ビッグタンクのアドベンチャースポーツが追加

2018新型アフリカツイン&ADV仕様は4/2発売

2016モデルでデビューして以来、高い人気を博しているCRF1000Lアフリカツイン。2015ミラノショーなどで展示され、反響を呼んだアドベンチャー仕様「CRF1000Lアフリカツイン アドベンチャースポーツ」がついに国内で正式発表された。ビッグタンクをはじめ、ツーリングやオフロード向けの装備を満載したモデルとなる。また、STD仕様も電スロ搭載などのモデルチェンジを果たしている。

アドベンチャースポーツにのみタイプLDを設定

アフリカツインにはシート高を30mm下げることができるローシートが用意されており、アドベンチャースポーツもそれで対応するかと思われたが、国内仕様のCRF1000Lアフリカツイン アドベンチャースポーツ タイプLDは、専用サスペンションによってシート高を60mm下げることが明らかになった。これにより、アドベンチャースポーツ標準の890/870mmに対してタイプLDは830/810mmとなり、STDの870/850mmよりも低いシート高を実現。ライダーの選択肢を広げることが可能となった。

2018アフリカツイン・アドベンチャースポーツ国内仕様試作車にまたがった様子。ライダーの身長は172cm、体重は65㎏だ。写真だとほぼ変化は分からないが、右の870mmでいけそうという印象を持った。タイプLDでは専用サスペンションの採用でこれより60mmダウンする。

CRF1000L Africa Twin Adventure Sports の主な特徴(リリースより)

・1988年に発売された初代アフリカツインであるXRV650の生誕30周年を記念して、フューエルタンク上部に専用ステッカーを配し、XRV650のカラーリングをイメージした専用カラーを採用。
容量24Lのシームレス溶接フューエルタンクを採用。前後の体重移動の妨げにならない形状とし、ゆったりとしたライディングポジションと専用の大型ウインドスクリーンの採用と相まって、ロングツーリング時のさらなる快適性を実現。
リアカウル右側にユーティリティーポケットを採用するとともに、タンデムシートとリアキャリアの上面をフラットな配置としたステンレス製リアキャリアを装備する事で、ツーリング時の積載性を向上。
ストローク量を伸長させた専用サスペンションを採用。最低地上高をベースモデルの250mmから270mmへと変更し、オフロード走行時の走破性向上に寄与。
専用サスペンションにより標準モデルに対してシート高60mm下げ、足つき性を考慮したローダウンタイプを設定。

STDは2017年モデルだが、2018年型でも18Lと容量は変わらず。対してアドベンチャースポーツは24Lと正式発表されたので、+6Lの容量となる。

アドベンチャースポーツはハンドルライザーが高められ、ライディングポジションも快適になっている。

アドベンチャースポーツはハンドルとともにスクリーンも高められ、より長距離を快適に走れるように配慮されている。

【HONDA CRF1000L Africa Twin Adventure Sports&Type LD/Dual Clutch Transmission&Type LD 2018年型国内仕様 価格:155万1960円/165万9960円 発売日:4月2日】アドベンチャースポーツはDCTありとなしで2種類用意され、それぞれに60mmシート高が下げられるタイプLDをラインナップ。カラーリングはパールグレアホワイト1色だ。

主要諸元(リリースより)

〔 〕内はデュアル・クラッチ・トランスミッション 《 》内はType LD

CRF1000L Africa Twinシリーズの主な特徴(リリースより)

●パワーユニット
・スロットルグリップ開度をセンサーで検出し、ECUが駆動信号を送ることでスロットルバルブ開度をモーターにて制御する「スロットル・バイ・ワイヤシステム」を採用。
・吸排気系の見直しにより排気音と鼓動感をさらに際立たせるとともに、キャタライザーを分割化することでサイレンサーの小型軽量化を実現。
・マニュアルトランスミッション仕様車は変速時のクラッチ操作とスロットル操作を不要とし、シフトアップ・シフトダウンに対応した「クイックシフター」をオプション設定。
●Hondaセレクタブルトルクコントロール(HSTC)
・7段階のトルクコントロールと、トルクコントロールを必要としないOFF状態の選択を可能とし、ライダーの好みに応じたセッティングの幅を拡大。
●ライディングモードセレクト
・さまざまな走行状況でライダーの好みに応じたエンジン出力特性を選択できるライディングモードを採用。スロットル操作に対するスロットルバルブの開度とエンジンブレーキ、HSTCの介入量を切り替えることにより、「Tour(ツアー)」「Urban(アーバン)」「Gravel(グラベル)」の3モードとライダーの好みに合わせた設定が可能な「User(ユーザー)」モードの計4モードが選択可能。
●電装
・急ブレーキ時にウインカーランプが高速点滅する事で急減速状態を後続車に知らせる「エマージェンシーストップシグナル」を採用。
・右左折や車線変更完了時に自動でウインカーをキャンセルする「オートキャンセルウインカー」を装備。
・軽量コンパクトなリチウムイオンバッテリーを採用。これまでの鉛バッテリーに対して軽量化とマスの集中化に寄与。
・冷寒時の走行に便利なスポーツグリップヒーターと、携帯電話などの充電に便利なアクセサリーソケットを標準装備とし、ツーリング時における利便性を向上。

【HONDA CRF1000L AFrica Twin/Dual Clutch Transmission 2018年型国内仕様 価格:138万2400円~141万4800円/149万400円~152万2800円 発売日:4月2日】新色のマットバリスティックブラックメタリックが追加され、従来の赤が廃版に。パールグレアホワイト(アドベンチャースポーツと同名の色違い)とヴィクトリーレッドは継続色となる。

主要諸元(リリースより)

〔 〕内はデュアル・クラッチ・トランスミッション
■道路運送車両法による形式指定申請書数値(★の項目はHonda 公表諸元)
※1燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞など)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります
※2定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です
※3WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます

いち

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本誌編集長。雑誌は生き残りタイアップ全盛期だというのに、ひとり次期型ネタを嗅ぎまわって反感を買う現代のスクープ魔王。
■1972年生まれ
■愛車:BMW R100GS(1988)

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