MotoGPライダーも着用するSHOEIのハイエンドフルフェイス『X-Fifteen(エックスフィフティーン)』に、VR46レーシングチームからMotoGPに参戦しているファビオ・ディ・ジャンアントニオ選手のレプリカモデル『X-Fifteen DIGGIA2(ディジャ ツー)』が発売となる。販売開始予定は’24年12月だ。
●文:ヤングマシン編集部(山下剛) ●外部リンク:SHOEI
ジャンアントニオ選手のレプリカ第2弾がX-Fifteenに新登場
X-Fifteenに追加されるレプリカモデルは、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ選手が今シーズンに着用している最新グラフィックだ。ブラックをベースカラーとして、ホワイトとレッド、ワインレッドを配色。額から頭頂部にかけて彼のロゴマークが大きく描かれ、フェイスガードと側頭部には商品名にもなっている彼のニックネーム『DIGGIA』の文字、後頭部にはゼッケンの49があしらわれている。
ジャンアントニオ選手のレプリカモデルは、2023年6月に発売した『Z-8 DIGGIA』に続く第2弾で、待望のフラッグシップフルフェイスでの登場だ。
ファビオ・ディ・ジャンアントニオ選手はイタリア出身の26歳で、2015年にグレシーニ・レーシングからMoto3にデビュー。2022年からMotoGPに昇格し、翌年のオーストラリアGPで初の表彰台に上がると、カタールGPでは初の優勝を決めた。今シーズンからはペルタミナ エンデューロVR46レーシングチームと2年契約を結び、ゼッケン49をつけたドゥカティワークスマシンを駆り、第13戦サンマリノGP終了時点でシーズン8位につけている。
『X-Fifteen』は、風洞実験とレースからのフィードバックを生かした帽体形状を持ち、時速350km/h超の速度域でも安定した空力性能を発揮する。この効果は100km/hでも発揮され、走行中の疲労軽減し、集中力を持続させる。
安全規格は公道走行に必須なJIS規格はもちろんのこと、国際レース参戦に必要なFIM、国内レースに欠かせないMFJ規格もクリアしているので、サーキットでのスポーツ走行を楽しむライダーにうってつけだ。その他、レーシングポジションで最適化されるベンチレーションシステム、レーシングシールドロック、前傾姿勢時の広い視界を確保するアッパーフィールドオブビジョン、走行中の水分補給をサポートするレディフォーハイドレーションシステムなど、あらゆる機能性を有している。
SHOEI X-Fifteen DIGGIA2
●価格:9万6800円 ●サイズ:XS(53-54cm)、S(55-56cm)、M(57-58cm)、L(59-60cm)、XL(61-62cm)、XXL(63-64cm) ●色:赤×黒(TC-1) ●規格:JIS、FIM、MFJ ●構造:AIM+(Advanced Integrated Matrix Plus Multi-Fiber) ●付属品:布袋、ブレスガードJ、チンカーテンD、シリコンオイル、防曇シート、ロアエアスポイラー、SHOEIロゴステッカー、シールド用ステッカー(No.11ステッカー) ●2024年12月発売予定
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(SHOEI)
リアル巨摩郡レプリカの「X-Fifteen グン」 SHOEIから2024年7月19日に発売された“バリ伝レプリカ”の2種類は、いずれも2024年9月30日までの受注期間限定。迷っていた方はお近くの正[…]
アメリカ国旗をモチーフとする本格オフロード用フルフェイス モトクロスやエンデューロといったオフロードレース参戦に最適で、林道ツーリングでも重宝する本格派オフロードフルフェイスのグラフィックモデル『VF[…]
グレー系が4色展開となり、さらに増えたカラーバリエーション J-Cruise 3はSHOEIオープンフェイスシリーズのツーリングモデルで、第3世代となる最新モデルだ。空力性能を高めて快適性と疲労軽減効[…]
