現行バイクを旧車風にカスタムできる外装キットが近頃増えている。再現度は抜群に高く、リアル旧車より断然リーズナブルなのもうれしい。国内はもちろん、国産旧車のスタイルは欧米でも支持がアツいらしく、海外ビルダーもレトロフィットな外装キットを開発中。ネイキッドのほか、レプリカやオフなどジャンルも発想も自由であり、国内導入も期待したいところだ。
●文:ヤングマシン編集部(沼尾宏明) ●写真:高島秀吉 長谷川徹 山内潤也
スペインの日本車オタク渾身の一投:JAPAN LEGENDS ZXR900 FAIRINGS KIT
なんと現行ネイキッドのZ900が、レーサーレプリカのZXRに新生。’80~’90年代の日本製レプリカをリスペクトするスペインビルダーによるキットで、燃料タンクやテールなどは純正を流用。そのためペイント済みで2500ユーロ~(約35万円~)と比較的安価にカスタムできる。キットは完売の模様だが、再販を期待!
ヤードビルドで誕生したXSR700ベースのオフ系コンセプト車×2台
欧州ヤマハとビルダーによる共作「ヤードビルト」プロジェクトから数々の傑作カスタムが生まれている。中でもXSR700をベースに、オフテイストで仕立てた2台は注目だ。「ビオランテ」は、’76年に登場した名車XT500がモチーフ。「TT700」は角眼や小型タンクで’70~’80年代のビンテージオフをイメージしている。次はオフ系がトレンド?
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