マシン・オブ・ザ・イヤー2018
長距離ツーリングに欠かせない相棒

大型シートバッグ6選比較レビュー#4:ツーリングリアバッグ78[ゴールドウイン]

GOLDWIN ツーリングリアバッグ78

仕事に家庭に忙しい日々を送る我々ホリデーライダーにとって、バイクで出かける長距離の旅は、日常のストレスからいっとき解放されて新たな英気を養うまたとない機会。そんなロングツーリングを快適にする頼りになる相棒として欠かせないのが、旅の荷物をひとつに収める大型シートバッグだ。本企画では特に50~70Lクラスのバッグを6点セレクトして、各製品の特徴や機能性をつまびらかに。本稿では、上下のダブルD環でしっかり固定できる「ツーリングリアバッグ78 GSM17606」(ゴールドウイン)を紹介する。

GOLDWIN ツーリングリアバッグ78

+30Lの可変容量は今回6選中で最大サイズ

収納容量が可変する仕組みのメリットは、出先でお土産を手に入れたり、キャンプ用の食材を購入したりした際の荷物増量に対応できることだ。その点、ツーリングリアバッグ78は48Lから78Lへ拡張できる頼もしさがある。そして荷物が増えるということは重量も増加するということ。そこで本製品は高剛性かつ軽量なアルミフレームでバッグを補強し、安定した積載性も実現している。また、固定ベルトをつなぐポイントを一般的なものより増やし、1固定ベルトにつき2つのD環を装備。固定ベルト4本で計8か所のD環に接続させることで安定度を向上させている。

箱型でメイン気室に3方向アクセスという基本構造を採用しており、荷物の出し入れがしやすいという機能も十分。また、他のバッグよりも底面の面積と通常幅の張り出しが少なく、安定性に優れているのも特筆したい。

二重の垂れ下がり防止策を採用

メイン気室への出し入れは、サイドオープンさせれば左右からも可。フタの裏側には拡張時の補強板が付属し、左右の垂れ下がりを防ぐ補強ベルトもあるので、荷崩れの心配は無用だ。

また、拡張させると左右に10cmずつ広がることで30L増量され、最大78Lもの容量を確保。

GOLDWIN ツーリングリアバッグ78

出し入れしやすい背面ポケット

バッグ背面は39cmの出し入れ口が特徴のメッシュポケットを採用。地図やタオルなど乗車中に使いそうな小物の収納に便利。

また、スリーピングマットのような長尺物は天面のフラップの下に挟み込んで固定できる。軽量なものならフラップ上のドローコードでもいい。

GOLDWIN ツーリングリアバッグ78

シートバッグを取り付けてみる

(テスト装着車:CRF1000Lアフリカツイン アドベンチャースポーツ)

【POINT1】全体が短い輪状の固定ループ(写真)は前後とも共通の形状で、凹側のバックルになる。長さを調節するにはもう一方の固定ベルト(凸側バックル)を使用。

GOLDWIN ツーリングリアバッグ78

【POINT2】固定ループは短く、タンデムステップのステーを利用する前側の取り付けでは、取り付けしにくい場合も。その際は市販の延長ベルトを利用したい。

GOLDWIN ツーリングリアバッグ78

【POINT3】長さを調節するアジャスターを兼ねた固定ベルトはバッグの上下2か所留めで安定性をアップ。

GOLDWIN ツーリングリアバッグ78

装着後はこんな感じに仕上がる

比較的、バッグ本体の幅が狭めで、後席に乗せた際の座りがいい。高さはそこそこあるものの、固定ベルトによるダブルD環でしっかりテンションを掛けてがっちり積載できるから、固定力に安心感がある。

GOLDWIN ツーリングリアバッグ78

開口部は幅・奥行きともに31cm(編集部計測)。レインカバーは悪天候でも目立つイエローで、天面と裾のドローコードによる調節で拡張時でもフィットする。

GOLDWIN ツーリングリアバッグ78

各サイズまとめ

幅48cm(拡張時68cm)、高さ35cm、奥行33cm

GOLDWIN ツーリングリアバッグ78

たたむと幅52cm、高さ12cm、奥行34cm。バッグ本体に固定されている垂れ下がり防止ベルトをうまく利用してまとめれば、かさを抑えてコンパクトにたためる。周囲にマチのあるポケットやドリンクホルダーなどが付属していないのも、きれいにたためる要因だ。

GOLDWIN ツーリングリアバッグ78

ツーリングリアバッグ78[ゴールドウイン]
●重量:3214g(編集部計測)
●容量:48〜78L
●色:黒
●機能:サイドオープン、マットホルダー、上面ドローコード、レインカバー、ショルダーベルト、リフレクター
●税込価格:2万736円
●問:ゴールドウイン 0120-307-560 http://www.goldwin.co.jp/motorcycle/

【大型シートバッグ6選比較レビュー】
#1:キャンピングシートバッグ2 MOTOFIZZ[タナックス]
#2:キャンプツーリングシートバッグ[イガヤ]
#3:HenlyBegins ツーリングシートバッグ DH-724[デイトナ]
#4:ツーリングリアバッグ78[ゴールドウイン]
#5:BWPラフクルージングバッグ[ラフアンドロード]
#6:テールバッグ レースパック[エスダブリューモテック]


●撮影:長谷川徹、松井慎、飛澤慎
●文:飛澤慎

kas

kas いわゆるWeb担的な黒子

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研二くんのゼッツーに憧れるも手が届かずZ400GPで卒輪(そつりん)した"自二車は中型二輪に限る"世代。あれから30余年を経てまさか再び二輪の世界に触れることになろうとは人生何が起こるかわからんもんだ(笑)
愛車:シトロエン2馬力号(自分的には"屋根付き四輪バイク"の位置付け)

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