マシン・オブ・ザ・イヤー2018
モーターサイクルショー特集⑰

小説「レーシングデイズ」とノーランがコラボ

2017年11月18日発売の小説『天竜川高校 竜競部!』(マイクロマガジン社)に登場するCBR250RRレーサーをイメージしたカスタム車両でキャンペーンを行った郁子匠(うべたくみ)氏の新作が、2018年の東京モーターサイクルショーで発表された。今回はヘルメットブランドのNOLAN(ノーラン)&X-Lite(X-ライト)とコラボした『レーシングデイズ』(同)を4月24日に発売する。

小説×リアルのコラボ第2弾

前作「竜競部」のプロモーションでは、CBR250RR ABSの白らしきカラーリングの車両をレーサーに仕立ててネオパーサ清水のクシタニショップに展示した。2017年10月の東京モーターショーに白ボディのカスタマイズコンセプトが参考出品されたばかりのタイミングでもありこれが目を引いた。そして、新作の「レーシングデイズ」は、クシタニのレーシングスーツを引き続き使用しつつヘルメットをノーラン&X-ライトに変更し、国内取り扱いのデイトナブースでキャンペーンを実施したのだ。

ノーランはケーシー・ストーナー選手、X-ライトはホルヘ・ロレンソ選手(現在はSHARK)の着用で有名なイタリアンブランドで、ともにノーラングループの製品。レースに対応したスポーティなモデルからツーリング用など幅広いラインナップを展開している総合ヘルメットメーカーとして欧州ではメジャーな存在で、現在はデイトナが国内に輸入販売している。これを、「レーシングデイズ」に登場する二人の女子高生、岩代幸佳(いわしろ さちか=ノーラン)と阿部悠真(あべ ゆうま=X-ライト)が使用する設定となっている。

ノーランは1972年に創業した歴史あるメーカーだがデイトナが国内で扱うようになって間もないため、知名度アップのための施策を実施中で、その一環として小説とのコラボが実現した。登場人物のキャラクターデザインは左折(させつ)氏が手掛けている。

レーシングデイズ(リリースより)

2017年11月に高校生バイクレーサーを題材とした『天竜川高校 竜競部!』(マイクロマガジン社)を発表し、バイクファンのみならず、青春小説を愛読する読者からも高く評価された、走って書けるレーシング作家、郁子 匠による待望の青春バイク小説。この『レーシングデイズ』は2010年に刊行された『レーシング少女』(ポプラ文庫ピュアフル)を全面改稿し、約40pの後日談エピソードを追加して改題した最新作となります。

【あらすじ】悠真は勝気な16歳。幼い頃からチャンピオンの夢を追い、努力を重ねる女子高生レーサーだ。負け知らずの彼女の前に現れたのは天才的な才能を持つ美少女レーサー・幸佳。ライバルの、華麗でアグレッシブな走りに打ちのめされ、悠真は次第に自信を失っていく……。男女混合のミニバイク競技で、己の全てを賭け、激しく争う対照的な女子ふたりと仲間との、騒がしく、ときに苦いレースの日々をあざやかに描いた、感動の青春小説。© Takumi Ube 2018 © MICRO MAGAZINE 2018

●概要 ・書名:レーシングデイズ ・著者:郁子匠(うべ たくみ) ・イラスト:左折(させつ) ・発売日:2018年4月24日(火) ・発行:㈱マイクロマガジン社 ・定価:750円[本体 694円+税] ・352ページ 文庫判

前作を紹介した「2018新型CBR250RRには白が追加?!」記事はこちら

いち

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本誌編集長。雑誌は生き残りタイアップ全盛期だというのに、ひとり次期型ネタを嗅ぎまわって反感を買う現代のスクープ魔王。
■1972年生まれ
■愛車:BMW R100GS(1988)

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