2025年で50周年!

中古相場もわかる! ホンダ「ゴールドウイング」歴代モデル図鑑【2022年モデル:上質さと重厚感】

上質さと重厚感:ホンダ「ゴールドウイング」歴代モデル図鑑【2022年モデル】

国内最大の水平対向エンジンを搭載し、グランドツアラーという一大ジャンルを切り開いたホンダ「ゴールドウイング」。1975年に初代となるGL1000が登場してから50周年を迎える今、その変遷を振り返りたい。2022年モデルでは、フラッグシップモデルにふさわしい上質感と重厚感に溢れるニューカラーが登場した。


●文:ヤングマシン編集部 ●外部リンク:ホンダ『Gold Wing 50周年記念サイト』

各部に配された黒が車体を引き締める

1833cc水平対向6気筒エンジンを搭載するホンダのフラッグシップモデル、ゴールドウイング。2022年モデルは、2022年4月21日に発売した。

ここでゴールドウイングの主な変化を振り返っておこう。伝統の水平対向エンジンはモデルチェンジのたびに進化を続けて4気筒から6気筒となり、2018年のフルモデルチェンジでは4バルブ化するとともに新世代ユニカムバルブトレインの採用によって軽量化。前進7速、後退1速のDCT(デュアルクラッチトランスミッション)と合わせても、前モデルより約3.8kgも軽量化されていた。

このエンジンはアルミツインチューブフレームに搭載され、フロントサスペンションにダブルウィッシュボーン式を採用。これによりサスペンションストロークの軌跡を真上方向とすることで前輪とのクリアランスを確保。エンジンを前方に配置することが可能となり、360kg以上の車重ながらも軽快なハンドリングを実現した。

2022年モデルでは、エンジンやシャシーといった主要諸元に変更はなかったが、カラーリングを変更。ゴールドウイングツアーでは従来の『パールグレアホワイト』と『キャンディーアーダントレッド』に加えて、新色となる『ガンメタルブラックメタリック』を追加した。

フェアリングだけでなく、フレームや足まわり、マフラー、エンジンのヘッドカバーなどの細部に至るまでブラックで統一することで、上質さと重厚さを演出。フラッグシップモデルにふさわしいカラーリングとなっていた。

無印のゴールドウイングでは、『マットジーンズブルーメタリック』の1色設定。ブルーをベースカラーとしてエンジンカバーにアクセントカラーとなるレッドが配置されていた。

HONDA GOLDWING/TOUR[2022model]主要諸元

主要諸元■全長2615[2475] 全幅905 全高1430 軸距1695 シート高745(各mm) 車重389[366]kg(装備) ■水冷4ストローク水平対向6気筒SOHC4バルブ 1833cc 126ps/5500rpm 17.3kg-m/4500rpm 変速機7段DCT 燃料タンク容量21L■タイヤサイズF=130/70R18 R=200/55R16 ●価格:346万5000円[294万8000円] ●色:赤、黒、白[青] ●発売日:2022年4月21日 ※[ ]内は無印

【HONDA GOLDWING Tour[2022 model]】ガンメタルブラックメタリック

【HONDA GOLDWING Tour[2022 model]】キャンディーアーダントレッド

【HONDA GOLDWING Tour[2022 model]】パールグレアホワイト

【HONDA GOLDWING[2022 model]】マットジーンズブルーメタリック

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