2017年11月に開催されたイタリア・ミラノショーに出展されたGSX-S750 Zeroを紹介。イタリアのOfficine GP Design(オフィシャルGPデザイン)が手掛けたGSX-S750カスタムで、750ccの排気量をテーマとした初代GSX-R750イメージのデザインがポイントだ。機能面はイタリアンブランドてんこ盛りの装備で、各ブランドの存在感が光っている。
目玉おやじ的ヘッドライトが斬新
オフィシャルGPデザインとスズキの共同プロジェクトで完成したGSX-S750ゼロは、2重キャップの耐久タンクやテールカウル&ランプが初代GSX-R750のオマージュとして形作られた。一方の現代的な要素はヘッドライトまわりのデザインと言えるだろう。ヘッドライトは、ロボットの顔のようなボディにラインLEDのデイランニングランプで縁取られたモノアイ……好みは分かれそうだがインパクトは大だ。
所有欲を刺激するイタリアンパーツ
昨年RC213Vがチャンピオンを獲得するのに貢献したSCプロジェクトのワンオフマフラーは、パイプが複雑な取り回しとなっておりGSX-S750ゼロの大きな見せ場となっている。他にもライテックのレバー類、OZレーシングのホイールなどのイタリアンブランドがそれぞれ個性を発揮し、マシンを引き立てている。