SurLuster Garage Talk with Motorcycle Lovers Vol.3 Motorrad Tokyo-Bay 店長・市川 修さん

  • BRAND POST[PR]: シュアラスター

文:Nom 撮影:徳永 茂 写真協力: BMW Motorrad メトロ ●BRAND POST提供:シュアラスター

東京・お台場。数多くの商業施設とホテル、国際会議場、TV局などが立ち並ぶ東京でも有数の観光・商業エリアだ。

そのお台場の青海地区にあるのが、広大な駐車場を備えたBMW JAPANの巨大な複合施設であるBMWグループ 東京Bay。BMWとMiniの最新車両とアクセサリー類を展示・販売するのに加え、最新型のEVを含む40車種以上のBMWの試乗車も用意されるなど、クルマ好きにはたまらない場所だ。

大きなガラス窓から燦燦と光が注がれて、非常に明るいショールーム。BMWの最新ラインナップとアクセサリー類が展示・販売されている。

Motorrad Tokyo-Bay(以下東京ベイ)は、東西に長大なショールームスペースの西側の一角にあり、最新型のBMW Motorrad(以下BMW)が数多く展示され、試乗車も用意される。すぐ隣にはBMWのクルマが並んでいるという、一般的なBMWディーラーとは大きく異なる様相を示しているが、あくまでもここは車両販売や整備などのメンテナンス作業も行う「ディーラー」だ。

バイクの隣には、BMWの四輪の最新ラインナップがずらりと並んでいる。ほかのディーラーでは見られない光景で、バイクのついでに四輪も見て楽しめる。

この一味違ったお店の店長を務めるのが、BMWの世界では「名物店長」として有名な市川修さん。

「今年の8月に江東区の佐賀から移転してきて、まだ3カ月で全然落ち着かないんですよ。でも、お台場という土地柄、知名度はものすごく高いし、アクセスもいいところなのでお客さんもすごく多いですし、実際、セールス面も好調です。四輪も二輪も含め、BMWのすべてがここにはありますからね。素晴らしい場所だと思います」

現在62歳、超ベテラン店長の市川さんはもちろん固形ワックス世代。

「当時は、一家にひとつは固形ワックスがあるような時代で、バイクやクルマを磨くのは固形ワックスしかありませんでした。シュアラスターはカーショップなどで見て知ってはいましたが、国産のワックスと比べると2~3倍くらいの値段だったので、高くて買えませんでしたね」

市川さんにとっての初めてのシュアラスターが、最高峰モデルの「マスターワークス」ということになるが、40年以上にわたってバイクと深く付き合ってきたベテラン店長は、どんな評価をしてくれるだろう。

伝説の名メカニック、柳沢勝由さんとの出会い

1960年に東京の青梅市に生まれた市川さんは、当時の16歳の多くがそうであったように、誕生日が来るとすぐにバイクの免許を取り、バックボーンフレームのヤマハ・FS1で現在まで続くバイクライフをスタートした。

「当時は、自賠責保険が7~8万円しましたから、継続車検を取るよりも車検期間の長い中古車を買ったほうがトクだったんです。だから、バイクを1年くらい乗ってはまた違うバイクを買うということを繰り返していました」

東京・青梅と言えば奥多摩が近い。自然と市川さんはまだ有料道路だった頃の現「奥多摩周遊道路」に通い始めた。

「夕方の5時を過ぎると料金所の係員がいなくなるので、5時過ぎから走っていましたね」

そうやって奥多摩周遊道路を走り込んでいた市川さんは、本人も知らないうちに走りの腕も上がっていった。しかし、バイクの世界にドップリはまる日々を送ることになるまでには、紆余曲折があった。

16歳で二輪免許を取得した市川さんは、奥多摩有料道路(現周遊道路)を走り回るほか、友人とさまざまな場所にツーリングにも出かけた。写真はホンダ・CB750Kに乗っていたころの市川さん(左)

高校を卒業した市川さんは、デザインの専門学校に進学し、その後、照明器具を製造する会社に就職。デザイナーとして勤務した。

その時のエピソードは、新入社員の研修のためにその会社が経営していた照明器具販売店の店頭に立った市川さんは、天性の営業の才能を発揮して非常に優秀な販売成績を収めたそうだ。しかし、そこで営業職に転向、とはならずにデザイナーとして働き、3年後に退社する。

