山越えを目指すトランザルプ(XL750 TRANSALP)ツーリングでまさかの事態が……?【『XL750 TRANSALP』で行く! 1泊2日の石川電撃ツーリング②】
たまたま目に留まった『Honda XL750 TRANSALP』で石川県千里浜なぎさドライブウェイに向け一泊二日の電撃長距離ツーリングに挑む! 「日常から世界一周」の実力は如何に⁉ まずは寄り道ポイントの岐阜県「白川郷」へ向かうがまさかの……?
●文:石神邦比古(HondaGO BIKE LAB 外部ライター) ●BRAND POST提供:HondaGO BIKE LAB
前回からの続きです
中央自動車道で終始快適に関東を突破!
たまたま会社で『Honda XL750 TRANSALP(以下トランザルプ)』を見かけたことから始まった一泊二日のトランザルプツーリングは、陽のあるうちに「千里浜なぎさドライブウェイ」を走りたいので、当日は早朝5時に会社を出発!
マップのシミュレーションでは岐阜県の「白川郷」を経由しても走行距離約450km、走行時間7時間強といったところなので、この時間にでれば4時半には日の入りを迎える11月下旬であっても余裕をもって到着できるハズ!
それにしても、11月にもなるともう早朝は寒い! まだ陽が昇っていないのもあるけど、この寒さの中を走っていくのか……。
しかし、寒さ程度でたじろいでいては目的地までたどり着けません。震える心と身体に鞭を打ちツーリングスタートです!
そうして東京都/霞ヶ関インターから首都高に乗ったわけですが、
あれ、案外寒くない……?
寒さ対策としてライディングジャケットに標準装備されたインナーに加え、もう一枚保温インナーを着てはいたものの、もっとガタガタ震えながら涙目になるのは間違いないと思っていたのですが……。
流石は快適性を重視した『トランザルプ』です、ウインドスクリーンの威力が絶大!
外見的に他のアドベンチャーモデルに比べてウインドスクリーンが小振りに感じていたのですが、見た目に反して防風性能はバッチリです。安全を意識しながらウインドスクリーンの防風範囲を探ってみたのですが、しっかりとヘルメットの半分くらいまでガードしてくれていました。
欲を言えば、もう少し肩の外側と手の防風が欲しいところですが、お借りしたトランザルプは「オプション装備なしのドノーマル」なので仕方ありません。逆にオプションに設定されているスクリーンディフレクターやナックルガード&エクステンション、腰回りの走行風を軽減するフェアリングディフレクターがあれば怖いものはなさそうです……!
そんな感じで局所的に冷える場所はあったものの、肝心な部分はしっかりと風から守られ、想像していたより快適にあたたかな陽の出を迎えることができました。
もうひとつ言うと、かなり精度の高いクイックシフターのおかげで高速道路では手を使った操作はスロットルを開けるくらいしかなく、それも電子制御スロットルなので長時間でも手首の疲れがほとんどありません。気がつけば4時間ほどをあっという間に走り抜け、朝9時頃には長野県松本に降り立っていました。
しかも、その間休憩はトイレ休憩1回のみ。給油もしてません。
先を急いでいた、とかではなく『単純に快適すぎて休憩が必要なかった』というのだから驚愕です……。
※本記事はHondaGO BIKE LABが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。