
SHOEIは、クラシカルなフォルムを採り入れたフルフェイスヘルメット『Glamster(グラムスター)』に、新たなソリッドカラー『モスグリーン』を追加する。発売予定は2025年5月だ。
●文:ヤングマシン編集部(山下剛) ●外部リンク:SHOEI
ミリタリー系のウエアと相性抜群のモスグリーンは汎用性にも優れる
クラシカルなフォルムが人気のフルフェイスヘルメット、グラムスターのソリッドカラー(単色)のラインナップは、現在、オフホワイト(白)、ブラック(黒)、マットブラック(つや消し黒)、バサルトグレー(灰)の4色だが、このたび加わるモスグリーン(深緑)によって全5色となる。新色のモスグリーンは、ミリタリー系との相性が良く、愛車やウエアのコーディネートの幅が広がりそうだ。
なお、モスグリーンは2025年9月までの約5か月間の受注限定カラーとなっている。興味を持った人は早めに注文したほうがよさそうだ。
グラムスターは、旧車、ネオクラシック系、ストリート系のバイクに似合う帽体形状やディテールが特徴だが、現代的なバイクにも合わせやすい。バイクを複数台所有する人にとって手軽にかぶれるモデルだ。
SHOEIネオクラシックシリーズのうち、オンロード向けに開発されたグラムスターは、’20年9月に発売された。エアロパーツなどの装備品がなく、ヘルメット帽体をシンプルしつつ、後端下部のダックテールシェイプ、フェイスガード部の4本スリットのメッシュ付きエアインテークなどによって、70年代風のデザインとした。
もちろん安全性や快適性は最新テクノロジーが凝縮されている。フラットでクリアな視界を確保したシールドは、偏心起動を描いて開閉するためスムーズな操作を実現。シールドはビスで装着(固定用ビスは硬貨で回せる)されているが、ビスを操作せずとも微調整できる便利な機構を持つ。冬季や雨天走行などでシールド内側が湿気で曇るのを防ぐ、ピンロックシールドにも対応する。
内装システムはもちろんすべて着脱式で、シールドへの映り込みを防ぐスエード調の生地、汚れが目立ちにくいレザー調生地などを使い、被り心地は快適だ。転倒事故の際に、第三者がヘルメットを容易に外せる『E.Q.R.S.』も採用している。
SHOEI Glamster
●価格:5万3900円 ●サイズ:S(55cm)、M(57cm)、L(59cm)、XL(61cm)、XXL(63cm) ●色:白、黒、つや消し黒、灰、深緑(新色) ●規格:JIS ●構造:AIM(Advanced Integrated Matrix) ●付属品:布袋、ステッカー、防曇シート、チンカーテン、シリコンオイル、防曇シート用ピン ●販売開始予定:2025年5月(モスグリーン) ※受注は2025年9月まで
SHOEI Glamster[モスグリーン]
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(SHOEI | 記念モデル/限定モデル)
愛車とコーディネートしやすい4色のニューグラフィック ベンチレーション機能も優れており、100km/h走行時のアッパーエアインテークの流入量は従来モデル比で約1.2倍、トップエアレットからの排出量は約[…]
2年ぶりに新登場した白黒反転グラフィックはクリアとマットの2バリエーションが揃う 『Z-8 IDEOGRAPH』は、ヘルメット左側面に大きく描かれた「X」の文字と、フェイスガード右側面のちょっぴりポッ[…]
ファーストガンダムのアナザーストーリーをSHOEIプレミアムヘルメットで体感せよ! 『Z-8 機動戦士ガンダム THE ORIGIN』シリーズは、地球連邦軍とジオン軍のモビルスーツを模した全6種が期間[…]
バイクファッションの幅を広げるミリタリーテイストなグリーンが登場 新たに加わるモスグリーンは、ミリタリーグリーンともいうべき、深い緑のマットカラーだ。そのためミリタリー系ウエアとの相性は抜群で、バイク[…]
