30台限定の白バージョン

冬仕様?! BMW K1600Bホワイトエディションが発売

国内では2017年後半から販売がスタートしたBMWのバガースタイル、K1600Bに新色が登場。限定販売ながらホワイトのカラーリングが新鮮だ。

6気筒モデルにホワイトが映える

2018年11月19日、K1600Bホワイエディションが30台限定で国内発売となった。実は10月に同じ6気筒エンジンを登載するホンダのゴールドウイングツアーDCT&エアバッグにもパールグレアホワイトが新設定されており、これは「最上級グレードに白を出して欲しい」という要望に応えたもの。そして、これまでブラックストームなどダークカラーしか用意されていなかったK1600Bにもアルピンホワイトが登場。かつてのクラウンではないが、高級車には白! というニーズは決して少なくないのだろう。

K1600Bは、K1600GT/Lと同じ1648cc並列6気筒エンジンを登載するバガースタイルの派生モデルだが、価格は最も高額なのでBこそが実質的な最上級グレード。2017年に登場したシリーズ最新型であり、装備も満載。トップケースがないこともあって車重が最も軽量なのが特徴となる。また、シートレールを専用設計にして造り込んだ流麗なバガースタイルと電動調整式のスクリーンによるウインドプロテクション性能から優れた巡航性能を両立しているところがBMW流のアプローチと言えるだろう。

【BMW K1600B WHITE EDITION 価格:349万8800円 発売日:11月19日】バッグを装着した状態でのカスタマイズ手法は「バガー」と呼ばれるスタイルで確立されており、世界的に人気となっている。それをK1600シリーズで具現化したのがBとなる。従来の黒と紺のカラバリと対照的な白が新鮮だ。

モーター式のバックギヤ=リバースアシストを装備

装備面はSTDと同様。モデルの特性から長距離ツーリングも想定し、ライダーの快適性を向上させる様々な装備が採用されている。「RAIN(レイン)」、「ROAD(ロード)」と「DYNAMIC(ダイナミック)」の3つのライディングモードが設定され、それぞれのモードに応じてDynamic ESA(電子調整式サスペンション)が安定性を最適化。新開発のリバースアシストやギアシフトアシストプロ、ABSプロ、アダプティブヘッドライトなど多くの快適装備が採用されている。そして、通常モデルと同様にETC 2.0を標準装備している。

ユーロ4対応の水冷並列6気筒エンジンは160psを発揮。変速時にクラッチ操作が不要なギヤシフトアシストプロを装備している。水平にレイアウトされたメッキのサイレンサーやリヤセクションのバッグや灯火類はK1600B専用設計で、独自のバガースタイルを生み出している。
メーターはアナログ×2+液晶でK1600GT/Lと共通だが、パイプハンドルを採用するのはK1600Bならではの特徴だ。バガースタイルのお決まりでもあるショートスクリーンは電動調整式を採用している。

ニュース提供:BMW Motorrad Japan
「BMW K1600Bの試乗インプレッション」はこちらへ。