佐藤寿宏のレース通信
ヨシムラが鈴鹿8耐の参戦体制を発表! 加賀山、渡辺一樹、ギュントーリで5度目の勝利を目指す
- 2019/6/13
ロードレースを追いかけること20年以上のフリーライター・佐藤寿宏さんの「寿(ことぶき)通信」をお届け。国内外、レースの様々な現場から届く「寿通信」は、日本人選手の動向を中心にレポートする。今回はヨシムラが2019年7月25日~28日に開催される鈴鹿8耐 第42回大会の参戦体制を発表した件について。
サプライズ! 加賀山就臣がヨシムラで参戦
ヨシムラスズキMOTULレーシングチームが鈴鹿8時間耐久ロードレースの参戦体制を6月12日(水)に発表! 全日本JSB1000クラスを戦う加賀山就臣と渡辺一樹、スズキMotoGPマシンの開発ライダーも務めるシルバン・ギュントーリの3人で勝利を目指す。
ここ数年は、津田拓也を中心に外人ライダーを起用して戦ってきたが、今シーズンは、加賀山を起用し、一からマシン作りの見直しを行って来た。ヨシムラ2年目を迎える渡辺一樹も、昨年はギリギリまでヨシムラで走るか、走らないかという状況で、最終的に生形秀之率いるエスパルスドリームレーシング・IAIで参戦し、4位にチームを押し上げていたが、今年は晴れてヨシムラから鈴鹿8耐に初参戦することになる。そして3年連続の参戦となるギュントーリは、MotoGPマシンでも速さを見せているライダーだけに、全日本の2人が地道に作り上げてきたマシンをどうライディングするか楽しみなところだ。

GSX-R1000R+加賀山就臣
加賀山というベテランをベースに勢いのある渡辺一樹とギュントーリを加えたヨシムラが5度目の勝利を目指す。