Mission Winnowドゥカティ・チーム

ドゥカティが2019年シーズンを戦うMotoGPチームとマシンを発表

  • 2019/1/22

2019年シーズンのMotoGP世界選手権に参戦するMission Winnowドゥカティ・チームが、スイスのヌーシャテル湖畔でそのベールを脱いだ。マシンは昨年までの白×赤ではなく、真紅に染まったニューマシン、デスモセディチGP19。2週間後にはマレーシアのセパンでテストがはじまる!

ドヴィツィオーゾと新たなチームメイト

スイスのヌーシャテル湖畔にあるフィリップモリス・インターナショナルの研究開発施設「CUBE」で、Mission Winnowドゥカティ・チームが披露された。このイベントでは、オフィシャルライダーのアンドレア・ドヴィツィオーゾと、昨年までのホルヘ・ロレンソに代わってチームメイトとなったダニーロ・ペトルッチの手により、新時代を感じさせるレッドカラーのニューマシンがアンベール。Mission Winnowドゥカティ・チームは間もなくマレーシアへと出発し、2月6日~9かにセパンで開催される最初の合同プレシーズンテストに臨むことになる。19のレースが開催される2019年シーズンは3月10日に開幕だ。

【左:#04 アンドレア・ドヴィツィオーゾのマシン/右:#9 ダニーロ・ペトルッチのマシン】

エアロダイナミクスは2018年と形状が異なっている。開幕戦までにどこまで進化していくのか……。

燃料タンク後端の形状が大きく変わっている模様。シートカウル後ろの“サラダボックス”も健在だ。

#04 アンドレア・ドヴィツィオーゾ

#9 ダニーロ・ペトルッチ

MotoGPのタイトル獲得を誓う

ドゥカティ・モーターホールディング最高経営責任者(CEO)のクラウディオ・ドメニカーリは次のように語っている。「レースは、常にドゥカティの DNA に組み込まれてきました。サーキットから得られたソリューションと専門知識は、弊社の資産となり、私たちの製品に直接反映されています。MotoGP プロジェクトは、すべての情熱的なファンの方々のために、より優れたパフォーマンス、エキサイティングで安全な走りを実現するために不可欠なものとなっています。2018年のレース結果を振り返ってみると、デスモセディチGPがもっとも戦闘力のあるマシンの1台であることが証明されています。私たちは、このことを誇りに思っていますが、これで満足することなく、さらにもう一段階、決定的な前進を遂げたいと思っています。私たちのノウハウやドゥカティ・コルセ従業員のファイティング・スピリットの力は、私たちのライバルを凌いでいると信じています。MotoGP での新たな挑戦において、今シーズンからメインスポンサーになるアウディ・スポーツを含めて、私たちを支えてくれているすべてのパートナーの皆様に感謝いたします。そして、決して忘れることのできないシーズンにするために、Mission Winnowドゥカティ・チームのスタッフ全員の健闘を祈りたいと思います」

ドゥカティ・コルセ・ゼネラルマネージャーのルイジ・ダッリーニャは次のように述べた。「MotoGPにおいて、2018年は私たちにとって重要なシーズンの一つでした。私たちは、4年連続で、技術的な観点からも、レース結果の面でも、成長と改善が見られました。私たちは、これまで不得意としていたサーキットでも高い戦闘力を発揮し、2017 年を超える優勝と表彰台を獲得しました。しかし、私たちのライバルも進化しています。私たちは、最近の数年間で行ってきたこと以上にマシンを改善し、可能性のあるすべての分野において、新しいアイデアや進化をもたらしています。私たちのチームは、アンドレアやダニーロと共に、マシンの開発を適切に進めることができる体制が整っていると確信しています。これまでと同様、私たちは野心的な目標を持っています。私たちは、MotoGPのタイトルをボルゴ・パニガーレに持ち帰りたいと思っています」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ「2018 年は、私にとって非常に素晴らしい年でした。初戦で優勝し、いくつかの浮き沈みはあったものの、困難な中でも新たな方向性を模索し、シーズン中盤には大きな一歩を踏み出しました。チームの仕事には大変満足しています。シーズン後半にかけても、優勝争いに加わることができました。次のテストでは、マシンをさらに進化させて、最善の方法でシーズンをスタートしたいと思います。今シーズンはかなり期待できると思います。マシンのフィーリングにもスタッフの仕事ぶりにも手ごたえを感じています。そして何より、私たちには積み重ねてきた経験があります。ダニーロとチームメイトになることができて嬉しいです。私たちは、お互いをよく知っていますし、サーキットで戦うだけでなく、一緒にパッケージを開発することもできると確信しています」

ダニーロ・ペトルッチ「昨シーズンは、過去最高のポイントを獲得したという点で、私にとって非常に重要なシーズンでした。インディペンデント・ライダーのトップになるという目標にはわずかに届きませんでしたが、2018 年は間違いなく素晴らしい年でした。ファクトリー・カラーを纏ったマシンに乗ることができて、本当に誇りに思います。シーズンの開幕が待ちきれません。新しいスタッフとも打ち解けています。彼らは、非常に高いスキルを備えています。私自身については、まだ改善の余地があると思っています。トレーニング・プログラムを変更して、最高のコンディションで開幕戦を迎えたいと思います。アンドレアとチームを組むことができてとても嬉しいです。彼は、驚異的なライダーであるだけでなく、素晴らしい人物でもあります。私たちは、長年にわたってお互いのことをよく知っています。私たちは、一つの目標に向かって一緒にトレーニングを開始しました。2人にとって、素晴らしいシーズンにしたいと思っています」

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ヨ

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帰ってきたネイティブ足立区民。ヤングマシン、姉妹誌ビッグマシンで17年を過ごしたのち旅に出ていた編集部員だ。見かけほど悪い子じゃあないんだぜ。
■1974年生まれ
■愛車:MOTOGUZZI V7 SPECIAL(2012)