1982年に発売されたGSX750Sは、GSX1100S KATANAと異なりアップハンドルを装着していたことからセパハンにカスタムすることが流行となった。そして、2019年に復活した新型KATANA(カタナ)もアップハンドルを採用。そうなると、まずやってみたいのがハンドルのカスタムだろう。まずは仕上がり予想CGでを制作してみた。
ハンドルを下げるとよりイメージに近づく
1980年代に”カタナ狩り”が行われた当時とは違って、現代はハンドルの高さで市販に難が出ることはまずない。それでも2019新型カタナはアップハンドルで登場した。ベースとなったKATANA3.0もアップハンではあったが、正面から見比べると高さはそれ以上。理由としては、タンクの高さが当時のバイクと異なることが挙げられるだろう。現代の高性能バイクのエアクリーナーボックスは、エンジンの上に位置しており、必要なタンク容量を確保しようとすると基本的に上方にスペースを取るしかない。新型カタナは、タンクのエッジ部分がデザイン上重要な造形となるのでインナータンクにカバーを乗せる方法で対応しており、必要な容量と許容できるギリギリのタンク高をバランスさせたと思われる。新型カタナは市販車としてのベストポジションを実現しているのだ。
そしてここからは、自己責任のカスタムの世界の話となる。また、あくまでもCGでの検証で、現実のカスタマイズで通用するかは明確ではない段階なので、その点もご承知おきをお願いしたい。新型カタナのハンドルはまだ少し下げる余地はないだろうか? ということでCGでイメージ化してみたのがトップの画像。ビビッときた方もいるのではないだろうか。セパハンを装着したいところだが、新型カタナのトップブリッジ下にハンドルをマウントすることは写真で見ると難しそう。そこで本誌としては、Z900RSに対するZ900RSカフェのようなローハンドル化ならいける?! と予想して制作してみたイメージCGとなる。
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