マシン・オブ・ザ・イヤー2018
東京モーターサイクルショー特集⑥

HRCワークス仕様のCBR1000RRWを撮影

2018年3月16日〜18日に開催された大阪モーターサイクルショーは前年比106%の7万664名の入場者で賑わった。そして今週は東京モーターサイクルショーが3月23日から開催される。その盛り上げのために注目マシンを掲載していくシリーズの第五回。今回はHRCが製作したCBR1000RRWを紹介。

CBR1000RRWは朝霞のHRCで製作

ヤマハに3連覇を許している鈴鹿8耐と、昨年はタイトルを奪還したがそれまでヤマハに5連覇を許している全日本JSB1000で再び覇権を取り戻すべくHRCが日本のロードレースに帰ってきた。この2018年シーズンを戦うCBR1000RRWは3月10日、鈴鹿サーキットで開催されたモータースポーツファン感謝デーで初公開され、追って3月16日からの大阪モーターサイクルショーにも展示された。もちろん今週末の東京モーターサイクルショーにも展示されることが発表されている。

2017年シーズンに全日本JSB1000でタイトルを獲得したCBR1000RR SP2は、ハルクプロが製作したマシンだった。それには朝霞=HRCのパーツが投入されていたと言われているが、決してワークスマシンではなかった。これが、2018年シーズンに走行するCBR1000RRは車名の末尾にW=ワークスが付き、完全にHRC製となったのだ。

【HONDA CBR1000RRW 2018年型全日本JSB1000仕様】右向きの写真は3月10日に鈴鹿サーキットで公開された時のもの。それ以外の写真は、3月20日に都内で実施された日本郵便のスポンサード発表会で展示されたマシンだ。

電気はモトGPと同じマレリを使用

CBR1000RRWの詳細は未発表、しかしパワーは出ていますか? との問いに「いっぱい出てます」とHRC総監督の桒田氏。真のポテンシャルは4月7~8日の開幕戦まで分からないが、期待できそうだ。マシンの細部を観察すると、サスはオーリンズでホイールはOZレーシング製17インチに電気はマニエッティ・マレリとモトGPと同じパーツメーカー製を採用。特に電気についてはGPでの経験が役に立ちそうだ。一方、ブレーキはモトGPのブレンボに対しニッシン、タイヤはミシュランに対しブリヂストンと当然異なる部分もある。10年のギャップも含めHRCが直4ロードレーサーをどうまとめていくかも注目となる。

スイッチ類は完全にレーサー専用となる。気になるのはクラッチレバー付け根にセットされたセンサー。ストロークを検知し、電子制御に活用しているのだろうか。タンクやカウル類、ステップなどHRCのクオリティを感じさせるディテールの造り込みだ。

「HRCとヤマハファクトリーが’18全日本カラー公開」記事はこちら

いち

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本誌編集長。雑誌は生き残りタイアップ全盛期だというのに、ひとり次期型ネタを嗅ぎまわって反感を買う現代のスクープ魔王。
■1972年生まれ
■愛車:BMW R100GS(1988)

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