2019世界の新車総図鑑#06

ホンダCRFシリーズetc.の2019年モデルをチェック

  • 2018/12/23

2019世界の新車総図鑑(ホンダ)

2018年10月のインターモトショーから11月のミラノショーにかけて、世界のニューモデルが一気に登場したことは記憶に新しいだろう。WEBヤングマシンでは新車情報を逐一お届けしてきたが、本特集「2019世界の新車総図鑑」にてここまで判明しているラインナップをあらためて整理しておきたい。本稿ではホンダのCRFシリーズ等の2019モデル情報についてまとめた。

[コンセプト]CRF450L ラリーコンセプト:ダカールラリー参戦車がモチーフ

日本でもこの9月から発売中のCRF450L。これをベースにラリー仕様としたコンセプトモデルだ。モチーフは、ダカールラリー参戦を続けているワークスマシンのCRF450RALLY。ワークスマシンのようにDOHCヘッド化されてはいないものの、そもそもCRF450LがレーサーのCRF450R譲りの車体を持っているために再現度はかなり高いと言えよう。ノーマルより12.4L増しの20Lビッグタンクを持ち、ヘッドライトとミラーはノーマルを流用。コマ地図がセットされるスペースに液晶スクリーンが用意されているといった独自のフィーチャーも備えている。市販化は未定だ。

CRF450L(2019)

主要諸元 ■全長・全幅・全高・軸距未発表 シート高未発表 車重未発表 ■水冷4スト単気筒SOHC4バルブ 馬力・トルク未発表 燃料タンク容量20L ■ブレーキ F=ディスク R=ディスク ■タイヤサイズ未発表

[カスタムコンプリート]CRF450XR スーパーモト:イタリアでコンプリート販売

イタリアのホンダオフロード系の有力ディーラーであるRED MOTO=レッドモトが、CRF450Lをベースにカスタマイズ販売するモデルも、’19ミラノショーでは展示されていた。このスーパーモトは、前後17インチのホイールにオンロードタイヤを履いたモタード仕様。ブレンボのラジアルマウント4ポットキャリパーやテルミニョーニのサイレンサー、CIRCUIT製ハンドルガード&グリップといった装備も施されている。懐かしの“XR”の名称を始め、随所に各種ロゴを大きくあしらった専用グラフィックもスポーティなイメージを際立たせている。保安部品付きで公道走行も可能だ。

CRF450XR(2019)

主要諸元 ■全長2280 全幅825 全高1210 軸距1500 シート高890(各mm) 車重134.8kg ■水冷4スト単気筒SOHC4バルブ 449.7cc 馬力・トルク未発表 燃料タンク容量7.6L ■ブレーキ F=ディスク R=ディスク ■タイヤサイズ F=120/70-17 R=150/60-17

[カスタムコンプリート]CRF450XR エンデューロ

こちらもRED MOTOによるCRF450Lのコンプリートカスタム車。タイヤにメッツラー製SixDays Extremeをチョイスし、ホイールのリムも精悍なブラック仕上げのDID製ダートスターを使用して本格オフロード性能を高めている。マフラーはスーパーモトと同じくテルミニョーニ製だ。ウインカーを追加しての公道走行にも対応している。REDMOTOは、これまでもアフリカツインをラリー仕様にカスタムして、ミラノショーに展示したほか実際にギリシャでの競技に参戦させたこともある実力派だ。

CRF450XR enduro(2019)

主要諸元 ■全長2280 全幅825 全高1260 軸距1500 シート高890(各mm) 車重129.8kg ■水冷4スト単気筒SOHC4バルブ 449.7cc 馬力・トルク未発表 燃料タンク容量7.6L ■ブレーキ F=ディスク R=ディスク ■タイヤサイズ F=90/90-21 R=140/80-18

[新色]CRF1000L アフリカツイン/DCT

ホンダのオフロード系フラッグシップとして君臨するアフリカツインの欧州’19モデルはカラーチェンジのみ。スタンダード版は、車体色がマットブラックのモデルはリムがゴールドになるといった変更を受けるほか、トリコロールカラーにはロングサスペンションの上級版“アドベンチャースポーツ”と同じ美しいロイヤルブルーを引き継いだ新パターンへと切り替わった。車名ロゴも従来の白ベースから黒となり引き締まった印象となっている。

CRF1000Lアフリカツイン(2019)

主要諸元 ■全長2335 全幅930 全高1475 軸距1575 シート高870/850(各mm)車重232kg ■ 水冷4スト並列2 気筒DOHC4バルブ 998 cc 95ps/7500rpm 10.0kg-m/6000rpm 燃料タンク容量18.8L ■ブレーキ F=Wディスク R=ディスク ■タイヤサイズ F=90/90-21 R=150/70R18(諸元はMT)(写真色:グリントウェーブブルーメタリック)

[新色]CRF1000L アフリカツイン/アドベンチャースポーツ/DCT

’18で追加設定された上級版の”アドベンチャースポーツ”は、これまでトリコロールカラーのみの1色設定だったが、これに加えて新たに落ち着いたデジタルシルバーメタリックの車両を設定。より幅広いユーザーニーズに応えられるようになった。なお、”アドベンチャースポーツ”もスタンダードと同じく諸元まわりは変更なし。また欧州仕様は日本仕様同様にDCT版も設定されるが、ローシートのTypeLDは設定されていない。

CRF1000Lアフリカツインアドベンチャースポーツ(2019)

主要諸元 ■全長2340 全幅930 全高1570 軸距1580 シート高920/900(各mm)車重243kg ■ 水冷4スト並列2 気筒DOHC4バルブ 998 cc 95ps/7500rpm 10.0kg-m/6000rpm 燃料タンク容量24.2L ■ブレーキ F=Wディスク R=ディスク ■タイヤサイズ F=90/90R21 R=150/70R18(諸元はMT)(写真色:デジタルシルバーメタリック)

