日本国内での発売にも期待!

オーリンズサス標準のMT-09SP登場

2017年モデルで外装を中心としたフルモデルチェンジを実施したMT-09に初めてのSP仕様が欧州でデビューした。SPつながりでMT-10SPと同じシルバーブルーカーボンカラーを身に纏い、オーリンズのリヤショックを装備した。

欧州だけのスペシャルバージョン

MT-07などは欧州での発表と同時にアメリカでも2018年モデルがデビューしたが、MT-09SPは今のところ欧州のみでデビューしている。SPならではの装備は、オーリンズ製のリヤショックでプリロード調整がリモート可能なタイプだ。フロントサスもコンプレッション&リバンウンドが左右のフォークでそれぞれ調整できるタイプになった。ちなみにSTDのMT-09は片方がコンプレッションでもう一方がリバンウンド調整という形で分担しているタイプだ。カラーリングは特別なシルバーブルーカーボンでタンクにはSPのロゴが置かれているのもポイントだ。

【YAMAHA MT-09SP 2018年モデル】スタンダードのMT-09は欧州では2017年モデルから継続となっている。
SPは、二人乗りや積載時にイニシャル調整が簡単に行えるリモート調整式のオーリンズリヤショックを搭載する。
SPのハンドルバーは黒塗装でさらにメーターも黒バックとしてイメージを統一している。フロントフォークは共にKYB製だが、SPはブレーキキャリパーマウント部にコンプレッション調整のダイヤルがある。
【YAMAHA MT-09 2018年モデル アメリカ仕様】アメリカでは2017年までFZ-09という名称だったが、2018年モデルからMT-09と名乗るようになった。カラバリはグレー(ナイトフルオ)と黒(マットレイベンブラック)が欧州と共通で赤(ラピッドレッド)がアメリカ専用の新色。ちなみに日本仕様はまだ2017年モデルのままだ。