SHOEIは、インナーサンバイザー付きプレミアムツーリングフルフェイス「GT-AirII」に、グラフィックモデル“TESSERACT”(テセラクト)を新たにラインナップ。2022年5月に受注限定販売モデルとして発売すると発表した。
●外部リンク:SHOEI
落ち着いたトーンのカラーリングモデル、全3バリエーション
SHOEIは、インナーサンバイザーを装備した唯一のプレミアムツーリングフルフェイス、GT-Air IIに“四次元立方体”を意味する名前の新たなグラフィックモデル「テセラクト」を設定し、2022年5月に受注限定販売モデルとして発売する。
カラーラインナップは全3色で、艶消し黒をベースカラーとしたグラフィックには赤または灰色が組み合わされ、白ベースのグラフィックには青と赤が配される。底部にはグラフを思わせるストライプ状の紋様が描かれており、同様のストライプはセンター部にも左右非対称で描かれている。ツートーンの主題になるカラーはグラデーションが印象的だ。
いずれのグラフィックも落ち着いたトーンとされており、さまざまなカラーリングのバイクと違和感なく組み合わせることができそうだ。
GT-Air IIは、正統はデザインのツーリング向けフルフェイスヘルメットで、ベンチレーションパーツと一体になったシェルの造形やシャープな顎のラインに、専用コミュニケーションシステムマウントスペースを加えながらもコンパクトに仕上げられている。欧州のサングラス規格EN1836に匹敵する光学性能を持つインナーサンバイザーは前作のGT-Airよりも長さを5mm延長され、日差しの侵入を効果的にカット。鼻部分の形状は前作比で5mm深くカットすることで、鼻への干渉を避けている。
走行風があまり期待できない低速走行時に有効なシールド微開ポジションの設定や、シールドの曇り防止に大きな効果を持つピンロックEVOレンズ付属も嬉しい。また、チンストラップには厚手のグローブでも操作可能なマイクロラチェットシステムを採用し、確実な締結とカンタンな着脱を実現している。
帽体は、強靭なガラス繊維を3次元形状とした有機繊維の複合積層構造をもとにした、軽量で剛性弾性に優れるAIM+(Advanced Integrated Matrix Plus Multi-Fiber)構造。フル脱着式の内装は、吸湿速乾性に優れたHYGRAを用いたほか、メガネの装着性を向上するチークパッド構造や、万が一のアクシデント時に備えた緊急用ヘルメット取り外しシステム『E.Q.R.S(Emergency Quick Release System)』も採用する。
SHOEI GT-Air II TESSERACT
●価格:6万4900円 ●サイズ: S(55cm)、M(57cm)、L(59cm)、XL(61cm)、XXL(63cm) ●色:赤×黒、灰×黒、赤×青 ●規格:JIS ●構造:AIM+(Advanced Integrated Matrix Plus Multi-Fiber) ●付属品:布袋、ブレスガード、チンカーテン、シリコンオイル、サービスツール、CWR-1 PINLOCK EVO lens、防曇シート用ピンセット、SHOEIロゴステッカー ●発売時期:2022年5月
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