ガソリン添加剤の使い方を正しく知ろう!LOOPパワーショットの処方箋

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文:井上シュウジ ●BRAND POST提供:シュアラスター

シュアラスターのガソリン添加剤LOOPパワーショット。

「サーキット走行では欠かせない」「ヘビロテで毎月使ってる」という方など、多くのライダーさんに愛されている人気商品です。

左:品番LP-14(LOOPパワーショット240ml) 右:品番LP-15(LOOPパワーショット80ml)

その効果には、大きく分けて4つの特徴があり、

・ピストンやバルブなどに付着しているカーボンの除去によるエンジン内部のクリーンナップ

・インジェクションやキャブレターなどの詰まりを解消するフューエルラインの洗浄

・燃焼室のコーティングによる汚れの再付着を防止してクリーンな状態を維持する「キープクリーン効果」

・特殊潤滑剤によるピストン・シリンダーのフリクションロスの低減効果とそれに伴うレスポンスアップ、トルク感アップ

となっています。

「エンジンの調子が良くなったような気がする」ではなく「レスポンスが良くなった(断言)」と評価してくださる方が多く、SNSなどでもその効果に対する体験談の投稿がよく見られます。業界関係者の間でも愛用している方が増えているようですね。

サーキット走行会で使用したライダーさんの感想パネルも高評価

さて、そんな人気アイテムのLOOPパワーショットですが、今回はその効果を確実に愛車で発揮してもらうための”正しい使い方”をご紹介したいと思います。

添加割合を守る

LOOPパワーショットのようなガソリン添加剤でも、エンジンオイル向けの添加剤にせよ、全てものには「適正な添加割合」が存在しています。

初恋の味で有名な乳酸飲料も、パッケージには5倍希釈と書かれており、薄いと物足りないし、濃くすると甘すぎて美味しくありませんよね?

LOOPパワーショットはガソリンの量に対して0.4%〜0.6%の割合と書かれています。

具体的にはガソリン1Lに対してミニマムで4ml、MAXでも6mlを超えないようにするということです。

添加率早見表4%、5%、6% ※画像ダウンロードしてお使いください♪

バイク用サイズとなっているLOOPパワーショット80ml缶であればガソリン13L〜20Lに適しており、ガソリンタンク容量がこの数字の範囲内であれば、ガソリン満タンに1本の計算でOKとなりますね。

原付二種など、ガソリンタンク容量が小さいバイクの場合は、缶の半分を目安に添加。

80mlの半分=40mlの添加剤に対する適正なガソリン量は6.6L〜10Lですから、愛車のガソリンタンクがこの範囲内に収まっていれば半分の量を入れましょう。

ではBMWやハーレーなどで20Lを超える大型ガソリンタンクの場合はどうしたら良いでしょうか?

この場合は満タンにしないで添加する方法をお勧めします。

給油を通常の8割程度に収めたり、給油量を15Lに指定したりするなどして、ガソリンの残量が20L弱になるよう調整するのです。

そうすれば1本丸ごと注入でOKとなります。

または、240ml缶の約半分を注入でもOKです。

より丁寧に注入したいなら、通販やホームセンターなどで耐油性の計量カップを手に入れて使ってみましょう。

計量カップがあれば確実に適正量を入れることができますね

食器コーナーにある計量カップは200mlなどの大きなものが多く、細かい目盛りがついていませんから、あまりお勧めできません。

また、素材にも注意が必要で、プラスチック製のものは添加剤の石油系成分によって溶けたり割れたりする恐れがありますから、使用は避けましょう。ガラス製なら大丈夫です。

少なすぎた時、入れすぎた時は?

規定量より少なかった時は、悪影響などはありませんが、ガソリン添加剤の効果が薄くなってしまいますから、洗浄効果が弱くなる可能性があります。

逆に、入れすぎてしまった場合はどうなるでしょうか?

一般的にガソリン添加剤を過多に注入してしまった場合は、エンジンがかかりにくくなる、エンストしやすくなるなどの不具合報告が多い印象です。

今のところLOOPを入れすぎてエンストしたという事例は聞いていませんが、不要なトラブルは防ぎたいですよね

実際にLOOPパワーショットでは、誤って規定の3倍ほど入れて走った方もいらっしゃいましたが、幸いにもノントラブルでした。

とはいえ、多く入れたところで効果は上がりませんし、百害あって一利なし。規定量を超えないように注入することを心がけましょう。

添加する頻度は?

例えば5000km以上エンジン洗浄を行っていないバイクの場合は、カーボンがしっかり付着している可能性が・・・。その場合は初回1本注入後、次回給油時に即2回目のLOOPを注入すれば、汚れをしっかり落とすことができるでしょう。

しかし、LOOPパワーショットによってエンジン内部の汚れが取れたとしても、その効果は一生続くわけではありません。走っていればまた汚れが付着します。

ガソリン添加剤は一度きりの使用ではなく、定期的に使用した方がエンジン内部がクリーンな状態を維持することができ、愛車のコンディションも上向きになります。

エンジン内部が汚れる頻度は年式や車両のコンディション、走り方や入れているガソリンの質など様々な要因があり、一概には言えませんが、エンジンレスポンスが悪くなった、燃費が少し落ちた、と感じたら添加剤の入れどき。

もちろん添加剤を入れるサイクルは早い方が良好なコンディションを維持しやすいため、お財布と相談して理想の添加タイミングを見つけてください。

カーボン汚れを取る方法はエンジンオーバーホールかガソリン添加剤の二択しかありません

じゃあ毎回1本入れてもOKですか?と言われるとそこは注意が必要だと言わせて頂きます。

ガソリンって空になってから給油しませんよね? 2〜3L残っている状態で給油すると思います。ということは、給油→添加剤→給油→添加剤を繰り返していくと、少しずつ添加剤の割合が濃くなってしまうのです。

添加剤が濃くなってしまう過程解説図 何も考えずに入れ続けると徐々に濃くなっていきます

添加剤大好きだったとしても、ガソリン満タン2回に1回の割合で行うか、毎回使うなら給油量に対して添加剤を入れるようにすると良いでしょう。

ちょっとした裏技

最後にLOOPパワーショット80mlサイズ限定、とっておきの裏技をご紹介。

缶の蓋(キャップ)ですが、これ実は計量カップ代わりに使えちゃうんです。

まさかの計量カップとして使える蓋

キャップ1杯=5ml となっており、ガソリン1Lに対してキャップ1杯の割合で注入すれば適量となります。

スーパーカブなどの原付(50cc)バイクなど、ガソリン満タンで3L〜5L程度のバイクにはこの裏技が役に立つでしょう。

難点は手が添加剤でベタベタになりやすいこと(というかほぼ100%手に付きます)

手についた場合は石鹸(中性のハンドソープよりも固形石鹸の方がベター)でしっかり洗えばOKです。

正しい使い方で効果を最大に発揮させよう

メーカーによって添加率は様々ですから、裏面の用量用法を正しく読んでから使用するようにしましょう。

沢山入れれば効果も強くなる!と思っていたら大間違い。せっかくの高い買い物が無駄になってしまわないようにしたいですね。

どんなものでも使用方法が記載されています しっかり読む癖を付けましょう

様々なメーカーから発売されているガソリン添加剤ですが、バイク専用サイズとして販売されているものはまだまだ少ないのが現状です。

LOOPパワーショット80mlはバイクを愛するライダーのために作られたバイク専用品。ツーリングはより楽しく、サーキット走行ではレスポンス向上の一助に、百聞は一見にしかず。是非一度使ってほしいと思います。

記事で紹介したアイテム


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