
ツーリングに最適な性能を追求したSHOEIのフルフェイスヘルメット『GT-Air3(ジーティーエア スリー)』にグラフィックモデル第5弾『GT-Air3 HIKE(ハイク)』が登場する。発売開始は’24年11月となっている。
●文:ヤングマシン編集部(山下剛) ●外部リンク:SHOEI
等高線をイメージしたグラフィックと配色が見事なカラースキーム
GT-Air 3に追加される新しいグラフィックモデルは、直線的な面構成でカラーパターンを構成する模様を特徴としている。さらに頭頂部に等高線をイメージした模様をあしらうことでアクセントをつけている。
カラースキームは、ブルー/レッド(TC-10)をメインカラーとし、ブラック/オレンジ(TC-8)、ブラック/イエロー(TC-11)の3パターンが揃う。
TC-10は、ホワイトをベースとしてレッドとブルーをグラデーションとアクセントにした、比較的オーソドックスなカラーリング。TC-8は、ブラックを基調としてオレンジを大胆なアクセントカラーとして、グラデーションを控えめにすることでオレンジの鮮やかさを強調。TC-11は、ブラックを基調としながらもホワイトを大胆にあしらいながら、彩度を抑えたブラウンイエローと彩度の強いネオンイエローを巧みに配色した個性的なカラーリングになっている。
GT-Air3は、ツーリング特性を高めたフルフェイスヘルメットで、優れた空力性能と防眩効果に優れるインナーサンバイザーを備えることが特徴だ。
空力性能は従来モデルと比較して、走行中に上方へ浮き上がる力を11%、前方から押しつけられる力を6.5%軽減。これによって高速走行における身体の疲労、とくに首にかかる負荷を抑えることに成功し、長距離走行を快適にこなせる。
インナーサンバイザーは格納式で、ヘルメット左側面のスライダーの操作でスムーズに開閉する。欧州サングラス規格に匹敵する性能を持ち、朝夕の逆光時などで威力を発揮する。
センターロック式シールド、防曇効果の高いピンロックシールド、シールド微開ポジション機能を備え、利便性と安全性、快適性を確保。ハイブリッド生地を採用した内装は肌心地もよく、長時間におよぶ装着でも快適さを維持する。
従来モデルと比較して流入量は1.2倍、排出量は1.8倍に高められたベンチレーションシステムのほか、マイクロラチェット式あご紐、緊急用ヘルメット取り外しシステム『E.Q.R.S.』も備える。
また、『SHOEI COMLINK』セナ製SRL3、サインハウス製B+COM SX1をスマートに装着できる。
長距離ツーリングだけでなく、日々の通勤・通学も安全かつ快適に着用できるフルフェイスヘルメットだ。
SHOEI GT-Air 3 HIKE
●価格:8万300円 ●サイズ:S(55cm)、M(57cm)、L(59cm)、XL(61cm)、XXL(63cm) ●色:青×赤(TC-10)、黒×橙(TC-8)、黒×黄(TC-11) ●規格:JIS ●構造:AIM+(Advanced Integrated Matrix Plus Multi-Fiber) ●付属品:布袋、ブレスガードK、チンカーテンR、シリコンオイル、サービスツール、防曇シート、防曇シート用ピン、SHOEIロゴステッカー ●2024年11月発売予定
SHOEI GT-Air 3 HIKE [TC-10 BLUE/RED]
SHOEI GT-Air 3 HIKE [TC-8 BLACK/ORANGE]
SHOEI GT-Air 3 HIKE [TC-11 BLACK/YELLOW]
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(SHOEI)
9月上旬~中旬発売:アライ「RAPIDE-NEO HAVE A BIKE DAY」 旧車やネオクラシックバイクにマッチするアライのラパイドネオに、新たなグラフィックモデルが登場した。グラフィックデザイ[…]
最外層にカーボンファイバーを使ったX-Fifteenの最高峰モデルが登場! 積層させた炭素繊維を樹脂で固めたカーボンファイバー(CFRP)は、軽くて強い素材だ。そのため航空機やレーシングマシンに使われ[…]
GT-Air3のメカニズムにマッチするニューグラフィックモデルが登場 GT-Air3に追加される新しいグラフィックモデルは、多数のパーツを組み合わせて帽体を構成するような、メカニカルな模様が特徴だ。と[…]
