
BMW R1200GSで世界30ヶ国を旅したロードムービー、『タンデム・ロード』について、2025年初夏より全国公開されることが決まった。カップルのふたりが旅をしながら自ら撮影。その映像からは、現地の人々のやさしさと壮大な地球の絶景が伝わってくる。
●文:ヤングマシン編集部
壮大な旅を追うドキュメンタリー映画:初夏より全国公開
ドキュメンタリー映画『タンデム・ロード』が、2025年初夏よりイオンシネマ系列で全国公開される。
本作は、映画作りで活躍してきた滑川将人とパートナーの⻑谷川亜由美が、アドベンチャーバイク1台で世界一周を目指した様子を自ら撮影。
427日間、走行距離60000kmにおよぶ壮大な旅の一部始終を、ドキュメンタリーとして完成させた。
福島から出発し、ロシア〜ヨーロッパ〜北南米と30ヶ国もの見知らぬ土地を進んでいくふたり。
入国トラブルやバイクの故障。大喧嘩に各国の社会情勢、そして資金難…世界に飛び出した、先の見えないふたりは無事に世界一周を達成することができるのか。
大量の荷物を積むBMW R1200GS。本作を通して同モデルのタフさを改めて感じることができる。
監督が語る「少女の物語を描く意味」
「僕たちの映像は、人見知りで、人と関わるのが苦手な普通の女の子が、いきなり世界にバイクで連れ出されて、人と世界と出会って成⻑しようともがく物語です。
目の前にある道は世界と繋がっているという、ささいなみなさんの物語です。
今の世界だからこそ、たくさんの故郷で暖かく迎え入れてもらった少女の物語を描く意味があるのではないか。
このドキュメンタリー映画を作る意味を強く感じました。」
地元の子供たちと触れ合う様子。
『タンデム・ロード』の詳細
気になった方は今夏、映画館に足を運んでみてはいかがだろうか。
- 監督・撮影・編集:滑川将人
- 出演・撮影・アニメーション:長谷川亜由美
- プロデューサー:高野輝次/横川謙司
- 音楽・整音:DJ TARO(V.A.S.P)
- 配給・宣伝:ニコニコフィルム
- 協力:株式会社PUNK.
- グッズ協賛:有限会社 タカハマライフアート
- 協賛:BMW Motorrad
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(BMWモトラッド)
BMWライフをスタイリッシュにサポート 安全性と品質を兼ね備えたBMW Motorradギア&ガーメント。2025秋のギア&ガーメントも新作アイテムが目白押し。その中でBMWライフをスタイリッシュにサ[…]
クリーンな次世代モビリティBMW CE 04とCE 02を各1名様にプレゼント 白馬の雄大な自然を舞台に、『BMW MOTORRAD DAYS JAPAN』はついに20回目の開催を迎えることとなった。[…]
20回目の節目となる「BMW MOTORRAD DAYS JAPAN 2025」 同イベントは2025年で記念すべき20回目の開催となる。2024年の開催では、2日間で延べ約6500人の参加があり、過[…]
2025年上半期の国内登録台数は3099台で販売新記録! 発表会の冒頭、BMW株式会社モトラッド・ジェネラルマネージャーの大隈 武氏が壇上に立ち、2025年上半期のビジネス概要/取り組みを発表した。 […]
姫川沿いダートからの北アルプス(飛騨山脈):大出(おいで)の吊橋で知られる大出公園へと姫川本流沿いのダートが続いている。田畑の遥か向こうには北アルプスの山並みが横たわっていた。 どこを見ても絶景の白馬[…]
最新の関連記事(ニュース&トピックス)
新基準原付、その正体とは? まずは「新基準原付」がどんな乗り物なのか、正しく理解することからはじめよう。これは2025年4月1日から、第一種原動機付自転車(原付一種)に新たに追加される車両区分だ。 導[…]
高級感漂うゴールドカーキのデザイン 「IQOS ILUMA PRIME ゴールドカーキ」は、その名の通り落ち着いたゴールドトーンとカーキを組み合わせた洗練デザインが特徴です。手に取った瞬間に感じられる[…]
HEATBOOSTで短時間加熱! 高い満足感を実現 glo HYPER proは、新搭載のHEATBOOST(TM)テクノロジーにより、従来より短い加熱時間でしっかりとした吸いごたえを狙ったモデルです[…]
クリーンな次世代モビリティBMW CE 04とCE 02を各1名様にプレゼント 白馬の雄大な自然を舞台に、『BMW MOTORRAD DAYS JAPAN』はついに20回目の開催を迎えることとなった。[…]
旅として楽しむ、ほっこりラリーイベント 「MOTHER LAKE RALLY」は、2023年に初めて開催され、今年で3年目を迎えるイベントだ。単なる速さや距離を競うラリーとは一線を画し、そのコンセプト[…]
人気記事ランキング(全体)
“グローバルカラー”をうたうマットパールホワイト インディアヤマハモーター(IYM)は、水冷単気筒エンジンを搭載するフルカウルスポーツ「R15 V4(V4=第4世代の意 ※日本名YZF-R15)」の新[…]
9/10発売:スズキ アドレス125 まずはスズキから、原付二種スクーターの定番「アドレス125」がフルモデルチェンジして登場だ。フレームを新設計して剛性を高めつつ軽量化を実現し、エンジンもカムシャフ[…]
20年ものロングランは、ライバルに気をとられない孤高を貫く開発があったからこそ! カワサキは1972年、DOHCで900ccと先行する初の量産4気筒のCB750フォアを上回るハイクオリティなZ1を投入[…]
9月上旬~中旬発売:アライ「RAPIDE-NEO HAVE A BIKE DAY」 旧車やネオクラシックバイクにマッチするアライのラパイドネオに、新たなグラフィックモデルが登場した。グラフィックデザイ[…]
イタリア魂が込められたフルサイズ125ccネイキッド 2018年デビュー以来、その美しいスタイリングと俊敏なハンドリングで世界を魅了してきたキャバレロは、今回の2025年モデルで「クオーレ・イタリアー[…]
最新の投稿記事(全体)
50レプリカのフルサイズからミニバイクレースを経てデフォルメフルサイズへ! VR46カラーのTZR50……実はヨーロッパで1997年から2012年まで生産されていたイタリアのミナレリ製エンジンで、現地[…]
LCDメーターがTFTにグレードアップ、外観も一新! リーニングマルチホイール=LMW採用の原付二種/軽二輪スクーターとして独自の地位を築いているヤマハの「トリシティ125」「トリシティ155」がマイ[…]
新基準原付、その正体とは? まずは「新基準原付」がどんな乗り物なのか、正しく理解することからはじめよう。これは2025年4月1日から、第一種原動機付自転車(原付一種)に新たに追加される車両区分だ。 導[…]
欲をかきすぎると自滅する 快進撃を続けている、ドゥカティ・レノボチームのマルク・マルケス。最強のライダーに最強のマシンを与えてしまったのですから、誰もが「こうなるだろうな……」と予想した通りのシーズン[…]
ギボシ端子取り付けのポイントをおさらい バイクいじりのレベルやセンスは、その人が手がけた作業の跡を見れば一目瞭然。電気工作なら配線同士をつなぎ合わせる際、芯線をねじってビニールテープでグルグル巻きにし[…]
- 1
- 2