ホンダは、軽量スリムで扱いやすく、通勤快速としても人気の原付二種スクーター「ディオ110」をマイナーチェンジ。最新排出ガス規制に適合するとともにニューカラーを採用し、新たに安価な「ディオ110ベーシック」をタイプ追加した。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:ホンダ
このご時世に21万7800円で登場したベーシックタイプ
ホンダは、空冷単気筒エンジンを搭載する通勤快速スクーター「ディオ110」をマイナーチェンジするとともに、スマートキーを省略したことなどで低価格を実現した「ディオ110ベーシック」を新たに追加し、2023年モデルとして3月16日に発売すると発表した。
このたびの変更では、エンジンが新たに令和2年排出ガス規制に適合。ディオ110に新色のマットディムグレーメタリックを設定し、ディオ110 スタンダードは新鮮なパールジュピターグレーのほか、パールジャスミンホワイト、カットギャラクシーブラックメタリックと全2色のバリエーションとなる。
なお、ディオ110ベーシックのイグニッションキーは盗難抑止効果のあるシャッター付きキーシリンダーを採用している。
原材料費の高騰や為替変動などからバイクの価格は上昇傾向が続いているが、そんな中で21万7800円という原付二種スクータークラスで最安値のディオ110ベーシックを投入したホンダには、惜しみない拍手を贈りたい。
HONDA DIO110[2023 model]
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