洗車図鑑【車種別バイクの洗い方教えます】オフロードテイスト溢れる軽量ネイキッド・ホンダCL250編

●文:井上シュウジ ●BRAND POST提供:SurLuster(シュアラスター)
シュアラスターの「バイク洗車図鑑」
バイクが違えば洗い方も変わる! 車種別の洗車情報をお届けするシュアラスターの「バイク洗車図鑑」、今回はホンダCL250を洗車します。
洗車ポイントは“黒い部分をしっかり黒くする”です。
CL250はカラーパーツがガソリンタンク部分のみ。唯一の主張ポイントはしっかりツヤを出して存在感をアピールしつつ、黒いパーツの色味を深くすることで全体を引き締めて、ガソリンタンクをより映えるようにしましょう。
今回はフレームやエンジンなどはガラス系コーティングでツヤ出しを行い、未塗装樹脂パーツやゴムパーツなどは専用アイテムを使っていきます。
Step 0:洗車前の準備
洗車をする際は、最初にエンジンやマフラーが冷えていることを確認してください。
やけどの心配はもちろんですが、熱いエンジンにいきなり水をかけると水分が一気に蒸発してシミやウロコ汚れ発生の原因になってしまいます。また走行直後に洗車を行う場合は、20分~30分ほど放置して、エンジン/マフラーなどが冷めていることを確認してから洗車を始めましょう。
次に鍵穴やマフラーの出口などが浸水しないよう防水処理を行います。
他にも防水が必要な箇所があれば同様の処理を行いましょう。バッグなど濡れたら困るアクセサリーを装着している場合は取り外してから洗車を行ってください。
Step 1:水洗い
最初にシャワー等を使ってバイク全体に水をかけ、車体についた砂/泥/軽い汚れを洗い流します。水をかけるときは「上から」「前から」かけるようにします。
バイクは下からや後ろからの水圧には強くありません。とくにシートまわりは注意が必要! シート下には電装部品などが収められていることが多く、浸水すると最悪エンジンがかからなくなる恐れがあります。シートは真上から水をかけるようにしてください。
エンジンやマフラーが温かい状態であれば、たっぷりの水をかけて完全に冷やすようにしましょう。しっかり冷やしてから作業を行うことで水分の蒸発を防ぎ、洗車の効率を上げることができます。
※強い水圧でバイクを洗浄するといろいろな不具合が発生する恐れがありますから、シュアラスターでは高圧洗浄機の使用は推奨しておりません。使用する際は、バイク専用品を使用するか水圧を弱くして使用するようにしてください。
Step 2:シャンプー洗車
シャンプーは、食器洗剤などの家庭用洗剤で代用せず専用品を使いましょう。シュアラスターの洗車用シャンプーは、バイクや車特有の汚れを落とす力が強いだけでなく、すすぎ時の泡切れが良くなっています。そのため短い時間でさっとすすぎができるだけでなく、使用する水の量を少なく抑えることもできるのです。
また、家庭用洗剤の中にはバイクや車にとって有害な成分を含んでいる製品がありますから、注意が必要です。
今回はシュアラスターのバイクシャンプーを使います。
シュアラスター「バイクシャンプー」販売価格1320円(税込)
バイクシャンプーは、バイク特有の頑固な油汚れや虫汚れなどをしっかり落とせる強い洗浄力が特徴。また直接泡で出るスプレー式ですから、バケツを使って希釈したり泡立てたりする手間がなく、スピーディーでお手軽な洗車ができる洗車ライダー必須のアイテムです。
ボディ本体に直接シャンプー液を噴きかけて洗車を行いますが、洗い始めはスポンジにシャンプー液をつけて泡立ててから使用します。
そうすることでスポンジとボディの間に泡を挟むことができ、洗車キズの発生を抑えることができます。また、きめ細やかな泡は汚れをしっかり落とす効果もありますから一石二鳥ですね。
洗車する際はスポンジでゴシゴシ擦るのではなく、泡(シャンプー)の力を使って汚れを落としていきます。普通の汚れであれば泡で優しく撫でるだけでキレイになります。
万が一こびりついて落としにくい汚れがあった場合は、機能性のある洗車用品(ブラシ等)を使ったり、頑固な汚れを落とす専用クリーナー(推奨品:ゼロクリーナー)で洗ったりするなど、適切な処理を行ってボディへのダメージを抑えましょう。
推奨品:シュアラスター「ゼロクリーナー」販売価格1320円(税込)
CL250に多く使われている未塗装樹脂パーツは表面がザラザラしており、ザラザラ面の奥深くに汚れが残りがち。たっぷりの泡を使ってゆっくり優しく丁寧に揉み洗うようにスポンジを使うと汚れをしっかり落とすことができます。
他にもCL250の洗車ポイントはたくさんあります。
- タックロールシートの縫い目調加工 → スポンジの角で洗う
- タンデムシートベルトの下 → 持ち上げて洗う
- フォークブーツ → スポンジの角で洗う
- エンジン→凹凸が多いのでたっぷりのシャンプー液で丁寧に洗う
ここでしっかり汚れを落としておくと仕上げで使用するコーティングのツヤ感も変わってきますから、丁寧に洗っておきましょう。
Step 3:すすぎ
洗剤(泡)をたっぷりの水で洗い流します。水洗いの時と同じように水をかける方向は「上から」「前から」を心がけてください。
泡残りがあるとその部分が汚れやシミの原因になる可能性がありますから、しっかり泡を落としていきましょう。
