王者ローソンをどう攻略するか

500ccで平忠彦がエディ・ローソンを打ち破る! 蘇るTBCビッグロードレース【初DVD化第6弾 1986年編】

ウィック・ビジュアル・ビューロウは、バイク専門クラウドファンディングサイト『2輪市場』にて、TBCビッグロードレースを初めてDVD化して10作品を発売する。第6弾は1986年編だ!

1986年に開催されたTBCビッグロードレースの映像をDVDに復刻収録!

前年はあいにくの雨のレースとなったが、この年は天候に恵まれ熱いレースが展開された。また、1986年からはそれまで2ヒート制だったレースが30周のワンレースになったのもトピックだ。

1986年編は500ccとTT-F1を収録!

500ccでは再びWGP500ccのタイトルを手中に収めたエディ・ローソンに加え、ランディ・マモラとマイク・ボールドウィンが参戦。TT-F1クラスにもクリスチャン・サロンとケビン・マギーがエントリーを果たした。

ローソンは1984年、1985年と2ヒートを全て勝利して4連勝中。1986年は自身2度目となる世界グランプリ500ccクラスのタイトルを獲得し、年末のTBCビッグロードレースには4回目の参戦だ。

これを迎え撃つ日本人ライダーは、この年のサンマリノGP、250ccクラスで念願の初優勝をあげた平忠彦。王者ローソンをどう攻略したのか、その勇姿をその目で確かめて欲しい。

TT-F1では、クリスチャン・サロンとケビン・マギーを相手に宮崎祥司、上野真一らが奮闘する。

参戦したレジェンドライダーたち

クリスチャン・サロン(TT-F1クラス)

ケビン・マギー(TT-F1クラス)

辻本聡(TT-F1クラス)

エディ・ローソン(500ccクラス)

ランディ・マモラ(500ccクラス)

マイク・ボールドウィン(500ccクラス)

平忠彦(500ccクラス)

国際格式レースが日本になかった時代に誕生したのがTBCビッグロードレース

1977年、TBC東北放送は開局25周年を記念し、スポーツランドSUGOにて特別なレースを開催した。当時の日本では国際格式レースがなく、海外のライダーを見ることができる唯一のレースとして誕生したビッグイベントは、その名をTBCビッグロードレースといった。1977年~1980年は毎年5月/10月の2回開催であったが、1981年より年1回の開催に変更された。

グランプリのシーズン終了後に開催されることにより、WGPのスーパースターも参戦できたことが特別なレースたるゆえん。特に1980年10月開催からは、それまでのF750カテゴリーからWGPと同じ500ccマシンでの開催となり、GPライダー&GPマシンの組み合わせがファンを熱狂させた。

そんなTBCビッグロードレースを、モトGP公式DVDの制作などで知られるウィック・ビジュアル・ビューロウが初めてDVD化して発売するのが本DVDシリーズだ。

予告編動画はコチラ↓


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