バイクが盗難されたことを即座にLINEするPOLARISS。不穏な動きをスマホでキャッチ!
画期的な盗難対策デバイスであるPOLARISS(ポラリス)。2023年8月、システムの更なる安定化を図った大規模アップデートを完了しました。大切な愛車を自宅ガレージだけではなく、出先での監視も可能。しかもスマートフォンでいつも使っているLINEを通じて、状態確認や緊急時に連絡をしてくれる新世代の盗難対策デバイスです。
●BRAND POST提供:POLARISS(ポラリス)
盗難台数年間2万台のうち検挙率は僅か15%という現実
第4次バイクブームが到来し、新たに免許を取得しバイクを楽しむ新人ライダーから、久しぶりにヘルメットをかぶるリターンライダーまで、バイク市場を賑やかにしています。
そんな活況に水を差すのが盗難問題です。警察庁がまとめた令和4年1~12月分の犯罪統計によれば、警察が認知したバイクの盗難件数は全国で8000台あまりで、単純計算で1日当たり約22台が盗まれていることになります。
台数もさることながら、さらにショッキングなのは18.4%という検挙率です。検挙されたからといって愛車が元の姿で返るとは限りませんが、80%以上は検挙されず行方知れずとなってしまうことが事の深刻さを物語ります。
ちなみに、ネットニュースなどでスポーツタイプの乗用車の盗難事件が報道されていますが、令和4年1~12月の自動車盗難認知件数は5700台あまりで、車体が大きいせいもあるかもしれませんが検挙率は45.6%です。
つまり、一度盗まれてしまうとバイクの方が取り戻すのが難しいと読み取れます。
複数のロックを掛けて、目立たないようにバイクカバーをかぶせるのが盗難防止にとって有効なのは言うまでもありませんが、窃盗団も強力な道具を使うようになっているため、絶対的に安心とは言い切れません。
その結果、せっかくお気に入りの愛車を所有していても、なるべく人目に触れないようガレージ内でしまい込んでいるというユーザーも少なくありません。
そうした現状に対して、IoT(=Internet of Things)を活用した盗難対策デバイスとして注目されているのが「POLARISS(ポラリス)」です。IoTとは様々な物がインターネットにつながる仕組みを指す言葉で、ポラリスは車体に搭載した端末の位置情報をスマートフォンで把握できるのが特徴です。
既存の盗難抑止システムとは外観や使い勝手が大きく異なるポラリスは、モーターサイクルショーの会場でも注目のアイテムとなっていました。
少し前の話になりますが、東京モーターサイクルショー2023のオーヴァーレーシングプロジェクツブースとMRSの一角に、ポラリスコーナーが設置されました。自動車ユーザー向けのお披露目は今年1月の東京オートサロンで行われましたが、バイクユーザー向けに発表されたのはこのショーが初。IoTを活用した盗難抑止デバイスという耳新しいフレーズに、多くの来場者が足を止めていました。
コンパクトなポラリスは車体のどこにでも取り付けできる
ポラリス端末は、GPS/みちびき/GLONASSという3種類の衛星測位システムを活用して、常に正確な位置情報を捕捉しています。そしてこの位置情報は、ユーザーがスマートフォンアプリのLINEを通じて知ることができます。
カーナビで使われているGPSによる位置情報を、スマホユーザーの多くが利用しているLINEに送るための通信回線は、NTTドコモの通信網を使います。位置情報を把握するGPSトラッカーの中には、Bluetoothを使用するものもありますが、携帯電話と同じネットワークを使用するポラリスは、電波が届く全国津々浦々で機能します。
約83×49×13.8mmのコンパクトなポラリス端末本体は、名刺ほどのコンパクトサイズ。充電タイプのバッテリーを内蔵しているので、シート下やカウルの内側、ユーティリティスペースなどちょっとした隙間にセットでき、車両間の載せ替えも簡単です。
ただし、簡単に着脱できるということは簡単に発見されるリスクにもなります。グローブボックスやトランクなど、自動車ほどの隠し場所がないバイクの場合、ポラリス自体が目立たないようにしなくてはなりません。
そこでバイク用POLARISSの総代理店であるビーズガレージでは、カモフラージュ用のダミーケースをオプションとして用意しています。
また、内蔵バッテリーは理論上4ヶ月程度に一度の充電で使えますが、バッテリー切れの心配をしたくない、またはユーザー自身でも取り外しに苦労する場所に本体をセットしたときのため、常時接続タイプの給電コードも用意されています。
このコード(写真の一番右)はバッテリーターミナルに直結するタイプなので、しばらくバイクに乗らない期間があるとバッテリーが上がるのでは? と心配になるかもしれません。しかしこのコードは電圧モニターを内蔵しており、バッテリー電圧が設定値以下になるとポラリスの充電をカットするため安心です。
バイクが移動すると即座にスマホがキャッチ! 現在位置や走行経路も地図上で捕捉できる
肝心の盗難対策機能も充実しています。ポラリスの設定や操作はすべてユーザー自身のスマホ内のLINEを通じて行います。
もっとも重要な監視機能は、バイクが現在地から一定以上移動した際にユーザーに異常を知らせます。その際の監視範囲は「ジオフェンス」と呼ばれ、任意の半径を設定できます。たとえばジオフェンスを50mに設定して監視を開始すれば、停めた場所から50m以上バイクが動くとLINEに通知が届きます。
自宅やツーリング先の駐車場で監視モードを起動すると、ユーザー自身がバイクに乗って走り出してもジオフェンス外に出ると通知が来ます。その場合、走行前にスマホで監視解除ボタンをタップすれば通知を解除できます。
バイクを乗り降りするたびに監視開始と解除を設定するのが面倒だと思うかも知れませんが、チェーンロックやU字ロックを着脱するより、動作はシンプルです。
また、バイクから離れた場所で未設定であることに気付いた時も、その場からスマホを操作すれば監視を開始できるので、バイクを置いた場所までいちいち戻る必要もありません。
GPSの位置情報を地図(GoogleMap)上に表示できるのも、インターネットと繋がった盗難抑止デバイスならではの特長のひとつです。
破壊されてバイクを持ち去られると手の打ちようがない物理的なロックに対して、移動中の愛車が今どこにあるのかが分かるのは、盗まれたバイクを早期に取り返すための重要な情報になります。
冒頭の通り、バイク盗難の検挙率は20%に満たないのが現状です。窃盗団が車両に取り付けてあるポラリスに気付いて取り外したり破壊した後の追跡は不可能ですが、それまでに東西南北どちらに向かったのかを知ることができれば、愛車発見と早期検挙に役立つのは確かです。
バイクユーザー向けのお披露目として初の機会となった東京モーターサイクルショー2023で、実際に多くのライダーにポラリスを見ていただいたことで、盗難に対する悩みがいかに深刻であるか、実践しているさまざまな対策や対応を知ることができたことは大きな収穫となりました。
ポラリスは目に見える物理的なロックではないので、盗難に伴う車体の移動そのものを防止できるわけではありません。ですから、駐車時や保管時はチェーンロックやU字ロックなどの使用を今まで通り継続しつつ、万が一の時にはポラリスで追跡するという役割分担をしながら盗難抑止効果向上に活用いただきたいです。
※本記事はPOLARISS(ポラリス)が提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。