長期ビジョン「ART for Human Possibilities」の一環

ヤマハ、新たに電動モビリティの開発/販売を計画【ベンチャー企業のglafitに出資/業務提携】

GFR-01 [glafit]

2018年末、ヤマハ発動機は2030年長期ビジョンを発表。「ART for Human Possibilities」を旗印とし、ロボティクス技術活用(Advancing Robotics)、社会課題へのヤマハらしい取り組み(Rethinking Solution)、モビリティの変革(Transforming Mobility)を推し進めることで、人々の可能性を拡げ、より良い社会と生活の実現を目指すことを公表しているが、その実現に向けての施策の一環として、電動ハイブリッドバイク「GFR-01」を手がけるベンチャー企業・glafitに出資し、業務提携を結んだ。

glafitは和歌山発のモビリティー系ベンチャー企業。2017年に二輪ノンユーザーをターゲットにした、自転車でも原付スクーターでもない新しい電動ハイブリッドバイク「GFR-01」を発売し、新たな二輪ユーザーの獲得を目指している。

今回の業務提携により、GFRシリーズをベースとした派生モデルを両社で開発し、2020年春頃の販売を計画している。以降も電動モビリティにおける両社の強みを最大限に活かして、よりユーザー視点に立った、安心で便利で楽しいモビリティを提供していくとのこと。

世界を舞台とする大企業・ヤマハと、アイディアと機動力で勝負するベンチャー・glafitのコラボレーションからどんな相乗効果が生まれるのか、期待しつつ注視を続けたい。

※情報提供:ヤマハ発動機