インカム界のルイ・ヴィトン?! 世界最大インカムメーカー”カルド”が日本事業をさらに強化!!

  • 2024/04/15 17:08
  • BRAND POST[PR]: カルド(CARDO)

2004年に世界で始めて二輪用ブルートゥースインカムを発売し、その後も技術的トレンドを牽引してきた世界的インカムメーカー・カルドシステムズ。ハイエンドの「PACKTALK」シリーズからエントリーの「SPIRIT」シリーズまで多くの製品を展開する同社が、日本でのシェア拡大を目指し、積極的に事業を強化していくという。来日したマーケティング部門の責任者、ダン・エモディさんに話を聞いた。

●文:大屋雄一 ●写真:徳永 茂 ●BRAND POST提供:Cardo

新技術はすべてカルドから!! 二輪インカムのパイオニア

カルドシステムズ

■Dan Emodiさん カルドシステムズのチーフマーケティングオフィサーで、7年前に入社。財務関係の元ジャーナリストという肩書きを持ち、アメリカの経済雑誌「フォーブス」に寄稿していた時期も。愛車はBMWのM2やサーロンの電動バイクなど。「根っからのペトロヘッド(脳みそがガソリンで動く=モータースポーツ狂の意)で、今の仕事は自分の趣味にフィットしているんだ」と笑う。

2005年4月に高速道路でのタンデムが解禁され、これを機に日本ではインカムの需要が一気に高まった感がある。すでに有線式やアナログ無線式のインカムが国内に流通していたが、前者はコードの抜き差しによるわずらわしさがあり、後者は雑音が混じるなどの問題が生じていたのも事実だ。

時を同じくして、ブルートゥースイヤホンのメーカーであったカルドシステムズが、バイク用のコミュニケーションデバイスを発売したのは2004年のこと。同社の創業者が「イヤホンで培ったブルートゥースとノイズリダクション技術を、ヘルメット向けに転用すればいいのでは」と思い立ったのが事の発端であり、およそ1年の開発期間を経て、バイク用としては世界初となるブルートゥースインカム“スカラライダー”がリリースされた。

3月末の東京モーターサイクルショーに併せて来日した、CMO(Chief Marketing Officer=マーケティング部門の最高責任者)のダン・エモディさんは、カルドシステムズの歴史について次のように説明してくれた。

「我が社のイニシアチブは、革新的なテクノロジーを常に先駆けて採用してきたことです。FMラジオの内蔵をはじめ、音楽共有、メッシュ通信、ボイスコマンドなど、今となってはどれも珍しくない機能ですが、それらは全てカルドが市場で最初に導入しているのです。ちなみに近年のトピックとしては、スマホのアプリ経由でソフトウエアをアップデートできるいつでもアップデートや、磁石の力で簡単に本体が取り付けられるエアーマウントなどが挙げられます」

カルドシステムズ

【PACKTALK EDGE】オーディオメーカー・JBLとコラボしたサウンドシステムや「ヘイ カルド!」で操作可能なボイスコマンド、よりストレスフリーな通信や会話を実現するメッシュ通信方式など、最先端技術を満載するカルドのフラッグシップモデル。

カルドシステムズ

最上級モデルのPACKTALK EDGEに採用される「エアーマウント」は、マグネットの力で瞬間的に、かつ簡単確実にインカム本体をマウントに装着できる機構。

カルドシステムズ

2004年に世界で初めて2輪用ブルートゥースインカムを発売以来、積極的にインカム初となる機能を投入してきたカルド。革新的な技術で業界のイニシアチブを握っている。

そんなカルドは5年以上前から日本展開を行っているが、今後は国内に拠点を置くなど、より積極的に事業を展開していくこととなった。日本のライダーとマーケットについて、ダンさんはまずどんな印象を持っただろうか。

「ライダーのパッション(熱意)については、アメリカだろうとヨーロッパだろうと大きく変わるものではなく、もちろんそれには日本や東南アジアも含まれます。日本のインカム市場についてはドメスティックブランドが強いことを認知していますが、皆さんの高い要望や要求に対して真摯に対応すれば、我が社の製品も必ずや受け入れてくれると確信しています」

「実は、カルドが最初にスカラライダーを発売したときも、ライダーに受け入れられるまでにはかなりの時間を要しました。しかし、メッシュ通信を導入した2015年ごろから、一気に需要が高まったのです。ちなみに私がカルドに入社したのは7年前ですが、当時と比べると売り上げはおよそ2倍にもなっているのです」

インカム界のルイ・ヴィトン?! 販売数の半数以上はハイエンド

カルドシステムズのラインナップは、ハイエンドの“PACKTALK”シリーズ、ミドルグレードの“FREECOM”シリーズ、そしてエントリーモデルの“SPIRIT”シリーズで構成されている。最新モデルのPACKTALK EDGEの価格は6万3900円で、ブルートゥースインカムとしてはかなり高額な部類に入る。

