2013年モデルに乗って以来4年ぶり

2018新型リード125の解説と試乗インプレ

2013年モデルで5代目にフルモデルチェンジを果たしたLEAD125(リード125)のマイナーチェンジ版=2018モデルが2017年12月8日に発売した。平成28年排ガス規制に対応するとともに外観を一新。さらにLEDヘッドライト採用や足つき性の向上、アクセサリーソケットの追加など充実の改良を盛り込んだ。解説&試乗を当WEB執筆メンバー「いち」がレポートする。

キープコンセプトだが高級感は3割増し

2013年モデルで中国生産の107ccモデルからフルチェンし、一気に124ccの排気量に拡大されたホンダのロングセラー通勤快速「リード」シリーズ。今回は排ガス規制対応のマイナーチェンジが実施されるとともに各部の改良やアップデートを果たした。まず、今回の変更の目玉と言えるのが灯火類のアップデート。フルLEDヘッドライトとライン発光のポジション灯はインパクト大。また、従来からLEDが採用されていたテールランプもデザインが刷新され先進的なイメージとなった。アルミキャストホイールは5本→10本スポークとなりこちらも高級感アップ。また125となって初めてツートーンカラーが3色設定され、もろもろ加味すると高級感は3割アップという印象だ。

灯火類の刷新とツートーンカラーの採用などでかなり現代的な印象となった2018年型リード125。LEDヘッドライトやライン発光LEDのポジション灯(従来は点発光LED)の採用に合わせてヘッドライト上のガーニッシュやV字型のメッキ装飾も新デザイン&新形状となっている。前後ウインカーは電球のままだがレンズ形状は新しくなり、リヤウインカーはテールラップとセットでデザインされ押しの強い印象となった。

ユーティリティも向上

37Lの容量を確保するシート下のスペースは従来型から不変。アイドリングストップ機構やフューエルリッドのワンタッチ自動オープン、バッグホルダーの装備なども従来型から踏襲し、さらに追加されたのが12Vのアクセサリーソケット。雨でも濡れない蓋つきのフロントインナーボックス内に設置された。

最上段はフロントインナーボックス内のアクセサリーソケット。スマホ充電にはシガーソケットのカーチャージャーなどが必要だ。ヘルメットは2個収納可能だがダクト付きなど高さがある形状のものはシートが閉まりにくいだろう。フューエルリッドは2018年型で形状が変わったが使い勝手の良さは変わらず、タンク容量も6Lで不変だ。キー穴のシャッター付きも変わらず、右のシーソー型は給油口とシートの開閉スイッチだ。メーターやハンドルスイッチまわりは、機能はそのままに微妙にデザインが変更されている。液晶には時計、距離計、トリップ、燃料計が表示される。

動力性能の違いは体感できず、ブレーキに変化が

2018新型リード125は平成28年排ガス規制に対応し、最高出力が0.136ps、最大トルクが0.1㎏-mダウン、車重は1㎏アップした。この違いは体感で分かるレベルではなく、従来型ではコースでメーター100㎞/hをマークしたが、新型も乗った印象は全く変わらなかった。一方、国土交通省届け出値の燃費は51㎞/L→52.2㎞/Lと向上している(実燃費は後ほど書き加えることにする)。今回、乗って気づいたのは左手だけでかけた時の制動力が異なること。従来型ではコンビブレーキを採用していたので、左手でリヤブレーキを操作するとフロントにも制動力が働いてほぼ不足ない制動力を得られたが、新型はフロントブレーキを操作することが必須と言えるだろう。もちろん制動力は十分なので慣れれば全く問題ない。

新型のフロントブレーキは片押し1ポットキャリパーに変更されている。リヤは従来からドラムのままだ。シートはコシのある印象で、フロアステップ部を左右で30mm絞り込んだことで足着き性が向上している。ちなみに身長172cm、体重65㎏では両かかとが接地する。前後ホイール&タイヤサイズ、ホイールベースは従来型から不変だ。

いち

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本誌編集長。雑誌は生き残りタイアップ全盛期だというのに、ひとり次期型ネタを嗅ぎまわって反感を買う現代のスクープ魔王。
■1972年生まれ
■愛車:BMW R100GS(1988)

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