29万1600円/33万4000円で正式発表

2018新型クロスカブ50/110は2月23日発売

2018年2月5日、新型クロスカブが正式発表された。50はブランニュー、110はモデルチェンジで共通の外観が与えられているが、50は小径14インチホイールとしエントリー層や足つき性に配慮している。ともに平成28年排ガス規制に対応した熊本生産のスーパーカブ50/110をベースとし、2月23日に発売される。

ハンターカブイメージを踏襲! 50も新登場

2017年10月19日に世界生産累計1億目としてラインオフされたスーパーカブ110は生産を熊本製作所に移管された2018年モデル。カブは今後50/110ともに熊本製作所で生産されるようになり、これまで中国生産だったクロスカブも生産体制を国内に移管するとともに排ガス規制に対応、さらにモデルチェンジを果たした。クロスカブの2018年モデルはレッグシールドが廃止されよりワイルドなハンターカブイメージに。110は黒リムの17インチ、50はメッキリムの14インチで発売される。カラバリは110が黄、赤、緑、50が白、赤となる。110については従来モデルから4万8600円の値上げとなるが、LEDヘッドライトやセミブロックタイヤの採用、二人乗り対応を果たすなど内容もグレードアップしている。

【HONDA  CROSS CUB 50(クロスカブ50) 2018年型 価格:29万1600円 発売日:2月23日】50cc版はクラシカルホワイトとマグナレッドの2色だ。
【HONDA  CROSS CUB 110(クロスカブ110) 2018年型 価格:33万4800円 発売日:2月23日】110cc版は上からパールシャイニングイエロー、カムフラージュグリーン、マグナレッドの3色だ。

クロスカブ50/クロスカブ110の主な特徴(リリースより)

●スタイリング
・幅広でゆったりとしたアップライトポジションのハンドル
・レッグシールドを廃止し、Hondaロゴを強調したフレームカバーを採用
・ボディー両サイドに取り外し可能なサイドカバーを採用。右サイドカバー内側のボディーにECUなどの電装系部品を配置しメンテナンスのしやすさに配慮。左サイドカバー内側はメンテナンスノートなどを収めるスペースとすることで、使い勝手をより高めている
・省エネルギーで長寿命なLEDを採用した丸形のヘッドライトに、堅牢な雰囲気を一層際立たせるヘッドライトガードを組み合わせて装備
・タフな印象を演出する、スリット入りのマフラーガード
・遊び心のあるカムフラージュ柄をあしらったメーターパネル
・被視認性に配慮した、丸みのある縦長タイプのテールランプ

●エンジン
・高効率の空冷・4ストローク・単気筒エンジンを搭載
・さらなるタフネス性と低フリクションを追求したピストンおよびシリンダーの採用
・新たに交換式オイルフィルターを追加したほか、ドレンボルト部にスクリーンフィルターを配置。オイルレベルゲージは挿入ガイド部を設けた形状に変更するなど、オイル交換時の優れたメンテナンス性を実現
・冷間始動時の静粛性をより高めたカムチェーンラインの採用
・シフトドラムの回転軸をニードルベアリングで支持することで、より滑らかで軽く、節度感のある変速フィーリングを実現
・2段キャタライザー式エキゾーストマフラーの採用などにより、平成28年排出ガス規制に対応

=クロスカブ110の専用装備=
・タンデムステップを新たに装備し、二人乗りにも対応
・オフロードイメージを演出する、可倒式ステップを採用
・水や泥はねなどの影響を抑えるリアマッドガードを装備
・ドライブチェーンを従来のものからサイズアップし、さらなる耐久性と長寿命化に配慮
・マットブラック塗装を施したホイールリムとハブ、17インチのセミブロックタイヤを採用
・座面の広い厚手のシートを採用

=クロスカブ50の専用装備=
・軽快感のあるメッキリムに、優れた取り回しに寄与する小径14インチタイヤを採用
・足つき性の良さに配慮した形状のシートを採用

主要諸元(リリースより)


■道路運送⾞両法による型式認定申請書数値(★の項⽬は Honda 公表諸元)
■製造事業者/本田技研工業株式会社
※1 燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞など)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります
※2 定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です
※3 WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます
※4 走行中はリターン式で、停車時のみロータリー式になるチェンジ機構です

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