
ヤマハは台湾で、水冷単気筒エンジンのフルカウルスポーツ「YZF-R15M」および「YZF-R15 Monster Energy Yamaha MotoGP Edition」の2024年カラーを発表した。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ)
日本ではYZF-R15のみだが海外では「R15M」や「MotoGPエディション」も
ヤマハモーター台湾は、可変バルブ機構VVA採用の水冷単気筒エンジンを搭載するフルカウルスポーツ「YZF-R15M」および「YZF-R15 Monster Energy Yamaha MotoGP Edition」の2024年カラーを発表した。標準モデルはブルー、ブラック、レッドの3色が揃うが、いずれも日本仕様とは異なるラインナップとなっている。
YZF-R15Mは、専用カラーのほかエンブレムなど専用のディテールが加えられ、クイックシフターも標準装備する。「YZF-R15 モンスターエナジーヤマハ MotoGPエディション」は、R15Mと同じくクイックシフターを備え、MotoGPマシン・YZR-M1の最新カラーをイメージしたグラフィックをまとう。
YZF-R15シリーズは、前述の可変バルブ機構VVAのほか、トラクションコントロールシステムやアシスト&スリッパークラッチ、ABSを標準装備し、車体はスチール製デルタボックスフレームやアルミ製スイングアーム、φ37mm倒立フロントフォークなど本格的な構成だ。メーターはLCDで、ヘッドライト&テールランプにはLEDを採用している。
日本ではYZF-R125とYZF-R15が2023年10月に発売されているが、台湾向け標準モデルのブルーなどは2024年モデルのYZF-R7などと同様のグラフィックを纏っているため、日本仕様の次期カラーで採用する可能性もありそうだ。
YAMAHA YZF-R15 / M / Monster[2024 Taiwan model]
YAMAHA YZF-R15 M [2024 Taiwan model]Metallic Gray (silver black)
YAMAHA YZF-R15 Monster Energy Yamaha MotoGP Edition[2024 Taiwan model]Monster Energy Yamaha MotoGP (black blue)
YAMAHA YZF-R15 Monster Energy Yamaha MotoGP Edition[2024 Taiwan model]Monster Energy Yamaha MotoGP (black blue)
YAMAHA YZF-R15[2024 Taiwan model]Racing Blue (blue dark gray)
YAMAHA YZF-R15[2024 Taiwan model]Dark Knight (matte black)
YAMAHA YZF-R15[2024 Taiwan model]Metallic Red (red dark gray)
車名 | YZF-R15 / M / Monster |
全長×全幅×全高 | 1990×725×1135mm |
軸距 | 1325mm |
最低地上高 | 170mm |
シート高 | 815mm |
装備重量 | 142kg |
エンジン型式 | 水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ(VVA搭載) |
総排気量 | 155cc |
内径×行程 | 58.0×58.7mm |
圧縮比 | 11.6:1 |
最高出力 | 18.4ps/10000rpm |
最大トルク | 1.4kg-m/7500rpm |
変速機 | 常時噛合式6段リターン |
燃料タンク容量 | 11L |
タイヤサイズ前 | 100/80R17 |
タイヤサイズ後 | 140/70R17 |
ブレーキ前 | φ282mmディスク |
ブレーキ後 | φ220mmディスク |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
最新の関連記事(ヤマハ [YAMAHA])
インパクト大なシリーズ初カラー 現代的ストリートファイターのMT-09をベースに、アルミタンクカバーなど金属の質感を活かした専用外装などでネオレトロに仕上げられた1台であるXSR900。3種のパワーモ[…]
カワサキ500SSマッハⅢに並ぶほどの動力性能 「ナナハンキラー」なる言葉を耳にしたことがありますか? 若い世代では「なんだそれ?」となるかもしれません。 1980年登場のヤマハRZ250/RZ350[…]
