バイク＆パーツ検索サイト”BDSバイクセンサー”本社に潜入ッ!【とある”日本最大手”が運営?!】

信頼できて安心＆安全な車両とお店のみを掲載!〈BDSバイクセンサー〉

‘23年4月のスタートから1年以上が経過し、認知度が増している「BDSバイクセンサー」。6月現在、車両の掲載数は当初から約3倍の3万9000台となり、パーツを含めると合計4万3000件に到達した。

そもそもBDSバイクセンサーが立ち上げられたのは、二輪販売店からの要望がキッカケだったという。BDSバイクセンサーの母体である「BDS」は、日本最大手の業者向けバイクオークションを運営している企業。オークションに参加するバイクショップから「販売店もユーザーも使いやすい新車中古車＆パーツ検索サイトをつくってほしい」との声が多く寄せられ、スタートした経緯がある。

BDSのオークションに参加できるのは厳しい審査をクリアした会員のみ。出品されるバイクはBDSのスタッフが検査し、細かく状態を点数化してから競りにかけられる。その数はBDSの全国3会場を含めて、毎週4000台前後と膨大。ネットを利用してオークションに参加できるシステムも構築している。

こうして落札された中古車がBDSバイクセンサーのサイトに掲載されている。同サイトに中古車を掲載できるのはBDS会員のみなので、車両の来歴も、これを扱うショップも共に安心＆安全というわけだ。

そしてBDSバイクセンサーのサイト自体も日々改修され、LINEで店舗と連絡できるシステムも導入。ユーザーの使いやすさも進化している。

【2輪オークションの最大手!】日本最大級の2輪オークションを運営するBDS。本社のある柏の杜会場のほか、関西、九州に会場があり、オークションは各会場で週に1度開催される。今回取材した柏の杜会場がもっとも大きく、とにかく敷地も設備も巨大だった！

5000台を収容! この規模感は正直スゴイ〈運送のBASもグループだぜ〉

そんなBDSの実態を探るべく、千葉県柏市にある本社兼オークション会場に足を運んでみた。まず規模に圧倒された! この柏の杜会場は国内最大規模を誇る2輪車オークション会場として’07年に竣工。敷地面積3万7500坪、東京ドーム約2.5個分という広大な土地に建設され、展示場には5000台もの車両が収容できる。

Zや2ストといった貴重なお宝バイクから原付スクーターまで、多種多彩なバイクが肉眼では見渡せないほど大量に並んでいた。さらに出品車の検査が入念。傷など各部の状態をはじめ、部品が純正か社外品かなどを細かくチェック。1日400台程度が検査され、状態を点数化。オークションするための貴重な判断材料となる。応札会場は非常にキレイで大小2つ設置。多くの会員が目当ての車両を競り落とそうと画面とにらめっこしていた。なお敷地内には、食堂のほか、仮眠室、床屋、はたまたオートバイ神社まであるから驚きだ。

また会場では2輪自動車整備士養成施設のほか、出品前と落札後に整備やメンテナンスを請け負ってくれる「BDSレストアショップ」も運営。さらに落札したバイクの配送まで受け持つというから至れり尽くせり。運搬を担当するのは、バイク輸送で有名な「BAS」で、これもBDSのグループ企業なのだ。

こうした巨大な組織がBDSバイクセンサーを運営し、オークション会員である全国の2輪販売店と太いパイプを築いているのだから心強い。BDSバイクセンサーにしか掲載していないショップやバイクが大勢あるとのことだが、それもナットクした次第だ。

【出品車検査、車両状態は音声で自動入力】全身をくまなくチェックし、エンジン／足まわり／外装などの状態を点数化。これが応札時の判断材料にもなる。音声入力で作業を効率化していたのが印象的！

【オートバイ神社もあるよ】敷地内にはライダーの安全祈願を目的とした「柏の杜オートバイ神社」がある。一般公開されており、千葉ツーリングの目的地としてもマル。お守りや絵馬も販売中だ。
●住所:千葉県柏市金山770

参加無料! BDSバイクセンサー真夏の祭典【野性爆弾 くっきー！さん参加】

’17年以来3回目のイベントを柏の杜会場で実施！その場で買える車両の展示即売会のほか、試乗会、掘り出し物が見つかるガレージセールなどを行い、多数の企業ブース出展もアリ。野性爆弾 くっきー！さんもゲストとして参加予定！バイクの日はBDSに集まれ！

●日時:2023年8月19日(土) 9時～15時
●場所:BDS柏の杜会場(千葉県柏市金山770)
※各写真は昨年の様子