「とにかく海外に行ってみたくて、初めはアメリカに行こうと思ったんですが、当時は入国にはビザが必要で、所持金や現地での知り合いなどのツテも必要でした。だからアメリカはあきらめて、その辺のチェックが比較的緩いイギリスに行ったんです。イギリスではクルマを借りて、マン島まで行きました。サーキット路面なんだと、感動したのを覚えています」

1年ほどイギリスに滞在して、帰りのチケットの期限が切れる直前に帰国。今度はフリーのデザイナーとして働き始めた。当時の仕事のひとつが、べテランライダーなら記憶にあるかもしれないが、一世を風靡した「SETA(セタ)」ヘルメットのデザイン(帽体とカラー&グラフィック)だったそうだ。

その頃、市川さんのことをいろいろ気遣ってくれていた先輩がいて、その人が乗っていたBMWのR100Tを譲ってくれることになった。そして、BMWを扱うショップを紹介すると言って連れていかれたのが、当時、麻布にあった「ミント」だった。

こちらもベテランライダーならご存知の方もいるかもしれないが、80年代、2バルブのOHVエンジン+シャフトドライブというおよそ速く走るためのレーシングマシンにはふさわしいと思えない構成のBMWで鈴鹿8時間耐久レースに出場し、ハイパワーの4気筒マシンに互した戦いを見せた「ミントレーシング」の母体で、柳沢勝由さんが共同経営者兼メカニックを務めていたバイクショップである。

「その頃は、自分が外車を買える身分だとは思っていなかったし、一般庶民が乗るものではありませんでした。でもそんな縁でBMWに乗るようになり、ミントのお客さんと『激走ツーリング』に行ったり、筑波サーキットで開催されていたバトル・オブ・ザ・ツインズ(以下BOTT)を見に行ったりしているうちに、自分でもレースに出たくなりました。お客さんと行ったツーリングで、案外自分は早いんじゃないかとも思っていましたからね。ミントから独立して、東京・大森に『バイクハウスフラット』(以下フラット)を構えていた『オヤジ』(柳沢さんのこと)にレースに出たいと言ったら、無言でプラグを2本くれました。頑張れってことだったんでしょうね(笑)」

市川さんが「オヤジ」と呼ぶ柳沢さん(下写真左)がチューニングしたBMW(OHV2バルブ)でレースに参戦するようになった市川さん。筑波サーキットでのバトル・オブ・ツインズは毎年出場し(写真上)、ツインリンクもてぎで開催されていた「もてぎ7時間耐久ロードレース」(写真下)にも出場した。バイクはシャフトドライブのR100GSで、予想外の速さを発揮して周囲を驚かせた。

BMWディーラーになったバイクハウスフラットで店長に

80年代後半から90年代初頭はバブル景気で、バイクもレースも大ブーム。草レースのBOTTも大盛り上がりで、筑波サーキットはいつも参戦ライダーで満パイだった。初レースで見事完走した市川さんもそんな参戦ライダーのひとりで、毎年、BOTTに参戦するようになり、土日祝日はフラットでバイクの運搬の手伝いなどをするようになっていた。

柳沢さんの名メカニックとしての名声は次第に広く知られるようになり、BMWの整備とチューニングを行うフラットも、多くのお客さんが訪れるようになり、1993年に当時のBMWの営業マンから正規ディーラーにならないかと声がかかった。

ただ、それまでは整備とチューニングしかしていなかったので、車両を販売するディーラーに必要な営業マンがフラットにはいなかった。前述のBMWの営業マンから、「営業はどうするの?」と聞かれた柳沢さんは近くにこんな奴がいるからソイツにやらそうと、市川さんを指名。かくして、1996年にフラット杉並店がオープンして、市川さんは店長兼営業としてBMWビジネスにかかわることになったのだ。

マスターワークスを使って固形ワックスのイメージが変わりました

東京ベイのショールームの中でも、その巨大なフラットツインエンジンのシリンダーヘッドが圧巻の存在感を見せているR18をマスターワークスで磨いていただいた。

「こんなに薄くワックスをスポンジにとって、うっすらと伸ばせばいいんですね。固形ワックスをよく使っていたときは、スポンジにワックスをタップリつけてゴシゴシ擦って、ワックスで車体が真っ白になるくらいにしていました。これならすごく簡単で、楽ちんですね」

