LABが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。