カルドは全6種のラインナップ

【ハイエンドモデル】PACKTALKシリーズ

カルド・パックトーク エッジ

【PACKTALK EDGE(パックトーク エッジ:6万3900円)】カルドの最先端技術を満載するフラッグシップ。第二世代メッシュ通信で最大15人通話が可能など、その性能は圧倒的。他のカルド製品より1年長い3年の製品保証も特徴だ。

カルド・パックトーク ネオ

PACKTALK NEO(パックトーク ネオ:4万9800円)】PACKTALKのベーシックモデル。EDGEとの差はエアーマウントの非装備や充電しながらの使用ができない程度で、他はほぼ同等。グレーのエッジに対しブラックボディが特徴だ。

【ミドルモデル】FREECOMシリーズ

カルド・フリーコム 4X

【FREECOM 4x(フリーコム 4x:4万4800円)】通信方式にメッシュではなく、ブルートゥースを用いるFREECOMシリーズはカルドのミドルクラスモデル。4xは最大4人通話が可能で、ボイスコマンドも標準装備の人気モデルだ。

カルド・フリーコム 2X

【FREECOM 2x(フリーコム 2x:3万4800円)】その名のとおり通話人数が最大2名となる2x。4x譲りのJBLサウンドシステムを採用しており、こだわりの音質を体感できる。4xのグレーに対し、パネル部をブラックとして差別化する。

【エントリーモデル】SPIRITシリーズ

カルド・スピリットHD

【SPIRIT HD(スピリットHD:2万5900円)】エントリーモデルのSPIRITシリーズ。とはいえブルートゥース5.2の通信方式やスマホアプリによるアップデート機能は上位機種と共通。HDはFMラジオや高性能なHDスピーカーを搭載。

カルド・スピリット

【SPIRIT(スピリット:1万6900円)】カルド製品では最も安価なモデルだが、防水・防塵機能や外部騒音に応じて自動的に音量を調節する機能、他社インカムとのユニバーサル接続など基礎体力は充実している。

「確かに高いかもしれませんが、それに見合うだけの新機軸がライダーに特別な体験を与えてくれます。それはA地点からB地点へ移動するという目的が同じであっても、トヨタのヤリスとベンツのSクラスとでは幸福度が大きく異なることに通じるでしょう」

「我々は3つのコアバリュー(中核となる価値観)として、ベタープロダクト、ベターサービス、ベターアテュチュード(態度、姿勢、考え方)を掲げています。昔はこの3つを達成できる製品を100ドルでは作れなかったので、エントリーモデルをラインナップすることはできませんでした」

「しかし、今は技術革新が進んだことで、エントリーモデルとなるSPIRITシリーズを販売しています。最も安い製品で1万6900円ですが、防水防塵機能をはじめ、ブルートゥース5.2、クイックチャージ、無線接続によるアップデート、プレミアムサウンド、USB-C端子、そしてユニバーサル接続など、核となる機能は全て採用されているのです」

「付け加えると、全世界における売り上げの比率は、ハイエンドのPACKTALKが50%以上を占めており、東南アジアでは7割を超えます。特に中国では”インカム界のルイ・ヴィトン”などと呼ばれていて、メッシュ通信が可能なPACKTALKに人気が集中しています」

クレーム率は1%以下! 日本でカスタマーサポートも構築中

現在、日本ではインカムを使っているライダーは3割ほどとも言われており、休日のサービスエリアや道の駅で見かける印象よりもだいぶ少ない。果たして、日本市場にまだ伸び代はあるのだろうか。

「我々の調査では、アメリカのインカム普及率は20%、ヨーロッパで10%、北欧で30%、そして我が社のあるイスラエルで30%ですから、日本は多い方と言えるでしょう」

「すでにカルドのアプリは日本語表記になっていますし、インカムのボイスコマンドも日本語に対応するなど、ローカライズは進んでいます。それに、市場のクレーム率が1%以下というのは我々の誇りですし、カスタマーサポートの体制作りも着々と進行中です。そうした品質の高さや信頼性が広まれば、さらに日本でも普及するでしょうし、ポテンシャルのある市場だと確信しています」

「私たちのゴールは、皆さんのライディングを特別なものにすることです。ライダーが置かれる環境は、時に楽しく、時に厳しいこともあります。そのどんなシチュエーションにおいても、満足して使ってもらえることを目指しています。日本のライダーの意見も積極的に汲み上げ、よりよい製品作りに生かしていきますのでご期待ください」

カルドシステムズ

「技術や機能は重要だが、ユーザーにはそんなことを考えさせずに、シンプルにインカムを楽しんでもらいたい」と語るダンさん。PACKTALK EDGEを手にポーズ!!

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※本記事はCardoが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。