新世代CB-Rシリーズの旗艦が国内登場

2018新型CB1000Rが163万円で4/2に発売

2018年3月8日、ホンダが新型CB1000Rの国内仕様を正式発表した。これは昨年10月の東京モーターショーで発表されたコンセプトモデル「Neo Sports Cafe(ネオスポーツカフェ)」の製品版。11月のミラノショーでの初公開を経て、ついに国内でも4月2日に発売となる。

ストファイからカフェに華麗な転身

国内で正式発表された新型CB1000Rは、2008年から欧州で発売されていたCB1000Rのモデルチェンジ版。初代CBR1000RR系のエンジンを搭載したストリートファイターを丸型ヘッドライトのカフェスタイルに刷新し、最新の電子制御を搭載するグローバルモデルに進化を果たした。同時にホンダはCB125R、CB150R、CB250R、CB300Rといった共通イメージの小排気量版を世界展開。新型CB1000Rはその旗艦としての役割も担うことになった。日本ではCB1000Rを筆頭に125と250が用意され、125が3月9日、1000が4月2日、250が5月22日に順次発売する。1000のカラーバリエーションは赤と黒の2色となった。

【HONDA CB1000R 2018年型国内仕様 価格:163万6200円 発売日:4月2日】カラーバリエーションはグラファイトブラック、キャンディークロモスフィアレッドの2色。

CB1000Rの主な特徴(リリースより)

「CB1000R」の開発の狙いは、「魅せる、昂る、大人のためのEMOTIONAL SPORTS ROADSTER」とし、スポーツバイクとしての普遍的な魅力である操る楽しさに加え、上質な走りを実現するために、マスの集中化と軽量化を図っています。また、走りのパフォーマンスの最大化のため、エンジンはスーパースポーツモデルとして好評のCBR1000RRを踏襲しながら、より伸びやかな吹け上がりや、力強いトルクを実現する吸排気系の最適化や、ギアのローレシオ化を図っています。フレームは、軽量で剛性のある高張力鋼のモノバックボーンを採用。足周りには、市街地からワインディング路まで路面追従性に優れ、上質なライディングフィールの倒立フロントフォークに、リアにはアルミ製の軽量片持ちスイングアームのプロアームを採用。スタイリングは高品位な機能部品で構成された外観を採用しています。

ライダーは身長172cm、体重65㎏。CB1000Rは多少前傾気味でスポーティな印象。ステップは高すぎず後ろすぎず街乗りやツーリングも許容するレベルだ。足つきは両かかとが浮きつつも指の付け根は接地。車体が軽いのでグラついても不安感は少ない。

●幅広い走行状況に対応するパワーユニット
・グリップ操作に対してリニアに反応するスロットル・バイ・ワイヤーシステムを装備。
・出力特性とスロットルレスポンスを変化させるパワーセレクター(P)と、後輪の挙動変化を制御するHondaセレクタブルトルクコントロール(T)、アクセルを閉じたときのエンジンブレーキの強さを制御するセレクタブルエンジンブレーキ(EB)の電子制御を、代表的な走行シーンに合わせて設定した「SPORT」、「STANDARD」、「RAIN」の各モードと、ユーザーが任意で嗜好に合わせて設定できる「USER」モードを選択できる4種類のライディングモードを搭載。
・クラッチレバー操作荷重を軽減するアシスト機構と急激なエンジンブレーキによる後輪の挙動を軽減するスリッパー機構を兼ね備えたアルミカムアシストスリッパークラッチを採用。
・発進、停止時以外はクラッチレバー操作が不要となるクイックシフターを装備。

●スポーツバイクとして上質な走りを生み出す車体構成
・フレームは、高張力鋼のモノバックボーンを採用し、併せて新構造のアルミピボットプレートとすることで軽量化を実現。
・アルミダイキャスト製シートレールを採用し、車体マスの集中化と凝縮感のある力強いシルエットに貢献。
・フロントサスペンションは、路面追従性に優れたショーワ製S.F.F-BPフロントフォーク※1を装着。
・スイングアームは、軽量・高剛性のアルミ製プロアームを装着。
・リアサスペンションは、ダンパー室内のオイルとガスが混ざることを防止する構造の分離加圧式を採用。
・フロントブレーキは軽量なラジアルマウント4ポットモノブロックキャリパーと、リアブレーキは2ポットキャリパーを組み合わせて採用。
・小型軽量のモジュレーターを採用したABS※2を装備。

●幅広い走行状況に適したディメンション
・ハンドルは積極的な入力に応えるフラットな形状のテーパーハンドルを採用。
・シートは十分な幅を確保することで、着座位置の自由を高め、モノバックボーンフレームの採用により、シート前端部の幅を抑え、シート高830mmの良好な足つき性を実現。

●高品位な機能部品で構成されたスタイリング
・鋼板ならではの力強さとしなやかさを併せ持った面表現とし、フランジレス製法により立体感を際立たせた燃料タンクを採用。
・ヘアライン加工を施したアルミプレス製シュラウドとサイドカバー、切削加工仕上げのシリンダーヘッド、クラッチカバー、後輪スプロケットハブなど、高品位な機能部品を採用。
・すべての灯火類に高輝度なLEDを採用し、ネイキッドモデルの普遍性を象徴する丸形ヘッドライトとし、円弧状に発光するテールランプをシート後部に内蔵。
・リアフェンダーやナンバーブラケットをスイングアームにマウントとすることで特徴的な
シルエットを強調。
・液晶部を最大化し、シフトインジケーターを装備した多機能メーターを採用。
・利便性や快適性を高めるETC車載器※3や冷寒時用にスポーツグリップヒーターを装備。

※1 ショーワ製S.F.F-BPフロントフォークは、左側フォークに減衰機構とスプリングを装備し、右側フォークにスプリングのみを装備したSFF(Separate function Front Fork)構造とし、減衰機構はスライドパイプ内径にピストンを直接摺動させ、ピストン径を拡大したBig Piston Front Fork構造を採用
※2 ABSはライダーのブレーキ操作を補助するシステムです。ABSを装備していない車両と同様に、コーナーなどの手前では十分な減速が必要であり、無理な運転までは対応できません。ABS作動時は、キックバック(揺り戻し)によってシステム作動を知らせます
※3 CB1000Rは、「Honda Dreamネットワーク」で販売いたします。使用するにあたり、セットアップ、セットアップ費用および決済用のETCカードが必要になります

フル液晶メーターは、タコや表示にヘッドライトと共通の円をデザイン。4つの走行モードに応じて右上のランプの色が変わるのがユニークだ。クイックシフターはCBR1000RRと同タイプで上下に対応の模様。右上のインジケーターはライディングモードに合わせて変色。スポーツ=赤、スタンダード=紫レイン=青、ユーザー設定=水色だ。

ETC車載器はシート下に標準装備でメーターに状態も表示される。

主要諸元(リリースより)


■道路運送車両法による型式指定申請書数値(★の項目はHonda測定値)■製造事業者/本田技研工業株式会社
※4 燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞など)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります
※5 定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です
※6 WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます

いち

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本誌編集長。雑誌は生き残りタイアップ全盛期だというのに、ひとり次期型ネタを嗅ぎまわって反感を買う現代のスクープ魔王。
■1972年生まれ
■愛車:BMW R100GS(1988)

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