CB1000Rと同時に、弟分となる300と125もミラノショーで世界初公開された。共有フレームやクラスを超越したアイテムを採用し、各車でデザインが異なるのがポイントだ。これでCB-R=ネオスポーツカフェは、150と合わせ、一挙4兄弟がラインナップ。国内には1000のほか、250と125の登場が確実視される。
フルLEDに豪華な脚、装備はクラスレス
「ネオスポーツカフェ」として展開される新生CB-Rシリーズ。ティザー映像で「プロジェクト NEO SPORTS CAFE」として予告されたとおり、小排気量モデルが発表された。300と125は車体を共有し、新設計のスチール製チューブラー+プレスフレームと鉄スイングアームを採用。これに300は、CBR300R譲りのDOHC4バルブ水冷単気筒、125はCBR125RベースのSOHC2バルブ水冷単気筒を搭載する。灯火類は、300、125ともにフルLEDを投入。φ41mm倒立フォーク+ラジアルマウントキャリパーとプリロード5段階調整可能なリンク式モノショックといった豪華な足まわりも共通と思われる。
CB300R
CB125R
幅広いライダーに応える新世代CB
ホンダのリリースによると、「“新世代CB”として誕生した両モデルは、ビギナーから経験豊かなライダーまで幅広い層を想定して開発し、マスの集中化を図ることで、軽快で上質な操縦フィールを目指しました。」とのこと。国内ではネイキッドのCB250Fが生産終了するため、代替モデルとしてCB300Rのスケールダウン版「CB250R」の登場が予定されている。125と合わせ、高級感があり、走りも俊敏なアンダー250カフェが国内でも選べるようになるのはうれしいものだ。