●文:ヤングマシン編集部(大屋雄一) ●写真:富樫秀明 ●取材協力:広島化成 elfシューズ
【BRAND POST】エルフから透湿防水シューズのニューモデル「S17(エスセブンティーン)」が登場。最新のボアフィットシステムを採用したほか、カラーバリエーションにも注目だ、バイクの車体色に合わせやすいもののほか、アドベンチャーシーンを予感させるミリタリーカラーを用意するなど、色でも攻めている。
長年のノウハウを凝縮最新のボアシステム採用
ライダー向けのフットウエアと言えば、皮革製のロングブーツやトレッキングシューズをベースとしたものしかなかった’95年、歩くことを基本としたライディングシューズを初めて発売したのがエルフだ。ブーツよりも仰々しくなく、スニーカーよりも安全かつペダルの操作性に優れた同シューズは瞬く間にヒットし、世界中のメーカーが追従する一大ジャンルへと成長した。そのエルフが今回、満を持してリリースするのが新作透湿防水シューズ「S17(エスセブンティーン)」だ。
【elf S17】●サイズ:23.0~28.0cm(0.5cm刻み) グリーンのみ25.0~28.0cm(0.5cm刻み) ●色:白 黒 赤 ミリタリー 緑 ●価格:2万1780円
前作のシンテーゼ14は’10年に登場し、バックル式を採用していたが、新しいS17は最新のボアフィットシステム・IP1ダイヤルを導入。前足部全体を優しく包み込むレースレイアウトにより、フィット感が格段に向上した。さらに、糸くずが付着しにくいモールドマジックを採用した上部のストラップは、折り返し部分で長さを調整できるなど、ホールド力アップもアップしている。
アッパーの一部には、当たりがソフトな人工皮革クラリーノを使用。色ごとに表面感が異なるなど、質感にも配慮が行き届いている。新開発の防水フィルムは透湿性に優れているのが特徴で、靴内部の蒸れを積極的に放出。インソールはクッション性/通気性/抗菌性/耐久性に優れ、トータルでの快適性を追求している。
カラーバリエーションは、バイクの車体色に合わせやすいもののほか、アドベンチャーシーンを予感させるミリタリーカラーを用意するなど、色でも攻めているのがS17のポイントだ。リリースは’21年2月頃の予定。これは楽しみだ!
ダイヤル式フィットシステム「ボアフィットシステム」を採用。ワンアクションで瞬時にリリースできるほか、締める/緩めるがワンクリックずつ可能なIP1ダイヤルを採用。
国産の人工皮革クラリーノをアッパーの一部に使用。内部には透湿性に優れた新開発の防水フィルムを採用し快適な走りを約束する。
TPU素材のシフトガード/サイドガード/アンクルガードを採用。くるぶしには保護パーツも内蔵する。
ステップとの接触角度を考慮してヒールの段差を斜めとした、防滑&耐油アウトソール。
カラーバリエーションで注目してほしいのは、オリーブドラブとも呼べるミリタリーが加わったこと。しかも同色のみソールまで色を統一している。なお、ボアダイヤルはそれぞれ異なる色を採用している。(左上)ブラック (右上) ミリタリー(左下) レッド(右下)ホワイト
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グリーン [写真タップで拡大]
【カワサキ車にマッチするグリーンカラーも】エルフは、SBK6連覇中のジョナサン・レイを擁するカワサキレーシングチームのスポンサーでもある。
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