海を感じさせる夏にぴったりなブルーが加わり、ソリッドカラーは全7色展開になった 新色として追加されるマットラグナブルーは、深い海をイメージさせる青で、艶を抑えたマットカラーがその印象をさらに強調する色[…]
最新の関連記事(SHOEI)
瞬時に色が変化! 防曇シートに調光機能を加えた「e:DRYLENS」 SHOEIが、ライディング中のクリアな視界を実現するための新たなアイテムをリリースする。その名も「e:DRYLENS」は、ベースと[…]
上旬発売:アライ アストロGXオルロイ アライヘルメットからは、ツーリングユースに特化したフルフェイス「アストロGX」のニューグラフィック「ORLOJ(オルロイ)」が12月上旬に登場する。この独特なネ[…]
アイルトン・セナ 1992年 ショウエイX-4 1992年のベルギーGPでアイルトン・セナがレースで着用した本物。お値段は驚愕の1億4360万円で落札されています。ヘルメット自体はショウエイX-4レー[…]
SHOEI NEXT LINEのクロスロゴ第2弾がネオクラシックラインに満を持して登場 『NEXT LINE(ネクストライン)』は、SHOEIが2023年にスタートさせた、“遊び”をキーワードにしたブ[…]
MotoGPを席巻するマルケス兄弟のレプリカモデルがX-Fifteenに登場! 『X-Fifteen MARQUEZ MOTEGI 5』は、マルク・マルケス選手が2025年のシリーズチャンピオンを決め[…]
人気記事ランキング(全体)
250cc水冷90°V型2気筒でDOHC8バルブが、たった2年でいとも容易くパワーアップ! ホンダが1982年5月、V型エンジン・レボリューションのVF750Fに次ぐ第2弾としてVT250Fをリリース[…]
インカムが使えない状況は突然やって来る!ハンドサインは現代でも有効 走行中は基本的に1人きりになるバイク。たとえ複数人でのマスツーリングだとしても、運転中は他のライダーと会話ができないため、何か伝えた[…]
悪質な交通違反の一つ、「無免許運転」 今回は無免許運転をして捕まってしまったときに、軽微な違反とはどのような違いがあるのか紹介していきます。 ■違反内容により異なる処理無免許運転の人が違反で捕まった場[…]
6/30:スズキの謎ティーザー、正体判明! スズキが公開した謎のティーザー、その正体が遂に判明したことを報じたのは6月30日のこと。ビリヤードの8番玉を写した予告画像は、やはりヤングマシンが以前からス[…]
RZ250の歴代モデル 1980 RZ250(4L3):白と黒の2色で登場 ’80年8月から日本での発売が始まった初代RZ250のカラーは、ニューヤマハブラックとニューパールホワイトの2色。発売前から[…]
最新の投稿記事(全体)
6999ドルで入手したバイク「VOGER」、ハーレーよりでっかい箱で到着! タンクの中が明るいぞ! 彼女を乗せたらどこに足を置けばいいんだ? ヘッドカバーがプラスチック?! アメリカの人気YouTub[…]
鮮やかな“パールビガーブルー”のスペシャルエディション登場 スズキは「ハヤブサ」をマイナーチェンジし、2025年12月24日に発売すると発表した。アルティメットスポーツを標ぼうするマシンは、リチウムイ[…]
過渡期に生まれながらもマシン全体の完成度は抜群 ’59年にCB92を発売して以来、各時代の旗艦を含めたロードスポーツの多くに、ホンダはCBという車名を使用してきた。そして昨今では、ネイキッド:CB、カ[…]
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外[…]
13台しか作られなかった964モデルのうちの1台 ポルシェのカスタムと聞いて、世代の違いで思い浮かべるファクトリーが変わってくるかと思います。ベテラン勢ならば、クレーマー、ルーフ、あるいはDPやアンデ[…]
- 1
- 2


















