「こんなに薄く伸ばして使うんですか? 昔、よく固形ワックスを使っていたときは、車体が真っ白になるくらい塗り込んでいましたよ。これでキレイになるならとても楽ですね」と市川さん

OHV時代のBMWをモチーフにしたR18の黒いティアドロップタンクにマスターワークスを薄く塗り伸ばし、それから拭き取りクロスで丁寧に磨いていく。黒いタンクがより深みを増した漆黒に変わっていくのが分かる。最後に鏡面仕上げクロスで磨きあげると、R18のタンクは周りのモノがすべて映り込むほど、まさに鏡のように仕上がった。

R18の真っ黒なティアドロップタンクを、ワックス拭き取りクロスでワックスをキレイに拭きとったのち(写真上)に、鏡面仕上げクロスで丁寧に磨き上げていくと(写真中)、タンクはまさに鏡のように仕上がった。

「BMWは、冬に凍結防止剤を撒くヨーロッパで生まれたので、ドブ付け塗装が主体で、このR18は例外でピカピカしたメッキ部分などが少ないんです。だから、なんとなくキレイにはしておくだけで、ピカピカに磨き上げることは少なかったんですが、これだけ美しく仕上がるなら、これからは積極的に固形ワックスを使うようにしようかな」

大きなガラス窓から入った光できらきらと輝いているショールームのバイクは、今後はマスターワークスで磨き上げられて、さらに輝きを増すことだろう。

BMWはもう「最後のバイク」じゃないので、お気軽にご来店を

フラット杉並の店長になった市川さんは、東京、神奈川、埼玉、千葉のBMW ディーラーのグループである「BMW Motorrad メトロ」の委員長として、ツーリング企画や認定中古車販売会、サーキット走行会など数々のイベントを仕掛けていった。とくに年に2回、春と秋に千葉県の袖ケ浦フォレストレースウェイで開催される走行会の「サーキット・エクスペリエンス」は毎回大好評で、多くのBMW ユーザーが参加している。

BMW Motorrad メトロの委員長として、数々のイベントを仕掛けた市川さん。写真上は、千葉県の袖ケ浦フォレストレースウェイで春と秋の年2回開催される「サーキットエクスペリエンス」、写真下は志賀高原のスキー場で開催される「G/S DAYS」。いずれも数多くのBMWユーザーが集まるイベントだ。委員長を後進に譲ったいまも、市川さんはサーキットエクスペリエンスで先導ライダーを務めている。

フットワークの良さと持ち前の如才なさで、30年近くBMWビジネスに携わってきた市川さんだが、「オヤジ」と読んで親しみ、長年一緒に働いてきた柳沢さんが2013年に死去したことでフラット杉並は閉店することになった。しかし、BMWディーラーを数店経営する「テクノコシダ」がスタッフや顧客をそのまま引き継ぐ形で「モトラッド杉並」をオープン。市川さんはそのまま店長として携わることとなり、その後、東京ベイの店長となって現在に至っている。

「私は、バイクは絶対に必要なものではないと思っています。でも、バイクに魅かれ、ディーラーに来てバイクを見て、これがいいと思う方がいらっしゃる。それはその方の感覚ですから、まずは試乗してみませんかとか、こちらはどうですかとは言いません。お客様が欲しいとおっしゃったら、絶対それがいいですとオススメしています。バイクは感覚のものだと思うんですよ」

まだまだBMWはちょっと敷居が高いバイクで、高級なBMWの四輪がズラリと並ぶショールームは初めての人には入るのに少し勇気がいるかもしれないと市川さんは感じている。

「でも、以前のようにBMWは『最後のバイク』じゃなくて、初心者の方からベテランの方までキャリアに合ったモデルをオススメできる幅広いラインナップが揃っています。ですから、お台場に遊びに来たついでに、お気軽にご来店いただければと思います」

東京ベイを訪ね、明るく美しいショールームの中で市川さんに接客されているうちに、知らない間に購入契約をしていたなんてことが起こっても、当方は一切責任を負いかねますので悪しからず。

記事で紹介したアイテム

取材協力:Motorrad Tokyo-Bay

東京都江東区青海2-2-15
電話:03-5962-4120
営業時間:月~金 11:00~19:00
     土、日 10:00~19:00
定休日:火曜日(祝日除く)
https://www.bmw-motorrad.jp/motorrad-tokyo-bay/ja/home.html


※本記事はシュアラスターが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。