キャンプのジャンル参入から1年で超充実!

【速報】2023春夏 ワークマンの新作「キャンプ・ツーリング向け」ギア9選

大人気のフュージョンダウンシュラフはエクストリームに

エクストリームダウンシュラフは全部で4種類。左から400、600、690、1290だ。

新登場のエクストリームダウンシュラフは、生地の噛み込みを防ぐテープを内側に追加したり、ベルクロタブの予期せぬくっつきを減らす工夫を施すなど、本体もしっかりブラッシュアップしている。

昨年2月にリリースされたワークマンのキャンプギアの中で最も注目され、入荷するたびに即完売となっていたのがフィールドコアのフュージョンダウンシュラフだ。中綿にダウン/フェザー/吸湿発熱わたを使用しているのが最大の特徴で、快適使用温度4℃/使用可能温度-1℃(モンベルなら#3相当)という高スペックながら7800円という安さは、アウトドア業界に大きな衝撃を与えた。

そんなフュージョンダウンシュラフは、昨年8月にマイナーチェンジを実施するとともに、上位モデル2種類を追加して計3モデルに。この第2世代における最大のポイントは、中綿の割合の見直しだ。下の表に詳しいが、第1世代は天然素材50%:吸湿発熱わた50%だったのに対し、第2世代では40%:60%に。これによりフュージョンダウンシュラフのマイチェン後のスペックは、快適使用温度5℃/使用可能温度0℃と、わずかとはいえ防寒性が低下したのだ。

各世代で中綿の割合が異なることが分かる。

今回登場したエクストリームダウンシュラフは第3世代に相当し、中綿の割合は天然素材65%:吸湿発熱わた35%となった。これは第2世代はもちろん、第1世代よりもダウン/フェザーの割合が増えているのだ。ラインナップは中綿の重量別に400、600、690、1290の4種類で、400のみテーパー形状の封筒型。600と690の違いはネックバッフルの有無で、1290は冬季用という位置付けだ。

4種類のスペックを比較する。これでほぼ通年対応できるようになった。

天然素材の割合を増やして防寒性を高めたことから、エクストリームと名付けられた新世代のダウンシュラフ。いずれも本体のリップストップナイロンにはテフロンエコエリートによる撥水加工が施されており、テントの内側が結露しても十分な耐性を持つ。そして今回も価格は大手ブランドの半額から1/3程度となっており、人気が集中すること間違いなしだ。

FSC13 エクストリームダウンシュラフ400(9800円)

【FSC13】フィールドコア エクストリームダウンシュラフ400 ●価格:9800円 ●使用時サイズ:縦約195cm×幅約70cm(足元幅約30cm) ●収納時サイズ:円周約55cm×高さ約37cm ●快適使用温度:4℃ ●使用可能温度:-2℃ ●重量:約1.0kg ●色:ワイン

FSC12 エクストリームダウンシュラフ600(1万2800円)

【FSC12】フィールドコア エクストリームダウンシュラフ600 ●価格:1万2800円 ●使用時サイズ:縦約215cm×幅約70cm(足元幅約30cm) ●収納時サイズ:円周約57cm×高さ約38cm ●快適使用温度:2℃ ●使用可能温度:-3℃ ●重量:約1.2kg ●色:ダークブラウン、ワイン

FSC10 エクストリームダウンシュラフ690(1万3800円)

【FSC10】フィールドコア エクストリームダウンシュラフ690 ●価格:1万3800円(WEB限定+SC) ●使用時サイズ:縦約215cm×幅約70cm(足元幅約30cm) ●収納時サイズ:円周約65cm×高さ約39cm ●快適使用温度:2℃ ●使用可能温度:-3℃ ●重量:約1.4kg ●色:ブラック

FSC11 エクストリームダウンシュラフ1290(1万9800円)

【FSC11】フィールドコア エクストリームダウンシュラフ1290 ●価格:1万9800円 ●使用時サイズ:縦約215cm×幅約70cm(足元幅約30cm) ●収納時サイズ:円周約77cm×高さ約41cm ●快適使用温度:-5℃ ●使用可能温度:-11℃ ●重量:約1.9kg ●色:オリーブ

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