※写真はSHOEI Gallery FUKUOKA SHOEIは2025年9月12日、同社のヘルメットをフルラインナップ展示する公式ショールーム「SHOEI Gallery SAPPORO」を北海道札[…]
愛車とコーディネートしやすい4色のニューグラフィック ベンチレーション機能も優れており、100km/h走行時のアッパーエアインテークの流入量は従来モデル比で約1.2倍、トップエアレットからの排出量は約[…]
最新の関連記事(ヘルメット)
9月上旬~中旬発売:アライ「RAPIDE-NEO HAVE A BIKE DAY」 旧車やネオクラシックバイクにマッチするアライのラパイドネオに、新たなグラフィックモデルが登場した。グラフィックデザイ[…]
皮脂や汗に含まれる尿素が生地を痛めてしまう ──一般の方が汗でびちょびちょのヘルメットをリフレッシュさせたい場合、どのように行えばよいでしょうか? 「どこが外せるのか、どういうふうに洗えばいいのかは、[…]
ヘルメット専用設計で、手提げ&肩にかけてショルダーにしても快適 ツーリング先でのヘルメットの持ち運びのために、ポケットへ忍ばせておくのに最適な、小さく折りたためるヘルメットトートバッグ。出先での急な買[…]
ドゥカティを王者へと導くマシンを開発するピッロ選手のシグネチャーモデル 『F-17 Mips MICHELE PIRRO』は、MotoGPに参戦中の『ドゥカティ レノボ チーム』のテストライダーを務め[…]
ジョアン・ミル選手が今季着用中のシグネチャーモデルが登場! 『F-17 Mips JOAN MIR』は、’23年からレプソル・ホンダと契約してMotoGPを戦っているレーシングライダー、ジョアン・ミル[…]
人気記事ランキング(全体)
9/10発売:スズキ アドレス125 まずはスズキから、原付二種スクーターの定番「アドレス125」がフルモデルチェンジして登場だ。フレームを新設計して剛性を高めつつ軽量化を実現し、エンジンもカムシャフ[…]
50レプリカのフルサイズからミニバイクレースを経てデフォルメフルサイズへ! VR46カラーのTZR50……実はヨーロッパで1997年から2012年まで生産されていたイタリアのミナレリ製エンジンで、現地[…]
“グローバルカラー”をうたうマットパールホワイト インディアヤマハモーター(IYM)は、水冷単気筒エンジンを搭載するフルカウルスポーツ「R15 V4(V4=第4世代の意 ※日本名YZF-R15)」の新[…]
新基準原付、その正体とは? まずは「新基準原付」がどんな乗り物なのか、正しく理解することからはじめよう。これは2025年4月1日から、第一種原動機付自転車(原付一種)に新たに追加される車両区分だ。 導[…]
新型CL500の進化が! 気がつけば長距離を走っているスクランブラー「CL500」がマイナーチェンジを果たして新登場します! ご存じかと思いますが、CLシリーズには250ccの「CL250」も存在しま[…]
最新の投稿記事(全体)
前後がすぐ分かる設計で使いやすい こちらのバイクカバーは、ミラー部分に黒生地を採用し、前後のチェーンホールを色分けしているため、夜間や雨の日でも向きを迷わず装着できます。素材はポリエステルで軽量、サイ[…]
両手を自由に使うことができる、新パーソナルモビリティ ホンダが2025年9月24日より、法人向けに販売を開始したのがパーソナルモビリティの「UNI-ONE(ユニワン)」です。 法律的には「移動用小型車[…]
潮風と愉しむ瀬戸内の海の幸をその場で堪能せよ! ツーリングで心地よい疲労を感じた体に染みわたる、とびきりの港メシはライダーにとって最高の贅沢だ。IKEDA PORT MARCHÉでは、島の牡蠣や地魚を[…]
どうする? スクーターのエンジンがかからない ※これはまさに、筆者が直面した実話です。我が家のスクーター(TODAY)に乗ろうと思って、車庫から引っ張り出しました。ちょっと久しぶりですね。エンジンをか[…]
FLHXU ストリートグライドウルトラ:ストリートグライドを名乗る、伝統のウルトラモデルがついにデビュー! ハーレーダビッドソンのフラッグシップモデルが、フルモデルチェンジを果たした。その名は「FLH[…]
- 1
- 2