「オープンフェイス」とも呼ばれ、広々とした視界と開放的な被り心地が持ち味のジェットヘルメット。重量や通気性も有利で、脱ぎ着もイージーだ。風の影響はフルフェイスより受けるものの、高速クルージングが得意なモデルも多い。■Arai VZ-RAM|VZ-RAM PLUS|VZ-RAM SRC|CT-Z|MZ-F|SZ-G|CLASSIC AIR
VZ-RAM:隙なく進化した頂点モデル
滑ってかわす安全性能を高めるVAS-Zシールドシステムをジェットで初採用。ミリ単位で調整した低重心帽体による軽快な被り心地も自慢だ。RX-7Xと同様のディフューザーtype12に加え、大型スタビライザーによる空力&換気性能も魅力的。
VZ-RAM PLUS:プロシェードが標準でお買い得
STDでは別売扱いのプロシェードシステムを標準装備したバージョン。フルオープンと中間状態で固定でき、日除けとしても使える。STDにプロシェードを後付けするよりお得だ。
VZ-RAM SRC:より軽さを体感できるカーボン版
RX-7X SRCと同様、アライ独自のカーボンコンポジット製法をより進化させたSRC帽体を採用。ナノレベルの技術で、外側はより高剛性に、緩衝ライナーは柔軟な構造とした。
CT-Z:クロスオーバーに似合う旅バイザー
陽射しを遮る大型バイザーが特徴。バイザーは中央から走行風が抜ける上に、2軸シールドで取り付け位置を下げ、風圧を抑えた。大型チークガードと厚みのある緩衝ライナーで保護性能が高く、冷/乾内装も快適だ。
MZ-F:ベーシックながら安心感高し
長いチークガードと専用シールドでフルフェイス並みの安心感を持つ。保護性能に優れたPBcLc帽体に、スポイラー機能のあるダクトを融合した。内装は頬パッドが着脱できる。
SZ-G:エントリー版にして性能抜群
スタンダード仕様の位置付けだが、帽体は上位機種と同じPB-cLc構造。左右連動で開閉できるリヤダクトはスポイラー効果も兼備する。内装は固定式で、頬パッドの着脱が可能。
CLASSIC AIR:ビンテージ系にも高性能タイプ!
アライから新作ビンテージが’20年6月にデビューした。従来のクラシック系と同様のフォルムながら、ラパイドネオと同様のインナーベンチレーションを配置。さらに着脱式内装を採用し、高い快適性を実現。
●まとめ:沼尾宏明 ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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