
キャンプツーリングをはじめ、ライダーも無縁ではないアウトドアに関する決まりごと。日常から開放されれば何でも自由にできるかというとそうではなく、「自然や生き物を守るため」「事故を起こさないため」定められたルールは数多く存在する。こうした決まりを正しく理解するための解説書「アウトドア六法 正しく自然を楽しみ、守るための法律」が発売された。監修はベリーベスト法律事務所ほか。
●文:ヤングマシン編集部
フィールド別に章分けし、場所ごとに関わってくるさまざまな法律を解説
国の法令/自治体による条例など、入り組んだ規制を少しでもわかりやすくするため、当書ではフィールド別に山/川 湖沼/海/都市近郊 公園の4章に分け、それぞれの場所に関係する法令の解説。加えて、どうしても発生してしまう”事故”に関する法令を別の章として設置している。
登山/釣り/キャンプ/焚き火などアクティビティ別にも法令を解説
各章の中でも、さらにそれぞれのアクティビティごとに関係してくる法律をまとめています。例えば山をテーマにする第2章では、登山 ハイキング トレイルラン/クライミング ボルダリング/キャンプ 焚き火/バックカントリースキー スノーボード/オフロード自動車 オフロードバイク MTB スノーモービル/その他の山のアクティビティに分けて解説を行なっている。
アクティビティ中に「これって違法なの?」と疑問に思うようなものはQ&Aで分かりやすく解説!
「テン場以外でテントを張るのって違法なの?」「河口の橋の上で釣りをしていたらパトカーがやってきた。どうして?」など、アクティビティ中にふと思い浮かぶような疑問は、Q&A形式で詳細まで分かりやすく解説している。
【目次】
正しい情報の探し方
第1章
アウトドアアクティビティにかかわる法律や条例
知っておくべき法律や条例
第2章
山で行うアクティビティにかかわる法律や条例
山で行うアクティビティにかかわる法律概論
登山・ハイキング・トレイルラン
クライミング・ボルダリング
キャンプ・焚き火
バックカントリースキー・スノーボード
オフロード自動車・オフロードバイク・MTB・スノーモービルなど
その他の山のアクティビティ
第3章
川や湖沼で行うアクティビティにかかわる法律や条例
川や湖沼で行うアクティビティにかかわる法律や条例概論
釣り
カヌー・SUP・ボートなど
キャンプ・焚き火
川や湖でのその他のアクティビティ
第4章
海で行うアクティビティにかかわる法律や条例
海で行うアクティビティにかかわる法律概論
釣り
磯遊び・潮干狩り
スクーバダイビング・シュノーケリング
サーフィン・シーカヤック・SUP・ボートなど
水上オートバイ・モーターボートなど
キャンプ・焚き火・バーベキュー
その他の海のアクティビティ
第5章
都市近郊・公園で行うアクティビティにかかわる法律
都市近郊・公園で行うアクティビティにかかわる法律概論
キャンプ・焚き火・バーベキュー
山菜採り・キノコ採り
第6章
アクティビティ中の事故にかかわる法律
アクティビティ中の事故に関する法律の総合解説
アクティビティ中の事故に関するQ&A
【コラム】
・自分の命の危険を回避するために仲間を見殺しにしたら罪に問われるの?
・法律に違反している人を見つけたらどうすればいいの?
・無料法律相談を利用してみよう!
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ヤングマシン)
EVは脱炭素社会実現と移動課題の改善に寄与するか 「バイクラブフォーラムin南国みやざき」で実施されたパネルディスカッション、「電動二輪車利活用による社会課題(脆弱な二次交通)解決」において、次のトー[…]
150万円切りはほぼ確実と思われるが…… ヤマハは台湾で、欧州および北米などで発表済みのスーパースポーツモデル「YZF-R9」の導入価格を発表。日本国内にも2025年春以降の導入が案内されており、正式[…]
100万都市・千葉市のバイク駐車場問題 上総台地の平坦地に位置する千葉市は、人口98万人強の大きな自治体で、現在も増加中であることから「最後の100万都市」とも呼ばれている。 高度経済成長期には大規模[…]
直4&丸目。王道のジャパニーズネイキッドスタイル 直列4気筒エンジンの存在感を際立たせつつ、丸1眼ヘッドライトとオーソドックスな外装。CB1000Fコンセプトのスタイルは、往年のエフらしさを漂わせつつ[…]
2019年モデル概要:WのDNAを今に伝えるモデルが再始動 1966年当時、カワサキブランド初の大排気量4ストロークマシンとして登場したW1が背負った最速という使命は、今なお続くニンジャやZシリーズが[…]
人気記事ランキング(全体)
カワサキ500SSマッハⅢに並ぶほどの動力性能 「ナナハンキラー」なる言葉を耳にしたことがありますか? 若い世代では「なんだそれ?」となるかもしれません。 1980年登場のヤマハRZ250/RZ350[…]
マーヴェリック号の燃料タンク右側ステッカー エンタープライズに配属された部隊 赤いツチブタは、「アードバークス」の異名を誇る米海軍「第114戦闘飛行隊(VF-114)」のパッチ。1980年代には第1作[…]
インパクト大なシリーズ初カラー 現代的ストリートファイターのMT-09をベースに、アルミタンクカバーなど金属の質感を活かした専用外装などでネオレトロに仕上げられた1台であるXSR900。3種のパワーモ[…]
公道モデルにも持ち込まれた「ホンダとヤマハの争い」 1980年代中頃、ホンダNS250Rはヒットしたが、ヤマハTZRの人気は爆発的で、SPレースがTZRのワンメイク状態になるほどだった。 しかしホンダ[…]
※この記事は別冊モーターサイクリスト2010年11月号の特集「YAMAHA RZ250伝説」の一部を再構成したものです。 ヤマハ RZ250のエンジン「2ストロークスポーツの純粋なピーキー特性」 ヤマ[…]
最新の投稿記事(全体)
EVは脱炭素社会実現と移動課題の改善に寄与するか 「バイクラブフォーラムin南国みやざき」で実施されたパネルディスカッション、「電動二輪車利活用による社会課題(脆弱な二次交通)解決」において、次のトー[…]
150万円切りはほぼ確実と思われるが…… ヤマハは台湾で、欧州および北米などで発表済みのスーパースポーツモデル「YZF-R9」の導入価格を発表。日本国内にも2025年春以降の導入が案内されており、正式[…]
100万都市・千葉市のバイク駐車場問題 上総台地の平坦地に位置する千葉市は、人口98万人強の大きな自治体で、現在も増加中であることから「最後の100万都市」とも呼ばれている。 高度経済成長期には大規模[…]
日本映画史の記憶に残り続ける『トラック野郎』シリーズ第1作 『トラック野郎 御意見無用』は、1975年に公開された鈴木則文監督による日本映画。東映製作/配給の『トラック野郎』シリーズの記念すべき第1作[…]
直4&丸目。王道のジャパニーズネイキッドスタイル 直列4気筒エンジンの存在感を際立たせつつ、丸1眼ヘッドライトとオーソドックスな外装。CB1000Fコンセプトのスタイルは、往年のエフらしさを漂わせつつ[…]
- 1
- 2