2018年11月5日、ヤマハがミラノショープレスデーを前にプレスカンファレンスを実施し、2019年モデルを新たに発表した。今回初公開となったモデルは、300㏄の3輪スクーターのプロトタイプなど多数。ここでは、XSR700の新バージョンを紹介しよう。
アップマフラーにオフハンドルでスクランブラー仕様に
カラーリングが「1981」と名付けられたXSR700の新バージョンが欧州で発表された。1981年式XT500に着想を得た純正カスタム仕様で、アクラポヴィッチ製のアップマフラーとオフロード用のハンドルバー、フロントフォークブーツ、ブロックパターンのPirelli MT60RSタイヤなどを装着した。さらに、厚みのあるフラット形状のシートをこのモデルのために製作し、ミニマルのテールランプをセット。これに、1981年式XT500風にデザインされたカラーリングを施し、ぱっと見ではXT500のような仕上がりとなっている。2017年には同様に特別仕様のXSR900 ABARTH(アバルト)が欧州で発売されたが、今回はそれの700版と言えるだろう。日本で発売される可能性は高くないかも知れない。
関連記事/リンク
関連記事
ヤマハが欧州で2019年型のXSR900とXSR700を発表。ヘリテイジを標榜するこのシリーズはこれはで往年のXS系カラーをモチーフにしてきたが、新色はレースイメージを採り入れている。 シートも赤色の[…]