電気100%走行で浜名湖を1周ツーリングした

市販電動バイクで、110kmマスツーリングしてみた![by 近藤スパ太郎]ZERO、BMWが集結!【前編】

  • 2019/8/7

電動バイクで100km以上を走るマスツーが開催された。もしかして、こんなツーリングは“国内初”じゃない? 6台が走ってもとても静かで新感覚な、異次元ツーでした! 案内人は近藤スパ太郎がお届けします。

国内初開催(?)の電動バイクツーなのです!

「ゼロの試乗車を用意するので乗れますよ」とお誘いを受け、以前から試乗したいという希望を持っていた僕は二つ返事で浜松へ向かった………。「ゼロ」とは、シリコンバレーにある電動バイクのメーカーで、正しくは「ゼロモーターサイクルズ」と言う。

電話を頂いた岸本さんは、自社製のオリジナルの電動レーサーマシンで、マン島TTやアメリカのパイクスピーク・ヒルクライムレースの電動バイククラスに参戦している、チームMIRAIの監督。2015年のパイクスでは、1000ccのスポーツバイク、ホンダCBR1000RRの114Nmを凌ぐ、最大トルク157Nmというスペックを持つ市販車電動バイク「ゼロ」のモーターをチューンナップして「韋駄天ZERO」に積み優勝を果たしている。数年前からゼロの受注販売を行っていて、オーナーも増えてきたので、オーナーツーリングを開催するコトになったのです。

トルクがあって加速力もあり、音が無い不思議な感覚の電動バイクに、魅了されてしまいましたー!

シュゥイイィィーーーン! と、高周波のギヤ鳴りを響かせ(といっても静か)ながら、みんなで走り抜ける!

電動バイクはこの3つで動く!

電動バイクはエンジン車に比べてパーツ点数が少なく、トルクフルな走りが特徴。ほら、プラモデルのスイッチをONにすると、いきなりMAXパワーで走り出すでしょ? バイクの場合はそれじゃぁ危ない。コントローラーで制御している。コントローラーのセッティングは乗り味を決める重要な要素なのだ!

浜名湖を1周ツーリング!

天竜川の東に位置するCFRPコンポジット製作会社のZeeZOONを出発! 浜名湖を左に見ながら走る湖畔沿いのルートは、景色も良く、ちょっとしたワインディングもあった。

僕が乗ったバイク①「ZERO SR」最大トルク157Nmのネイキッドスポーツ!

【ZERO SR】主要諸元 [ ]はパワータンク仕様 ●バッテリー容量:14.4kWh[18.0kWh]●最大トルク:157Nm(116ft-lb)●最大出力:70hp(52kW)@3,500rpm ●最高速度:164km/h ●車両重量:188kg[208kg]●航続距離:145km[180km](113km/h 時)~288km[359km](City) ●充電時間:約9.8時間(100V充電時)●価格:250万~(時価/変動有り)

フレームの下に配置される黒い大きなBOXが14.4kWhを誇る大容量バッテリー。乗り味を決めるコントローラーはシート裏に搭載され、放熱フィンがアート的な演出をしている。

ガソリンタンクに相当する部分にはファスナーで開閉する収納スペースがある。500ccのペットボトルが3本は余裕で入るので、ツーリング時にとても重宝した。

僕が乗ったバイク②「ZERO FXS」軽くて速い! ステルススーパーモタード!

【ZERO FXS】 主要諸元 ●バッテリー容量:7.2kWh●最大トルク:106Nm(78ft-lb)●最大出力:46hp(34kW)@4,300rpm●最高速度:137km/h ●車両重量:133kg ●航続距離:64km(113km/h 時)~161km(City) ●充電時間:約9.7時間(100V 充電時) ●価格:160万~(時価/変動有り)

車格も走行感覚も、250ccのモタードに近い。初めての電動バイクでも違和感なく楽しい!

重いコントローラは一番下に配置して低重心化。ここなら走行風も当たるしね!

実はコレ、CFRPコンポジット会社ZeeZOONのオリジナル外装。ノーマルは樹脂製だ。

奥にある金色の物が、ZEROが誇るオリジナルの空冷モーター。サスペンションは前後共に日本のショーワが専用設計している。ブレーキシステムはスペインのJ.JUANを採用。

SR、FXS 共にベルト駆動の為、レスポンスが良くとても静かだ。走行モードは「エコ」「スポーツ」の他にオリジナル設定もできる。デジタルメーターには、バッテリ残量はモチロンのこと、消費電力、モーター回転数、モーター温度も表示される。

ツーリングの仕掛け人と、試乗や車両販売を行う方々

[左]モトサービスエッジ 専務取締役 青島一夫さん:浜松でZEROの販売を行うモトサービスエッジ。「試乗車もあるので、興味がある方は試乗してみては? きっと空を飛ぶような加速はやみつきになるハズです」■モトサービスエッジTEL: 053-424-8586静岡県浜松市南区卸本町82 https://ms-edge.jp/ [右]株式会社MIRAI 代表取締役社長 岸本ヨシヒロさん:ZEROの輸入と直接販売を行う。TEAM MIRAIとしてはZEROのモーターをレース用にチューンナップして、今年のマン島TT-Zeroとパイクスにも参戦した。■MIRA(I 愛知県一宮市)TEL: 0586-48-5770 http://ev-mirai.com/

さあ、ツーリングにGO![後編につづく]

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