フェンダーライトの66台限定モデル

ベスパGTSのラリーレプリカ「セイ ジョルニ」発売

1951年に開催されたアベレージラリー「Sei Giorni Internazionale di Verse」用に製作され、圧倒的な強さを発揮した初代ベスパスポーツ「Sei Grorni(セイ ジョルニ)」の後継機となるGTSのスペシャルバーションが、3月に国内で発売されることが発表された。

特徴は低い灯台=フェンダーライト

faro basso=低い灯台と呼ばれるフェンダーライトとパイプを露出させたハンドルバーは伝統的なクラシックベスパのスタイル。それを現行のGTSで再現したのが新型セイ ジョルニの特徴。また、メーターをカバーするコンパクトなウインドシールドも個性的だ。ホイールやサイレンサーはブラックに塗装されスパルタンなイメージを演出している。

【VESPA Sei Giorni(セイ ジョルニ) 価格:79万8000円】日本国内では66台の限定販売でカラーリングは写真のセイジョルニグリーン1色のみ。シートはパイピングとホワイトステッチが施された専用デザインとなっている。

オリジナルの初代セイ ジョルニとは?

1951 年のことです。Piaggio Squadra Corse は、最も過酷で最も名誉あるレースのひとつで純オフロードマシンを打ち負かし、レース界を驚かせました。戦後、アベレージラリーが全盛期を迎えます。それは数100km に渡って極めて厳しいルートが続く過酷な挑戦でした。ライダーとマシンにとって途方もない試練の舞台です。
最も名誉あるレースは、ヴァレーゼで開催された第26 回 Sei Giorni Internazionale でした。10 台のベスパには、スタート時点では「レース用に設計されたマシンを相手に何を成し遂げようとしているのか?」と懐疑的な目が向けられました。しかしベスパは、スポーツバージョンからスタートしてレース用に特別に製作されたモデルで、少なくとも9 個のゴールドメダルを獲得してレースを支配しました。過酷なオフロードルートと、モンツァサーキットでの純粋なスピードトライアルで圧倒的な優位性を発揮し、その試練に勝利した唯一のイタリアンチームとして、ピアッジオにコンストラクターズゴールドメダルまでもたらしました。
その勝利から名付けられたベスパ「Sei Giorni」は、外観的にスタンダードモデルと酷似しており、大型燃料タンクと流線型になったシールド、シリンダー上のキャブレターを覆うために大型化されたサイドバッグが主な相違点でした。Sei Giorni モデルは、ベスパの歴史の中で最も伝説的な1 台です。アベレージラリーに参加することが運命づけられ、世界限定で300 台程度が生産されたに過ぎず、現在コレクターが探し求める最も価値ある Vespas の1 台となっています。(リリース文より)

【VESPA Sei Giorni(セイ ジョルニ) 1952年モデル】ベスパ版のRC30のような存在?!

 

いち

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本誌編集長。雑誌は生き残りタイアップ全盛期だというのに、ひとり次期型ネタを嗅ぎまわって反感を買う現代のスクープ魔王。
■1972年生まれ
■愛車:BMW R100GS(1988)

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