※この記事は別冊モーターサイクリスト2010年11月号の特集「YAMAHA RZ250伝説」の一部を再構成したものです。 ヤマハ RZ250のエンジン「2ストロークスポーツの純粋なピーキー特性」 ヤマ[…]
新型スーパースポーツ「YZF-R9」の国内導入を2025年春以降に発表 欧州および北米ではすでに正式発表されている新型スーパースポーツモデル「YZF-R9」。日本国内にも2025年春以降に導入されると[…]
2ストエンジンの新時代を切り開いた名車 1980年代中頃、スズキのガンマ、ホンダのNSと、高性能レプリカが矢継ぎ早に出揃い、大ヒットを記録していた。 この潮流をみたヤマハはRZ250Rにカウルを装着し[…]
最新の関連記事(YZF-R15)
250ccクラスは16歳から取得可能な“普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は全部で7種類ある。原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制[…]
可変バルブシステム搭載のエンジンや倒立フォークなど装備も豪華 ヤマハモーターインドネシアは、水冷単気筒エンジンを搭載するフルカウルスポーツ「R15(日本名;YZF-R15)」シリーズの2025年モデル[…]
春からの新生活&バイクライフを応援だ! YZF-R15/YZF-R125/MT125の3機種を対象としたこのキャンペーンは、3月1日(土)〜5月31日(土)の3ヶ月間に、キャンペーン協賛店で前記3機種[…]
250ccクラスは16歳から取得可能な“普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は全部で7種類ある。原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制[…]
250ccクラスは16歳から取得可能な“普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は全部で7種類ある。原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制[…]
人気記事ランキング(全体)
カワサキ500SSマッハⅢに並ぶほどの動力性能 「ナナハンキラー」なる言葉を耳にしたことがありますか? 若い世代では「なんだそれ?」となるかもしれません。 1980年登場のヤマハRZ250/RZ350[…]
マーヴェリック号の燃料タンク右側ステッカー エンタープライズに配属された部隊 赤いツチブタは、「アードバークス」の異名を誇る米海軍「第114戦闘飛行隊(VF-114)」のパッチ。1980年代には第1作[…]
※この記事は別冊モーターサイクリスト2010年11月号の特集「YAMAHA RZ250伝説」の一部を再構成したものです。 ヤマハ RZ250のエンジン「2ストロークスポーツの純粋なピーキー特性」 ヤマ[…]
カラーバリエーションがすべて変更 2021年モデルの発売は、2020年10月1日。同年9月にはニンジャZX-25Rが登場しており、250クラスは2気筒のニンジャ250から4気筒へと移り変わりつつあった[…]
公道モデルにも持ち込まれた「ホンダとヤマハの争い」 1980年代中頃、ホンダNS250Rはヒットしたが、ヤマハTZRの人気は爆発的で、SPレースがTZRのワンメイク状態になるほどだった。 しかしホンダ[…]
最新の投稿記事(全体)
カワサキW800(2017) 試乗レビュー この鼓動感は唯一無二。バイクの原点がここに 1999年2月に発売されたW650は2009年モデルを最後に生産を終了。その2年後の2011年、ほぼ姿を変えずに[…]
旧車の開発に使われた”鉱物油”にこだわる 1992年に創業した絶版車ディーラーのパイオニア・ウエマツ。販売だけでなく、整備にも徹底して力を注いできた同社がそのノウハウをフィードバックし、旧車に特化した[…]
インパクト大なシリーズ初カラー 現代的ストリートファイターのMT-09をベースに、アルミタンクカバーなど金属の質感を活かした専用外装などでネオレトロに仕上げられた1台であるXSR900。3種のパワーモ[…]
イベントレース『鉄馬』に併せて開催 ゴールデンウィークの5月4日、火の国熊本のHSR九州サーキットコースに於いて、5度目の開催となる鉄フレームのイベントレース『2025 鉄馬with βTITANIU[…]
ロングツーリングでも聴き疲れしないサウンド 数あるアドベンチャーモデルの中で、草分け的存在といえるのがBMWモトラッドのGSシリーズ。中でもフラッグシップモデルのR1300GSは2024年に国内導入さ[…]
- 1
- 2