レーシング女子・岡崎静夏、ホンダCBR650R E-Clutchに乗る「楽するためじゃなく“楽しむ”ための新技術!」

E-Clutchについて、「自分にはまるで不要な技術だと思っていました」という、繊細なクラッチワークがカラダに染みついた岡崎静夏さん。ところが、初めてCBR650R E-Clutch に乗ってみたら、その考えを完全に改めることに…。
●まとめ:田宮徹 ●写真:楠堂亜希 ●BRAND POST提供:HondaGO BIKE LAB
【岡崎静夏 おかざき・しずか】ルックスはキュートなバイク女子。走りは全日本ロードレース選手権J-GP3クラスでシリーズランキング4位を獲得する実力!!
E-クラッチがもたらす超スムーズな変速に感動
今年の全日本ロードレース選手権は開幕が遅く、しかも第1戦はJSB1000クラスのみ実施されるので、私が参戦するJ-GP3クラスの初戦は5月下旬。あまりにもオフシーズンが長すぎですが、応援してくださるファンの方々と交流できるような企画を計画していますので、SNSをぜひご確認ください!
さて、開幕はまだだいぶ先とはいえ、トレーニングはかなり真面目に続けているのですが、その合間に「CBR650R E-クラッチ」でツーリングしてきました。
2024年型のCBR650RとCB650Rに市販車として初めて搭載された、クラッチ制御を自動化する技術が「Honda E-Clutch」。これにより、発進停止や変速でのクラッチ操作が不要になります。シフトチェンジは常時マニュアルで、左足シフトペダルで操作。また、クラッチレバーも装備していて、これを握るだけでいつでも瞬時にマニュアルクラッチ状態となり、レバーを離してから数秒後には自動クラッチ制御に戻ります。
つまり、これまでにない革新的な機構ではあるのですが、正直なところ今回初めて乗るまでは、CBRやCBに自動クラッチなんて不要だと思っていました。ふだんからクラッチワークはほぼ無意識でやっているし、それが苦痛と感じたこともありませんし…。でも2日間たっぷり付き合ってみたら、E-クラッチに対する評価は180度変わりました!
E-クラッチの採用は多方面に“効能”あり
まず、クラッチ操作をバイク任せにして発進や停止ができる点は、初心者の安全にもつながりそうだと感じました。エンストの心配がなくスムーズに発進できるというだけで、ビギナーにとっての負担はひとつ減るし、エンストからの立ちゴケなんていう最悪の事態も避けられます。
上級者の場合、自動クラッチ制御での微速発進や極低速走行に、最初は違和感があるかもしれませんが、たとえばUターンの際などは、エンストしないという利点を生かして、リヤブレーキをやや強めに利かせながら速度調整することで、スムーズに操れます。
加えて、E-クラッチはレバーを握ると瞬時にマニュアルクラッチ状態になるので、自分の感覚とE-クラッチの自動制御がどうしても合わないと感じたときは、すぐに強制介入しちゃう手もあります。
初中級者には“エンストしない安心感”、上級者には“選択肢”をもたらしてくれるのが、E-クラッチならではの大きな魅力です。
※本記事はHondaGO BIKE LABが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。