【重量車も楽々取り回し】BMWなどの片持ちスイングアーム車もリフトアップし自由自在に移動OK
フロントタイヤを軸に360°旋回することもできる「ガレージREVO」は、従来のメンテナンススタンドの概念を大きく覆す画期的なアイテムです。狭いスペースでハンドルを切り返したり、押し歩くのに苦労する重量車でも簡単に移動できる特徴は、国産車だけでなく外国製バイクでも有効で、片持ちスイングアームを採用するBMWやドゥカティ専用品も好評です。そこで本記事では、ガレージREVOならではの極太シャフトを採用した片持ちスイングアーム用スタンドを紹介します。
●BRAND POST提供:Grage Revo(ガレージレボ)
センタースタンドを標準装備していても、大型車では使い勝手が良くないこともある
バイクにメインスタンドが付いていれば、車体が直立になりリヤタイヤが浮くのでメンテナンスや保管時に便利なのは確かです。ただ、車重が重いビッグバイクでは必ずしもそうとは限りません。
現行モデルのメインスタンドは支点や作用点がよく考えられていて、旧車や絶版車のように掛ける際も下ろす際もやたらと重いものは少なくなっています。とはいえ車重200kgオーバーの大柄な車体を引き上げたり下ろすには、体力が必要ですし、緊張もします。
また、スペースが限られている場合、スタンド操作時の前後への移動量も考慮しなくてはなりません。車体後部を壁際に近づけた状態でスタンドを掛けて、車体が想像以上に後方に下がってテールレンズをぶつけてしまって…という経験をした人もいるかもしれません。
あるいは、スタンドを下ろす際に車体が想定外に前に進んで右側に倒れそうになって慌てたり、悪いことに転倒させてしまったという人もいます。
メインスタンドを使用する際は左右の足を確実に着地させるため、車体を左右に傾けて確認しますが、この動作もまた右側に転倒させないよう気を遣わなくてはなりません。
確かにメインスタンドはないよりあった方が便利ですが、どんな場面でも重宝するかと言えば、必ずしもそうとはいえないのが実態です。
片持ちスイングアームのBMWも、ガレージREVOなら簡単にリフトアップできる
限られたスペースで360°自由自在にバイクを押し歩きできるガレージREVOは、その場に留め置くために作られた一般的なメンテナンススタンドとは一線を画したアイテムです。
最大の特徴は、本体に6個の自在キャスターが取り付けられており、ピボットボルトを介してスタンドとフレームがセパレート構造となっている点です。
この構造によって、左右のフレームが床面にしっかり踏ん張り、スイングアームやアクスルシャフトを下から押し上げながらリフトアップする際の安定感は抜群で、さらに車体の重量がキャスターに分散されるため、軽い力でスタンドを操作できるのも魅力です。
さらにガレージREVOは、BMWやドゥカティなどの片持ちスイングアーム車用の製品も設定されています。既存の片持ちスイングアーム用メンテナンススタンドは、リヤアクスルの中空部分の一方からシャフトを差し込み、メンテスタンドの足も片持ちになるのが一般的でした。
これに対してガレージREVOの片持ちスイングアーム用は、専用の極太シャフトがリヤアクスルの中空部分を貫通して、左右2本の足で支えるのが大きな特徴です。シャフトが貫通するため、ホイールは着脱できませんが、ガレージ内で押し引きする際の安定感は抜群です。BMWのGSモデル用貫通シャフトの外筒はエンジニアリングプラスチック製で、中空穴に差し込んでも車体を傷つけることはありません。
極太シャフトを貫通させて左右の足で支えることで、スタンドを上げ下ろしする際に車体が安定するというメリットもあります。
サイドスタンドで停めたバイクに極太シャフトを通してガレージREVOにセットすると、左側フレームのキャスターは接地して、右側は浮いた状態になります。次に車体を垂直に立てて右側のキャスターが接地すると、車体は左右どちらにも傾かず垂直状態になります。バイクのメインスタンドよりガレージREVOのフレームの方が幅が広いため、安定するのです。
