2025年で50周年!

中古相場もわかる! ホンダ「ゴールドウイング」歴代モデル図鑑【2021年モデル:快適性向上で貫禄アップ】

快適性向上で貫禄アップ:ホンダ「ゴールドウイング」歴代モデル図鑑【2021年モデル】

国内最大の水平対向エンジンを搭載し、グランドツアラーという一大ジャンルを切り開いたホンダ「ゴールドウイング」。1975年に初代となるGL1000が登場してから50周年を迎える今、その変遷を振り返りたい。2021年モデルでは、ラインナップがDCTのみとなり、使い勝手や快適性の向上に関わる部分がアップデート。また、カラーバリエーションも変更された。


●文:ヤングマシン編集部 ●外部リンク:ホンダ『Gold Wing 50周年記念サイト』

長距離ツーリングがさらに楽しくなる進化

発売は、2021年2月25日。2021年モデルでは、大型二輪AT限定免許でも乗れるDCTのみのラインナップとなった。シリーズ共通で55Wスピーカーを採用。イコライザーの設定変更による音質の追求と、音量の車速感応式自動調整レベルを最適化することで、走行中でも臨場感のあるサウンドを実現した。

そのほか、従来モデルではソフトウェアのアップデートにより使用可能だったアンドロイドオート(Android Auto)を標準採用とし、利便性を向上したことも共通したアップデートだ。

さらにサイドトランク&リヤトランク装備のゴールドウイング ツアーでは、リヤトランクの容量を従来の50Lから61Lに拡大。従来もフルフェイスヘルメット2個を収納できていたが、さらに余裕の使い勝手を実現していた。

また、パッセンジャーシートの背もたれ部分を、リヤトランクの形状変更に伴い17度から24.5度に寝かせるとともに30mm高くすることで、パッセンジャーの快適性を向上。さらに、従来アクセサリー扱いだったLEDフォグライトが標準装備となった。

従来の50Lから61Lに容量アップしたリヤトランクにはヘルメット2個を余裕で収納できる。

ライダーは身長172cm/体重75kg。

HONDA GOLDWING/TOUR[2021model]主要諸元

主要諸元■全長2615[2475] 全幅905 全高1430 軸距1695 シート高745(各mm) 車重389[366]kg(装備) ■水冷4ストローク水平対向6気筒SOHC4バルブ 1833cc 126ps/5500rpm 17.3kg-m/4500rpm 変速機7段DCT 燃料タンク容量21L■タイヤサイズF=130/70R18 R=200/55R16 ●価格:346万5000円[294万8000円] ●色:赤(ツートン)、黒(ツートン)、白[黒] ●発売日:2021年2月25日 ※[ ]内は無印

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