第47回マシン・オブ・ザ・イヤー2019

安定の機能とキャッチーなデザインが融合

自社名を冠した新ブランド「フラッグシップ」のジャケットを着用インプレ

  • 2019/2/1

エルフなど有名ブランドのアパレルを手掛けるフラッグシップが、自社名を冠したブランドを立ち上げた。その実力をチェックしたぞ!

(○)オールシーズンに対応、脱着式インナーが便利

長年にわたりエルフなど海外ブランドの2輪用アパレルを製造・販売してきたフラッグシップが、今年の3月から自社名を冠したブランドのウエアを販売する。第一弾となる春夏用アイテムは、ジャケット8種類のほかにパンツ2種類、グローブ5種類で、今回は秋冬にも使えるマルチシーズンジャケットを試した。

【[フラッグシップ]FJ-A192 SAWマルチシーズンジャケット】 ●税込価格:3万1320円 ●サイズ:M、L、LL、LW、3L、4L ●色:青、黒、赤、緑

 肩とヒジにCEプロテクターを標準装備するほか、背中には開閉式のベンチレーションを備えるこのジャケット。中綿入りの脱着式インナーが単体でも着られるので、宿泊先での外出時などに重宝する。このインナーを装着した状態での着心地は袖がややタイトだが、適度な立体裁断と各部のシャーリングにより、窮屈さや動きにくさはなし。バイク用ウエアを長年手掛けてきただけに、このあたりのノウハウはさすがだ。

 走ってみての印象も良好だ。裾にはベルクロアジャスターのほかベルトループも設けられており、裾からの風の侵入やズリ上がりを減らすことができる。身頃がゆったりめなのでスマートな体型だと胸まわりが若干ダボつくが、それだけレイヤリングの余裕があるわけで、まさにマルチシーズンの名に恥じない1着だ。

フラッグシップが得意とするスポーティなルックス。前後の身頃と両袖に大きなロゴをレイアウト。表地はナイロンヘビーツイルで、各部にリフレクターを配して夜間の被視認性を確保。

ファスナー&ボタンでアウターと接続する中綿入りのインナーを装備。インナー単体でも着用可能だ。

表地は防水加工され、雨を強力に弾く。突然の雨でもご覧のとおりで、すぐに染み込まない。慌ててレインウエアを着なくていい。

アームホール後部(写真)とヒジにシャーリングを採用し、大きく動いた際の突っ張り感を軽減。

(△)襟回りが大きめなので風の侵入対策は必須

 ご覧のとおり襟と首の空間が広いので、ここから走行風が侵入しやすい。夏はいいだろうが、寒い時期はネックウォーマーなどで対策を。

(結論)間違いない作り。種類も豊富で売れる予感あり!

 テンションの上がるキャッチーなデザインと機能性をうまく融合させる手腕は、さすがフラッグシップと言えるだろう。オプションの胸部プロテクター各種が追加できるなど、安全面にも最大限配慮している。これは人気が出そう。

●写真:飛澤 慎
●取材協力:フラッグシップ ☎048-762-1021 http://www.flag-ship.co.jp/

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大屋雄一

大屋雄一

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紙面版にて厳正なる新製品テストを担当するベテランジャーナリスト。