バイクは車と違ってさまざまな部分が剥き出しになっている乗り物。ハンドルまわり/ホイール/サスペンションなどの複雑な形状をしている部分は泡が残りやすくなりますから、注意しましょう。
足まわりも泡残りが起こりやすい場所ですが、ホイールはどの方向からの水圧にも強い構造ですから、横方向から少し強めの圧で水をかけると綺麗にすすぐことができますよ。
全体をチェックして泡残りが無ければ作業終了です。
Step 4:拭き上げ
ボディに付いた水滴は、できる限りきれいに拭き取りましょう。水滴が残ったまま乾燥してしまうと水ジミの原因にもなりますから、拭き上げを丁寧に行うことが美しい仕上がりへの近道となります。
拭き上げのポイントは、ボディが乾いてしまう前に素早く水滴を拭き取ること。そのためにも吸水力が高い拭き取り専用品を使いましょう。
今回は拭き上げ作業の効率化に貢献する「水滴拭き取りクロス」で作業を行います。
シュアラスター「水滴拭き取りクロス」販売価格1100円(税込)
抜群の吸水力で濡れたボディを軽く撫でるだけで水滴をグングン吸い取り、ボディの隙間などはクロスを軽く押し当てるだけで水分を奪ってくれます。
ハンドルまわりなどはクロスを大きく広げて巻きつけるように使用するとGOOD! 効率よく水滴を拭き取ることができます。
使う場所に応じて折りたたんで角を使ったり、細く伸ばして拭き上げたり形を変えながら隅々まで水滴を拭き取りましょう。
Step 5:ツヤ出し(コーティング)
洗車後のキレイな状態を長くキープするためにもツヤ出し作業を行いましょう。今回はゼロフィニッシュを使います。
シュアラスター「ゼロフィニッシュ」販売価格3190円(税込)
ゼロフィニッシュは、素材を問わず(レザー/布製品/ゴムはNG)未塗装樹脂パーツやマット塗装にも対応する万能ガラス系コーティングスプレーです。また、ゼロフィニッシュにはクリーナー(汚れ落とし)効果もありますから、コーティング作業を行うだけで洗い残した汚れも落としてくれます。
CL250のガソリンタンク部にはゴム性のタンクパッドが装着されています。ゼロフィニッシュはゴム製品には使えませんから、直接タンクにスプレーするのではなく、マイクロファイバークロスに塗布してから施工するようにしましょう。
エンジン/マフラーなど熱を持つ場所にも耐熱性が高いゼロフィニッシュなら安心。コゲつきやシミの心配もなく最大約2ヶ月のツヤと撥水効果が持続します。
足まわりもゼロフィニッシュがおすすめ。ホイールは走行中に汚れやすい部分ですが、しっかりコーティングすることで防汚効果が高まり、キレイを持続するだけでなく次回洗車する際に汚れが落ちやすくなります。
ここでもゴム(タイヤ)にゼロフィニッシュが付着しないよう、マイクロファイバークロスに吹き付けてから施工するようにしてください。
ゼロフィニッシュは重ねがけすることで防汚効果が高まります。ホイールは2~3回重ね塗りしておくと良いでしょう。
Step 6:未塗装樹脂パーツのケア
最後に未塗装樹脂パーツのコーティング。CL250はオフロードテイストデザインということもあって未塗装樹脂パーツが多く使われています。長く乗っていると紫外線などで白っぽく劣化してしまいますから、しっかり手入れしましょう。
未塗装樹脂専用のコーティング「レジンコーティング」を使います。
シュアラスター「レジンコーティング」販売価格1650円(税込)
コーティング液を樹脂パーツに薄く塗り伸ばした後、付属のクロスで拭き取るだけの簡単施工で最長約6ヶ月のコーティング効果を発揮。白っぽくなったパーツを黒々と復活させるだけでなく、紫外線吸収剤を配合しているため、劣化を抑制する効果にも期待できます。
わかりやすいように半分だけ施工してみましたが、いかがですか? この仕上がり!
ちなみにこのレジンコーティングはゴムパーツにも使えますから、CL250のフォークブーツやタンクパッドもコーティングが可能。
黒いパーツをしっかり黒くすることでバイク全体が引き締まってに見えますから、CLオーナーならぜひ使ってほしいアイテムです。
まとめ
以上簡単ではありますが、CL250の洗車方法をまとめてみました。
洗車&コーティングでタンクはツヤツヤ、黒い部分は黒く仕上がっています。
洗車はちょっとしたコツを知ったり、使う洗剤や道具を変えたりするだけでも仕上がりが変わります。また洗車専用のアイテムは、バイクや車の汚れに特化した洗剤や、材質などに適したツヤ出し剤を配合するなど、専用品ならではの効果に期待できますから、台所用や余った布などの日用品で代用するのではなく、専用品を使った洗車をしてみると新しい発見があると思いますよ。
今回使ったアイテムはこちら
「CL250」の洗車方法をもっと詳しく知りたい! という方はシュアラスター公式Youtubeチャンネルで動画が公開されていますから、そちらもご覧ください。
シュアラスターでは、バイクをピカピカにする洗車用品を中心にバイクケアアイテムを多数販売しております。
少しでも興味が湧いたなら一度チェックしてもらえると嬉しいです。
※本記事はシュアラスターが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。