パッと見は新作モトクロス用ヘルメットだが…… SHOEIは、長年にわたって培ってきたヘルメット開発技術にモトクロス用ヘルメットのデザインを融合した新作ヘルメット「X-GRID(クロス-グリッド)」を発[…]
レッド系の追加で選択肢が増えた第3世代の最新システムヘルメット ネオテック3に新たに加わるカラー『ガーネットメタリック』は、SHOEI現行モデルではJ-FORCE Ⅳ(ジェイフォース フォー)に採用さ[…]
最新の関連記事(ヘルメット)
リアル巨摩郡レプリカの「X-Fifteen グン」 SHOEIから2024年7月19日に発売された“バリ伝レプリカ”の2種類は、いずれも2024年9月30日までの受注期間限定。迷っていた方はお近くの正[…]
アメリカ国旗をモチーフとする本格オフロード用フルフェイス モトクロスやエンデューロといったオフロードレース参戦に最適で、林道ツーリングでも重宝する本格派オフロードフルフェイスのグラフィックモデル『VF[…]
ダニ・ペドロサのレプリカモデルが最高峰オープンフェイスで登場 中上貴晶選手に続く、VZ-RAMのGPライダーレプリカは、ダニ・ペドロサだ。このグラフィックは’24年7月に発売されたRX-7X PEDR[…]
グレー系が4色展開となり、さらに増えたカラーバリエーション J-Cruise 3はSHOEIオープンフェイスシリーズのツーリングモデルで、第3世代となる最新モデルだ。空力性能を高めて快適性と疲労軽減効[…]
パッと見は新作モトクロス用ヘルメットだが…… SHOEIは、長年にわたって培ってきたヘルメット開発技術にモトクロス用ヘルメットのデザインを融合した新作ヘルメット「X-GRID(クロス-グリッド)」を発[…]
人気記事ランキング(全体)
世界初、デイタイムランニングライトにウインカーを統合 ホンダは欧州で新型「X-ADV」を発表。ヘッドライトまわりを含むフェイスリフトに加え、テクノロジーやオールラウンドな扱いやすさに磨きをかけたという[…]
外観は現行を昇華。動力性能は歴代最強か?! 新型CB1000は、ホンダがCB1300の後継機として開発が進めているとウワサされる車両で、ヤングマシンが独占スクープ中のモデル。具体的にはCB1000ホー[…]
日本でも追って登場か スズキは欧州でSV650Xの新色を発表。これまでのメタリックマットソードシルバーに代わり、パールテックホワイトがラインナップされる。ホイール色も淡いゴールドからブルーにイメージチ[…]
1分でわかる記事ダイジェスト 白バイだけじゃない特殊車両の数々 馴染みのある白バイ以外にも、黒バイ、青バイ、赤バイ、黄バイと言われる4種の特殊なオートバイがある。それらの役割や装備について解説する。 […]
威風堂々の初代へ回帰! 俺達のヨンヒャクが復活へ 王道スタイル×最新鋭でこそCB-SF ’99年型からシャープなデザインとなったが、常にフォルムは正統派。一方でハイパーVTECなどの最新装備を採り入れ[…]
最新の投稿記事(全体)
ご実家はなんと元バイク店! 憧れはフレディ・スペンサー 目的地の宮ヶ瀬ヴィレッジは、広大な敷地でBBQや宿泊も可能なドライブイン。「展示スペースもあって面白いし、こういう場所が増えるといい」とお気に入[…]
Screenshot 英米で争われる「トランスアトランティックレース」のDVD化シリーズ、5月24日発売の第1弾(1984)、7月24日発売の第2弾(1985)、そしてこれらに続く第3弾が9月24日に[…]
3月の開幕戦は調整中となっている。もう少し暖かくなってからが吉なのだが…。 参加者が減ればレースは先細りに 先日、来年のカレンダーはどうなる? と書いた直後に2025年シーズンの暫定カレンダーが発表さ[…]
エアクリーナーエレメントがエンジンをぶっ壊す可能性 これはつい先日、筆者が実際に体験したノンフィクションです。 これはスズキRG400ガンマ。1985年製、すっかりレトロになってしまった2ストロークマ[…]
マルク・マルケス(ドゥカティ) マルク・マルケス選手はスペイン出身のオートバイレーサーで、「現役最強のライダー」とも名高いレジェンド選手です。 5歳の頃からオートバイに乗り始めたマルケス選手は、オフロ[…]
- 1
- 2