東京モーターサイクルショー特集⑬

XSR700/XSR900のオーセンティック改解説

2018年の東京モーターサイクルショーは昨年同様の入場者数を記録して幕を閉じた。ショーはすでに終わってしまったが、紹介しきれていないカスタムマシンを掲載。今回はヤマハXSR700とXSR900のオーセンティックスポーツカスタムだ。

XSR700はスポーツ度がアップ

2018年型で国内に初登場したXSR700は、XS-2のカラーリングを現代に再現した赤やアルミ地の色をそのまました生かしたグレーがラインナップされている。STDカラーはクラシカルなイメージが強調されているが、白ベースの外装に金ホイールを履いたオーセンティックスポーツ仕様は軽快感のある仕上がりとなった。また、XSR700の赤のラインの入れ方は他のモデルのオーセンティック外装とは異なり、上面に沿うようにペイントされている。ゴールドのゲイルスピードホイールにFフェンダーが赤となっているのは共通だ。

【Y’S GEAR XSR700ABS Authentic Sports(オーセンティックスポーツ)】ここ数年、ニューモデルが出るとこのシリーズが製作されるという展開で、今年はXSR700が選ばれた。オーセンティック外装セット、プラナス製マフラー、アクティブ製フェンダーレスキットは参考出品となる。

ワイズギアKYBスペシャルサスペンションはフロント(14万400円)とリヤ(8万6184円)に装着。他にもフラットシート(4万1040円)、アクティブ製ゲイルスピードType-GP15ゴールド(スプロケット込みで25万7040円)、エッチングファクトリー製ラジエターコアガードSB(1万8900円)、デイトナ製シーケンシャルウインカーD-Light STELLER(1万7280円)、同アジャスタブルレバー(クラッチ/ブレーキ2万520円)などを装備している。

XSR900は’83RZ250Rルックに

2016年に国内で発売されたXSR900は、モーターサイクルショーが開催される度に話題作が生み出されてきた。まず、2016年はXSR900のオーセンティックスポーツ改で、1980年に発売された初代RZ250の白を再現。そして2017年はヘリテイジ外装セットと称して初代RZ250の黒を再現。その流れからか2018年は、1983年に発売された2代目となるRZ250R風に仕上げてきた。今回のポイントはRに装備されたビキニカウルを装着したこと。赤のラインを施すことでより2代目の雰囲気を醸し出している。ここまでくると、タンクやサイドカバーのカラーリングも仕上げて欲しいところだ。

【Y’S GEAR XSR900ABS Authentic Sports(オーセンティックスポーツ)】フレームやホールを一新して1983年2月に発売されたRZ250Rと今年のXSR900オーセンティックスポーツ改と並べてみた。公式にはRZ-R風とは謳ってないが似ているのが分かるだろう。カスタムの内容は基本的に2017年のサイクルショーに出展されたものと同じ。ビキニカウルは黒が5万1840円となる。タンク&サイドカバー、フロントフェンダー、ヘッドライトトリムで構成されるオーセンティック外装セットは14万5800円で発売中だ。

撮影:真弓悟史

いち

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本誌編集長。雑誌は生き残りタイアップ全盛期だというのに、ひとり次期型ネタを嗅ぎまわって反感を買う現代のスクープ魔王。
■1972年生まれ
■愛車:BMW R100GS(1988)

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