そこからスタンドのハンドルを地面側に押し下げれば、フレームの4つの自在キャスターが車体前方に転がりながら、リヤタイヤが浮き上がってリフトアップ完了です。ここでロックピンをセットすれば、バイクを押してもスタンドが外れることはなく、自由自在に押し歩くことが可能です。
メンテナンススタンドを軽く操作するには、足の高さをリヤタイヤが浮く最小限に設定することが重要ですが、ガレージREVOには8段階の調整機能があるため、最適なセッティングが可能で、高さを適切にセットすれば、リヤタイヤの下にスタンドが滑り込むような軽い操作感でリフトアップできます。
通常のメンテナンススタンドの使い勝手に不安を感じる人でも、ガレージREVOなら安心して使えることは間違いありません。
片持ちスイングアームのBMW Motorradとしては、RTシリーズ/GSシリーズ/RnineT/RSシリーズなど多彩なモデルがあるので、ご自身の愛車にガレージREVOが使用できるか否かを知りたい方は、ご連絡いただければ回答いたします。
スーパースポーツのドゥカティこそ、ガレージREVOの利点を実感できる
BMWと並ぶ片持ちスイングアームモデルといえば、ドゥカティを外すわけにはいきません。スーパースポーツモデルとなれば、メンテナンススタンドは必需品と言っても過言ではありません。
そこでガレージREVOでは、ドゥカティ用も開発しています。構造はBMW用と同じで、リヤスプロケットハブ中心の中空部分に極太の貫通シャフトを通して、両端部をスタンドの2本の足で支持します。そのため、片側から差し込み1本足で支えるタイプのスタンドに比べて安定性は絶大です。
シャフトを貫通させるため、BMW用と同様にガレージREVOをセットした状態でリヤタイヤを着脱することはできませんが、タイヤの空転はできるので、ドライブチェーンの注油/リヤブレーキの清掃/リヤホイールのクリーニングが可能です。
下の画像はサーキットでの使用イメージですが、パドック内で一度レーシングスタンドを掛けると置き位置の調整が面倒というイメージは完全に払拭され、ピットインしたマシンにガレージREVOをセットすれば、ピットアウトのために180°方向転換するのも余裕です。
ハンドル切れ角が少ないスーパースポーツモデルほど、前後左右360°自在に動かせる恩恵を実感できることでしょう。
ロックピンで左右フレームがロックすれば、持ち運び時の安定性もバッチリ
これまで何度も説明してきたように、左右のフレームとスタンドがセパレート構造となっているいるのが、ガレージREVOの特徴です。バイクにセットした状態でロックピンを差し込めば、スタンドがロックされて、押し歩き中に不用意に外れることはありません。
このロックピンは、スタンドのハンドルを立てた状態、つまりガレージREVOをバイクにセットしていない状態でも機能します。そのためハンドルを掴んで持ち上げても、左右のフレームがブラブラと振り子のように揺れることはなく、ガレージ内で収納する際も余計な手間はかかりません。
従来のメンテナンススタンドの常識にとらわれず、スタンドを掛けた状態で安定して押し歩きできることを目的に開発したガレージREVOは、見た目も機能も独創的なため、利点や価値が分かりにくい部分があるかもしれません。
しかし、スタンドを掛けた状態でリヤタイヤを前後左右に押し歩きしてみれば、なぜ私たちが10年間にわたって開発し続けてきたかを理解していただけると確信しています。
今回紹介した片持ちスイングアームモデルを所有するオーナーは、ぜひとも一度ガレージREVOを体験いただくことをお勧めします。
※本記事はガレージREVOが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
- 2023/11/02
- ブランドポスト
- ガレージレボ
- ガレージレボメンテナンス&レストアモトメカニック