[新色]NC750X/DCT

前方に大きく傾斜したシリンダーとDCTも設定されている並列2気筒エンジン、それにタンク部のメットインスペースが特徴的なNC750シリーズのクロスオーバーモデル。’19モデルはカラーチェンジのみで、サイドフェアリングを従来のメタリックシルバーからダークシルバーに変えて質感をアップ。’19 欧州仕様ではスタンダート版とDCT版ともに赤、白、黒に加えて、’19国内仕様には設定されていないブルーもラインナップされて全4色となっている。

NC750X(2019)

主要諸元 ■全長2230 全幅845 全高1350 軸距1535 シート高830(各mm) 車重230kg ■水冷4スト並列2 気筒SOHC2バルブ 745cc 54ps/6250rpm 6.9kg-m/4750rpm 燃料タンク容量14.1L ■ブレーキ F=ディスク R=ディスク ■タイヤサイズ F=120/70ZR17 R=160/60ZR17(諸元はDCT)(写真色:グリントウェーブブルーメタリック)

[新色]レブル500

CB500系の並列2気筒エンジンを搭載したボバースタイルのミドルクルーザー。日本でも好評な単気筒を搭載するレブル250とは基本骨格を共通としている兄弟車だ。’19モデルは欧州仕様、北米仕様ともに新色となって登場。写真は北米仕様に設定されるシックなマットフレスコブラウン。欧州仕様にはマットアクシスグレーメタリックとパールキャデットグレーが新色となる。諸元まわりについては、’18モデルから変更はなしだ。

Rebel500(2019)

主要諸元 ■全長2188 全幅820 全高1094 軸距1488 シート高690(各mm) 車重190kg ■水冷4スト並列2気筒DOHC4バルブ 471cc 45ps/8500rpm 4.5kg-m/6000rpm 燃料タンク容量11.2L ■ブレーキ F=ディスク R=ディスク ■タイヤサイズ F=130/90-16 R=150/80-16(諸元は欧州)(写真色:マットフレスコブラウン)

[新色]X-ADV

NC750 系のDCT並列2気筒エンジンを搭載し、’17に登場したクロスオーバーATモデル。’18でトラコン機能のHSTCと本格オフ走行用にクラッチ制御をレスポンス重視に変えられるGスイッチが追加された。’19欧州モデルでは、この’18モデルを継承しながら、従来2パターンあったレッドの車体色のひとつを廃止。代わりに新色のダークグリーンを導入した。カモフラージュパターンもあしらわれたアウトドアイメージの強いものでマシンの個性をより際立たせている。

X-ADV(2019)

主要諸元 ■全長2245 全幅910 全高1375 軸距1590 シート高820(各mm) 車重238kg ■水冷4スト並列2 気筒SOHC2バルブ 745cc 54ps/6250rpm 6.9kg-m/4750rpm 燃料タンク容量13.1L ■ブレーキ F=Wディスク R=ディスク ■タイヤサイズ F=120/70R17 R=160/60R15■(写真色:マットアーマードグリーンメタリック)

[新色]GL1800 ゴールドウイング/ツアー/ツアーDCT

’18年にフルモデルチェンジしたホンダのフラッグシップツアラー。トップケースなしのSTDと、ありの“Tour”の2バリエーションがある。さらに水平対向6気筒エンジンにはDCTバージョンも設定されたほか、トラコンや電動サス、リバース機構、それにAppleCarPlay対応などといった装備も誇る。欧州’19では、諸元そのままにSTDとTourのマニュアル車にダークネスブラックメタリックを、TourのDCT車にパールホークスアイブルーを、それぞれ新色として追加する。

GL1800(2019)

主要諸元 ■全長2575 全幅905 全高1430 軸距1695 シート高745(各mm) 車重383kg ■水冷4スト水平対向6気筒SOHC4バルブ 1833cc 126ps/5500rpm 17.3kg-m/4500rpm 燃料タンク容量21.1L ■ブレーキ F=Wディスク R=ディスク ■タイヤサイズ F=130/70R18 R=200/55R16(諸元はTour DCT)(写真上:(写真色:パールホークスアイブルー[Tour]、下:ダークネスブラック メタリック[STD])

[モデルチェンジ]SH300i

石畳の多いヨーロッパのストリートを走り抜けるのに適した16インチの大径ホイールを持つ海外向けミドルコミューターのSH300i。’19モデルでは、新たにHondaセレクタブルトルクコントロールを導入。さらに純正オプションのトップボックスをメインのスマートキーでもリモート開閉できるようにし、走行面と使い勝手の両面から商品性をアップした。カラーリングにはパールクールホワイトをはじめとした大人な雰囲気のものが揃っている。

SH300i(2019)

主要諸元 ■全長2131 全幅728 全高1193 軸距1438 シート高805(各mm) 車重169kg ■ 水冷4スト単気筒SOHC2バルブ 279.1 cc 25ps/7500rpm 2.6kg-m/5000rpm 燃料タンク容量9L ■ブレーキ F=ディスク R=ディスク ■タイヤサイズ F=110/70-16 R=130/70-16(写真色:パールクールホワイト)

※ヤングマガジン2019年1月号掲載記事をベースに再構成

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カサ

カサ いわゆる"Web担"的黒子

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研二くんのゼッツーに憧れるも手が届かずZ400GPで卒輪(そつりん)した"自二車は中型二輪に限る"世代。あれから30余年を経てまさか再び二輪の世界に触れることになろうとは人生何が起こるかわからんもんだ(笑)