ガレージ用スタンドとしての使い勝手は秀逸! プロメカニックも認めるガレージREVO
メンテナンスや修理など、バイクのコンディションを維持するために働くメカニックは、バイクディーラーにとって重要な存在。エンジンまわり/足まわりなど作業を行う場所に応じて、適切な方法で車体を保持するメカニックに、ガレージ内での移動を前提に開発されたガレージREVOを使ってもらい、メンテナンス用スタンドとの違いや印象を尋ねました。
●記事協力:モトラッド世田谷(モトーレン埼玉) ●BRAND POST提供:Grage Revo(ガレージレボ)
定期的なメンテナンスで不調の芽を摘み取る。ディーラーメカニックは愛車の主治医
広いショールームに新車と認定中古車が並ぶ、BMWモトラッド世田谷。一日を通して交通量の多い国道20号線に面したショップの裏手にあるのが、広い整備スペースを備えた作業ピットです。
オイル交換/車検整備/アクセサリー取り付け/修理などを受け持つサービス部門は、ユーザーが愛車を購入した後、もっとも頼りになる存在です。
同店でメカニックを務める日比佑輔さんは、スポーツモデル/ツアラー/ロードスター/アドベンチャーなど、シリーズを問わず毎日多くの車両のメンテナンスを行っています。
ユーザーから預かった愛車をピット内のメンテリフトに押し上げ、転倒しないよう確実に固定して、エンジンまわりや足まわりの作業を行う日比さんにとって、メンテナンス用スタンドは必要不可欠な道具です。
バイク用のスタンドには、メンテナンスや整備を行う際に使用するものと、ガレージREVOのようにガレージ内での移動のしやすさに重点を置いて開発されたものがあり、両者はそもそも目的が異なります。
ここでは、日頃からK1600やR18のような重量級の車両を押し歩く機会の多い日比さんに、ガレージREVOに触ってもらった感想を尋ねました。
メカニックの仕事の中では既存スタンドに軍配だが、機械としてのメカニズムや使いやすさは秀逸
今回、日比メカニックに使ってもらったガレージREVOスタンダードショートタイプには、スイングアームにスプール(フックボルト)が付けられる機種に対応するC型フックと、中空アクスルシャフト車に対応する貫通シャフトが付属します。リフトアップに使用するS1000Rは、中空アクスルシャフトでスイングアームにスプールが付かない機種なので、貫通シャフトを使用します。
ちなみに、REVOスタンダードショートタイプに付属する貫通シャフトの直径はφ13mm。S1000Rの場合は、アクスルシャフト径が太く中空穴も大きいためφ13mmシャフトが通りますが、機種によって穴径が小さい場合はφ10/11/12mmも選択できます。
メカニックの日比さんにとって、前後タイヤの着脱は作業項目でもっとも頻繁に行う内容で、この場合はアクスルシャフトに貫通シャフトが刺さるタイプのスタンドは使えません。
先述の通り、スタンドには形式に応じて適材適所があるからです。スイングアームにスプールがない機種でリヤタイヤを着脱する際は、L字型のアタッチメントでスイングアームを下から受けて作業を行い、さらにスイングアーム自体を外すような場合は、フレーム下部やエンジン下部をジャッキで支えて作業を行うそうです。
また日比さんをはじめとしたプロのメカニックは、バイクを移動させるために押し歩くのが一般的で、限られたスペースでもハンドルを器用に切り返しながら車両の向きを変える作業にも慣れています。
そのため「自分たちのようなメカニックにとって、作業の現場でガレージREVOの恩恵を感じることは少ないかもしれません」というのが正直な感想となるようです。しかし、下記のユーザー目線でのコメントをいただきました。
「私たちメカニックはふだんからバイクを押し歩くことが多いので、ピットやガレージなどの限られた空間での方向転換にも慣れていますが、お客様の中にはバイクを降りると車体が大きく車重が重い愛車を持て余す方もいらっしゃいます。そうした方にとっては、スタンドをかけるのが容易で前後左右に軽く押し歩くことができるのが良いですね」
さらに、
「フレームとスタンドを別体式とした安定感や上げ降ろしの軽さなど、機械としてはよく考えられていて使い勝手も良いと思います」
という機械好きらしいコメントも寄せられました。
メンテナンススタンドとは異なるアイテムとして、ガレージ内で押し歩きたいユーザーにおすすめ
ガレージREVOの使用方法です。今回は、貫通シャフトを利用してリフトアップをします。
メカニックという仕事柄、メンテナンスや整備用としては有用性を感じられないというジャッジを下した日比さん。ガレージREVOがメンテナンス用を前提として開発されたわけではないことを考慮すれば、その判断は妥当と言っても良いでしょう。
ただし、S1000Rで数回上げ降ろしを行い、スムーズに動くキャスターで前後左右に押し歩いた後の「機械としてのレベルは高く、お客様によっては便利に使える方も多いでしょうね」というコメントには、ガレージREVOの狙いを見抜く洞察力の高さが感じられます。
メカニックは、セールススタッフから作業内容の連絡を受けて、さまざまな作業を行いますが、その過程でユーザーと直接言葉を交わすことも少なくありません。さまざまなBMWユーザーと話をすると、メカニックがハンドルとシートに手を添えて軽々とバイクを押し歩く姿に感嘆されるとともに、駐輪場やガレージに前向きに乗り入れて、車両の向き変えに苦労しているという声を聞くことも少なくないそうです。
「そうしたユーザーさんにとっては、ガレージREVOは有効だと思います。押し歩きが苦手な人だと、スタンドをかける際に車体を直立させるのが不安という方も多いようですが、ガレージREVOはバイクがサイドスタンドで立っている状態でも右側フレームの1輪のキャスターが地面に接しており、車体をゆっくり直立させて2輪が接地した段階でしっかり踏ん張ることで車体が安定します」
「スタンドの両外側にフレームがあることで、一般的なメンテナンススタンドより幅が広くなりますが、それも直立時の安定感向上につながっていると思います。後輪を左右に押せるのも、これまでのスタンドにはないユニークな仕組みで、ガレージ内での方向転換に不安を抱えている方にとっては、安心感の高いスタンドになると思います」とのこと。
一般的なメンテナンススタンドやレーシングスタンドは、リヤタイヤの着脱をはじめとしたメンテナンス作業時に使用することを前提に作られています。これに対して、1か所に留まることなくスタンドをセットした後に押し歩けるのが、ガレージREVOの最大の特長です。
ガレージや駐輪場で、何度もハンドルを切り返すことなく狙った場所にピタリと停めたい、ガレージ内の空間を有効に利用したい…。そうしたBMWユーザーにとっては、ガレージREVOは最適のアイテムになることでしょう。
取材協力:モトラッド世田谷
※本記事はガレージレボが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
- 2024/02/08
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