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[画像 No.6/31]“ツアークロスV”に込められた思い Vol.2【アライヘルメットの歴史を振り返っても最長の開発期間。細部のディテールに愛が宿る】

写真左と写真右ともに、左がツアークロスV、右がツアークロス3のシールド。写真ではなかなか分かりにくいが、実際に着用してみるとセンター部分の曲率が明らかに異なることが分かる。異なる曲率を繋ぎ合わせた“かわす性能”をシールドにも導入。インジェクション成形でクリアな視界を確保する。シールドに関しては、今回初めてのサプライヤーと協力関係を結び制作が進められ、異なる曲率をアライヘルメットが伝え、かつてないシールドが生まれた。いくら高度な機械を持っていても、最後は職人技が必要になるシールド。「普通のものを作っていても面白くない」という思いが合致し、完成。「ものづくりは人づくりや人の関係。そこに面白さがあります」とアライヘルメット副社長の新井章仁さんは語る。